2023年11月12日
TESTSET のライブ、これは高橋幸宏さんご存命の頃METAFIVEのライブに“YMO系”として参戦していた流れで脈絡のない参戦ではありません。かつてはHM/HR系と(私の言うところの)YMO系のバランスをとりながらライブ参戦していた時期がありますが、ほぼコロナ禍の時期を境としてHM/HR系が中心(+オーケストラやギタリストの公演など)となっていました。
今回、このライブに行くことにしたのは、そもそも音楽方面の始まりはYMO系からだったことに加え、keyの基礎練習をしていますが内容は汎用クラシック基礎(ハノンやチェルニー)のところ、音楽部屋作成が完了すればシンセ(nautilus)を活用して遊ぶことになるので、テクノ系の音も聴きたい、ということもあります。
TESTSETというのは...
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正式な結成は2022年だが、TESTSETにはプロトタイプが存在する。いうまでもなく前年のフジロックフェスティバル出演時のことで、彼らはまだMETAFIVEと名乗っていた――。高橋幸宏、小山田圭吾、砂原良徳、テイ・トウワ、ゴンドウトモヒコ、LEO今井からなるMETAFIVEの活動は2021年夏、中心となる高橋幸宏の病気療養で暗雲がたれこめ、東京五輪に端を発する小山田圭吾のいじめ問題の再燃で暗礁にのりあげつつあった。そこにコロナ禍が追い打ちをかける。2021年7月にリリースを予定していた2作目『METAATEM』は発売を中止(のちに同年11月の無観客ライヴの特典として発表)し、同月末の自主企画ライヴは中止となった。出演が決まっていたフジロックは特別編成で臨むとの周知もあり、METAFIVE総体がこのまま自粛モードへ収斂していくのかという漠とした不安があったればこそ、開催の是非を問う声をふまえてもなお、(私はPCの画面越しの視聴ではあったが、それでも)のっぴきならない思いを伝え来る、決然たる面持ちがうかがえたのである。
舞台のうえにいた砂原良徳、LEO今井、白根賢一、永井聖一の4名、特別編成のMETAFIVEは翌22年、TESTSETに生まれかわる。
---------METAFIVEからTESTSETへ――砂原良徳とLEO今井が語る『1STST』という新天地----
METAFIVE関係でブログ記録には「現在これがYMO直系か?」なんて書いてますが、その後坂本、高橋の両氏は他界され細野さんは音的にはYMOの延長ではないことをやっていますから、2023年の時点でYMOに少しでも繋がるのはTESTSETだけになってしまいました。(METAFIVEのライブではYMOの曲をやることもあった)
聴いた感想では、打ち込みが多くてライヴではもう一人keyがいてもいいくらいですね、一方で黙々とsyn.bass手弾き本人は気持ちいいんだと思う。高橋幸宏の1曲ありましたが黒い人民服みたいなの着てるしYMOからも1曲やってほしかった。意外とエレキ音の存在感あります。今後の方向性がまだ見えませんが、vocal以外は全て打ち込みで音を出すこともできそうなところあえてライブの意義は何か、改めて考えるきっかけともなりました(NEMOPHILAとか全部打ち込みなんてありえませんからね)
Posted at 2023/11/13 21:00:44 | |
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