2024年01月06日
正月休み最終イベントとなります。ジョン・ウイリアムズの映画音楽をオーケストラで聴くというイベントは頻回にやってるようですが、今回も入れておきました。会場は東京藝術劇場ですが過去の記録がなくここのホールに入るのは今回が初です。
さて、曲目は一度はどこかで生演奏を聴いたことがあるものになっていますが、音的には毎回違います。この会場は東京国際フォーラムなどに比べてやや小さく、昨日のシルク・ドゥラ・シンフォニーの音と比べてもダイナミックレンジが広くなり空間に80パーセントくらい飽和した感じがしました。また、この日は金管主体の編成でもあり音が違うのと鉄琴、木琴が良く聴こえたり、オーケストラというのはPAがないが会場の音響(や、指揮者・楽団の違い+自分の座席位置?)によって同じ曲でも少し違って聴こえる、というのは理屈で考えればわかりますが、実感できました。
指揮者の音楽理論も混ぜたトークも面白かったですね、いわゆるコード理論にも関係してそうです。またジョン・ウイリアムズの曲のネタ曲と言うのかoriginについても面白い。また例えば、コンピューターで作っている今の音楽のあのフレーズの元は意外なところにあったりとか、するのかもしれません。そういったこともあり、音楽史全般を眺めたいとも思っていますが、なかなか..... まずは既にkindleでDLしている坂本龍一のテキストから入ろうかと。
ちなみに、私とオーケストラの出会いを考えてみると、もちろんクラシック音楽は学校教育で出てくるし映画やテレビでもオーケストラの音を聞いてるはずですが、強く「オーケストラの演奏」を意識して聴いたのは劇場版銀河鉄道999の音楽、そしてそのサントラ『交響詩 さよなら銀河鉄道999』であったようです。すなわち、“オーケストラの演奏を聴きたくて初めて自分でお金を払った”のは中学生の時です。この時期はYMO関連も聴いていましたが、HR/HMには進んでない時期です。つまり、自分史的にメタル系よりクラシック系の方が先だったということになります。(この辺り、坂本龍一の影響もあるかもしれないんですけど)

Posted at 2024/01/07 09:40:48 | |
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