Tシャツに革のジャケットを身にまとった本作の出演者ジョン・ウォーターズ(ギター&ボーカル)は、ステュワート・ディアリエッタ(ピアノ)を伴い、ポール・マッカートニーとのライバル関係、ザ・ビートルズの解散など、幼少期から、銃弾に打たれるその瞬間までの人生をジョン・レノンやポール・マッカートニーが作詞作曲した不朽の名曲に乗せてジョンの人生を走馬灯のように弾き語る。
登場楽曲:
Lucy in the Sky with Diamonds / Jealous Guy / Strawberry Fields Forever / Woman / Working Class Hero / A Day in the Life / Revolution / How Do You Sleep? / Watching the Wheels / Help / Beautiful Boy / Norwegian Wood / Come Together / Imagine /and many more…
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これ行ってきました。かなり前にチケットは確保していたのですが、まずまずの席に。今回は LET IT BE とは違ってジョン・レノンの自叙伝風の演奏です。英語ですがステージの両脇に日本語字幕が表示されます。
レノンについて良く知ってるわけじゃないけれども 有名な曲 イマジン の歌詞が何かしら語っています。この辺が参考になります。もちろん、国がなくなれば平和になるなんてわけはないのですが思想はもっと深いところにありそうです。→ジョンレノン論(ジョンの思想と宗教)
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イマジン
想像してごらん 国家なんてないんだ
むずかしくなんかないだろ?
殺したり死んだりすることもないんだ
宗教もないんだ
想像してごらん みんなが平和に暮らしていることを (抜粋)
改めて確認しておく。西洋において宗教や神から独立し、個の絶対性を公言する事は容易ではない。絶対的な孤独であっても、それは神との対話に他ならないのだ。神を排した自己探求は一般的・客観的には宗教を棄てたことに等しいわけで、これは相当に覚悟のいることなのである。ニーチェやサルトルなどはそれを成し遂げはしたが、想像を絶する苦闘(内面における哲学的葛藤および周囲との闘い)の果てに得られたもので、ジョンが時として「哲学者」と紹介されるのはここに理由がありそうだ。
ジョンレノン論(ジョンの思想と宗教)
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半ば演劇でもあり曲も聴き覚えがあるのが殆どで引き込まれます。バンド演奏ではない、ギター、ピアノの弾き語りとバスドラム+若干のSE。 弾き語りはレノンを代弁しています、LET IT BE とは違う趣きでこちらもお勧めです。

Posted at 2015/12/15 20:12:44 | |
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