2015年06月29日

日
本のロック史創世記からロック界を牽引してきたロックレジェンドたち。
いまだ進化し続ける伝説のロッカーたちの祭典!
外道/頭脳警察/めんたんぴん/THE 卍(ROLLY・佐藤研二・高橋ロジャー和久)/三文役者
全労済ホール/スペース・ゼロ
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日本のロックの歴史を追ううちに頭脳警察の存在を知りいくつかCDやDVDも購入していますが、ライブを見たいと思っていました。4月のお伊勢参り中に伊勢市にセブンイレブンがなかったので長距離駆動してチケットを確保したものです。そのかいあってか(ホントは偶然ですが)、席はほぼ中央の3列目。 また最近外道の予習もしていますが、その他のバンドは未チェックのままライブ当日に。この会場はそれほど広くない、その中での3列目ですから臨場感が期待できそうです。開演してみると表情も指の動きもよく見える。
頭脳警察の曲数が思ったより少なく最後は外道でした。まあ、頭脳警察が最後にたくさんやると他のバンドが皆頭脳警察の前座のような感じになっちゃう危険もあります。
めんたんぴんと三文役者、THE 卍は初めて聴く曲ばかり。 めんたんぴんは HRではない初期のロックという感じが強くブルージーなのもあって、三文役者では少しハードになった。しかし初めの2曲くらいなかなか波長が合わなくて、合ってきたのは vo がサングラスとってからでした。卍は三人ですが、Bassラインが元気でプレイもすごいと思いましたね、ROLLYの叫びがZep風(Whole Lotta Love 風?)に聴こえたり面白かったです。
さて、このライブに来た一番の動機は頭脳警察なんですが、これすべて知ってる曲でした。プレー中のPANTAは仙人といった風貌、どうかするとウリジョンロートと重なっちゃいます。トシももちろんはじめて見るのですが、パーカッションの音量がやや小さめだった。曲少なく期待していただけにすぐ終わっちゃった印象があって、近くの客席からも「あれっ」という声が聞こえてきました。
外道は少し予習してて知ってる曲もありました。鳥居はなかったですが衣装も派手だし盛り上がり、、ゲドゲドさけぶ(外道! 外道 ! と言ってるはずだけど)あの曲で〆
このあと、相当な人数になるんですが全員出てきて何かやるという.....はじまってみるとこれはジミヘンのPurple Haze ではないか!? これは凄かったしライブでなければ観られない光景(DVD出ますか? カメラマンがたくさんいたようですが) 雰囲気的には「"Back in the U.S.S.R." 人見元基 山本恭司 浜田麻里 聖飢魔Ⅱ etc」というYou Tube の動画に近いですが、今回は楽器のアドリブの世界。
Purple Haze 異常に良かったのはまさに生のセッションだったから。これをやるということは、基本的に観客は皆この曲は知ってるだろうという前提なんだろう。知らなかった人も多いと思うけど。日本のロックのレジェンドが集まってジミヘンなんだから、ロックの根底は向こう側にある、どんなロックをやってる人間にとっても classic rock は教養と化しているのだろうと思いました。 ジミヘンとかzep とかもっと聴いたほうがいい。

そもそも 日本のロックの歴史を追ってなければ頭脳警察の存在も知らずここには来ていないし、ポール・マッカートニー東京ドーム公演の前にジミヘンの映画を見た、その予習でウッドストックのDVDを観ていなければ Purple Haze も知らなかったでしょう、もともと Purple かメイデンとか聴いていたといっても ロック全般には詳しくなかったのだから(だいぶ前に記述)
ロックも奥が深いですね、聴いててこれは○×風なんだけど少し違って...とかうんちくではなくて実際に感じられたら面白い。この日は別の場所で山本恭司ライブやってたらしい、そして 9月に卍と山本恭司が同じ会場でやるらしいです。
Posted at 2015/06/30 05:06:30 | |
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