1年ほど前から大昔に持っていた機材などを再入手しています。楽器のDX-7やCB機のICB-R5、ポケコンやミニミニキーボードなどです。これらはブログに記録してますけど、今回無線部屋づくりのインテリアも兼ねてBCLラジオ(Panasonicではなくこの時代)National PROCEED 2600 (1978年発売)
を再入手しました。実は前回のアマチュア無線再開局前後にも再入手した記憶があるのですが、閉局時に手放していたようです。今回はレストアされたものをヤフオクで入手、その価格は画像にある当時の定価47800円を上回ってしまいました(DX-7の場合そこまでではない)考えてみると、40年後にもこの価格で取引されるような品を当時使っていたんだなぁ..と思うと悪い気はしません。
さて、当時は周波数がデジタル表示されるのはまだ当たり前ではありませんでした。なのでBCLの楽しみについて「(ダイヤルをピッタリ)合わせた時の嬉しさがねぇ」とか言ってる友人もいましたが、デジタル表示だと合うのは当たり前になってしまいました。それでもコンディションやジャミングで難局はあるから「やっと受信できた!」という喜びもあり、もちろん容易に受信できる局の番組内容を楽しむのもアリでした。更にBFOが付いているのでアマ無線や業務のSSBやCWが受信できます。なお、周波数がデジタル表示なだけで中身の受信回路はアナログ、現在のようなDSPではもちろんありません。
27MhzにはCBの表示があるのもノスタルジックな感じです、またアマチュアバンド+放送用のバンドの表示もありました。Sメーターは受信すると右→左に振れます。逆のようですが、実は受信していない時に右に最大振れていて(感度最大)入感するとAGCで感度を落とすので振れ幅が小さくなる(左に振れるように見える)んじゃないか。
室内のロッドアンテナで短波放送が多数受信できる状態、詳しく吟味はしてませんが良好な状態のようです。普段は無線部屋の装飾用ですが、当時と同じ機種を使える状態で持っておきたいというのはDX-7などの場合と同じ気持ちですね。
BCL JK1LGK むさしのBD65
Posted at 2022/10/29 14:29:41 | |
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