先日、THINKDESIGNのダイレクトインテークパイプを入手した件は
「子守り」当番日の過ごし方でアップしましたが、今回はその購入動機や装着後の感想・装着についてアップします。
CTはとても魅力的な車で非常に気に入っているのですが、強いて言えば、エンジンパワーがもう少しあるとなお良いんだけど・・・と思っている方も多いと思いますが、私もその一人でした。
ちなみに、私は峠やサーキットで攻めた走りをする訳ではなく、日常の通勤+αをTNPも考えながらも、もう少し余裕のあるエンジンパワーでゆったり走りたいと考えていました。
そこでTHINK DESIGNさんのブログで知ったビックスロットルを社外品フロアマトにして浮かせたお金で納車1ケ月後に装着したのですが、これは大正解でした。排気量が300cc分ほど上がったかのような車のトルク感がアップし、加速も良くなりました。(その装着に関するブログは
ビックスロットルの効果を御覧下さい。) このダイレクトインテークパイプも、ビックスロットルほどではないものの、同様の加速感のアップを感じ取れるとのことで、今回装着する事にしました。
ビックスロットルはDにて取り付けをお願いしましたが、このインテークパイプはTHINK DESIGNさんに問い合わせたところ、一般の工具で充分作業できると判ったので、自分で装着する事にしました。それに、先日の愛知トヨタツインカムでのイベントでインテークパイプを代表の佐藤さんから直接手渡しで受け取り、現車で取付方法を詳しく説明して頂いたので、安心して作業することが出来ました。
THINK DESIGNさんからは装着方法の要領書も頂きましたが、現車で説明頂いたほどの細かな説明ではなかったので、その補足をする意味で今回アップすることにしました。
ダイレクトインテークパイプに対する今までのイメージは、正直って「走り屋が非合法ながらも走りを良くする為に付ける物」というイメージでしたが、今回THINK DESIGNさんのブログでこの存在を知って装着すると、そういった思い込みが間違っていたことに気付きました。中には非合法的なものもあるとは思いますが、合法的に、エンジンパワーをロスさせずにより大きく発揮するパーツなんだということを知りました。
THINK DESIGNさんのHPによると、金属製の他の車種用のパイプだと5馬力ほどアップすることが確認されているようですが、この樹脂製のパイプは何故馬力アップが記載されていない件を先日の愛知トヨタツインカムでの展示会で代表の佐藤さんに尋ねると、
「ハイブリッドはバッテリーの状態でかなり差が出てしまい、新しい元気なバッテリーの状態と、
数年 乗って疲れが出てきたバッテリーとでは状況が違うので、馬力の表示が出来ない」
とのことでした。と言う事は、
「(馬力表示は出来ないものの)まだ新しい今のうちのバッテリーならば金属製のものと同様に
馬力がアップするはず」と私は思いました。
「これを装着しての効果は?」が皆さんの一番の関心事だと思いますが、私なりに感想を述べると、
①加速の立ち上がりが早くなり、かつ滑らかになる感じ
②強加速時のエンジンのザワつき感が少なくなった感じ
③排気量が若干大きくなった感じ
④中低速だけでなく、100km/h位まではトルク感が上がる感じ
⑤発進時にモーターからエンジンへのつながりがよりスムーズになった感じ
(⑤は
kera041さんのブログに同感です)
です。
その効果はビックスロットル程では有りませんが、確実に良くなっています。感覚的にはビックスロットル効果の半分程度といった感じでしょうか。このダイレクトインテークパイプだけでも効果は有りますが、もしビックスロットルとこのパイプを同時に装着すると、装着前後の変化に多くの方がビックリするのではないでしょうか。
(ただ、この感じは、私がビックスロットルを装着した上で、更にダイレクトインテークパイプを装着した時の感想なので、このパイプだけを装着した場合では多少感じ方が違うかも知れませんので、その点はご理解下さい。)
以上が私の装着した感想なのです。
私はTHINK DESIGNさんの回し者では有りませんが、一人のファンとして多少好意的な文面にはなっている部分があるかも知れませんが、その点はお許し下さい(^_‐)。 ただ、ビックスロットルの時も思ったのですが、もう少し、あともう少しだけでも良いので、販売価格をお値打ちにして頂けると、もっと利用者が増えるのでは?と思うのですが・・・。
前振りが長くなりましたが、最後に装着方法についてアップします。
①エンジンルーム内のエンジンカバーを外します。
今回これを外すまではずっとアルミ製だと思っていましたが、樹脂製であったことにビックリしました(驚)。写真の赤丸部分3箇所で止まっているだけのなので、真上に引き上げれば外れます。
②ヘッドランプ上のカバーのフックを3箇所程外します。
フックの中央部を上から押せばロックが外れるのでフックごと引き抜きます。
③一部をめっくたカバーの下にある2つのフックを同様に外します。
④赤丸のネジやホースの固定部を外します。
⑤ホースと干渉している部分を逃がしながらパイプを曲げたりして、インテークパイプ(写真④の青い線)外します。横にフックが引っ掛かっていますので、これは内装剥がしを押し込んで外します。
⑥エアクリーナーボックス(写真⑥の青い線)の上部のボルトと中にあるボルトの2本を外して、エアフィルターとの連結部にある締付部品を緩めて、エアクリーナーボックスを上部に逃がしておきます。この際、横にある配線チューブも外しますが、写真の様に横のフックを外せば開きますので参考にして下さい。
⑦次にインテークホース(写真⑦の青線)の上部あるフックを緩めて外し、エアクリーナーボックスとの連結部の締付治具を緩めます。
⑧スロットルとインテークホースとの連結部の締付治具を緩めます。この根元の緩め方は、写真の様にペンチでハサミ込むと中のストッパーが引っ掛かり、開いた(緩んだ)状態で固定出きるので、そうした上でインテークパイプを外します。
⑨ちなみに、納車1ヶ月後に装着したビックスロットルです。
⑩後は今回装着するダイレクトインテークパイプを装着するのですが、スロットル側の締付治具はある程度しっかりと締めても構いませんが、エアクリーナーボックス側の締付治具は締付けすぎると樹脂のパイプが変形するので注意して下さい。
⑪細いパイプ側もホースに挿入し、固定フックを付けます。
⑪以降は、元の状態になる様に外した部品を装着してください。
なお、最初に外したインテークパイプはエアクリーナーボックスの左下にあるパイプに差し込みながら装着する必要が有りますので注意して下さい。
⑫装着済みの写真です。
長々と失礼しました(・_・;)。参考にして頂けると嬉しいのですが・・・。
(追記)
コメントの中で、ビビり音や異音の件についてコメントや返答をしていますが、その件の原因が判明しましたので追記します。
「ビビり音」の件は、後日装着し直しを行なったところ、本文内写真③の樹脂フックがしっかりロックされていたなかったことが原因だと判りました。(樹脂フックが振動でくるくる回っていました(汗))。
しかし、暖気中の回転が下がった時に「多少の音」がするので、再度THINK DESIGNさんに尋ねると、それは「純正では付いてくるレゾネーターを外したことによるものですが、それが有ると吸気効率の妨げになっているので、走りを優先してレゾネータを外しました」とのことでした。
ただ、この異音もエンジンが冷めているときの暖気中にしか聞こえない小さな音であって、走行してしまえばロードノイズや風きり音で聞こえなくなっているのか、その異音には「全く」気づきませんので、その点もお伝えしておきます。
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Posted at
2012/03/21 23:53:07