【カフェ】ハンドドリップ珈琲

最近、コーヒーのハンドドリップにハマっています。
とある番組で、こだわりの珈琲器具が紹介され、美味しい煎れ方が紹介されたのがきっかけで。
豆選びも重要ですが、今ある豆を如何に美味しく入れるか？
これまでは電動のプロペラ式のミルを使っていましたが、豆の粒度が気になっていました。
細かい粉があるかと思えば洗い粒もあるし。そこで、随分昔、多分３、４０年前からある手回しのアンティーク調の珈琲ミルがあったので、これを久しぶりに使ってみました。
粉の粒度は、プロペラ式電動ミルとは歴然と差があり、苦味も抑えられて良い感じです。
でも、力が要るし粒度調整が手間、と言うかネジを動かしてしまうと、同じ位置に調整できません。
そこでミル選び、番組ではComandanteがプロも使っていて最高！とのことでしたが、
ハンディタイプの手回しのなのに非常に高価、ちょっと手を出しにくい。
そこで、比較的手頃で評価の高そうなポーレックスにしてみました。


３種類のミルで挽いた結果です。
プロペラ式電動ミル


昔からある手回しミル、細かい粉の量が多いです。


ポーレックス、粒が一番揃っています。


他にも、ハンドドリップする際の重要な要素、豆と水の分量と湯の温度、ドリップ時間をきちっとしておきたく、ドリップ用のタイマー付きスケールと温度計付きドリップポッドを購入。
ハリオ　ドリップスケール　V60


ドリップポット


美味しく入れるための番組からのメモです。
まず分量、水100gに対し、豆6〜8g（好みに応じて分量調整
お湯の温度は、92℃±4℃ （深煎り-4℃、浅煎り+4℃）
ドリップは3回に分けて（20%（1分）→20%→60％）
　　　　1回目：20％　入れた後、ドリッパーを揺らせて粉全体に湯を行き渡らせる
１分後　2回目：20％
２分後　3回目：60％　周囲のフィルター面までお湯を掛けて壁面の粉を落としながら入れる

今まで適当にハンドドリップしていましたが、ここまで細かく手順があるとは知りませんでした。
実施この方法で入れてみると、今までは後味が苦くて水を飲みたくなる事が多かったですが
同じ珈琲でもすっきりと飲めます。やはりよく出来た道具と、正しい使い方は重要ですね。
いくら自動で便利になっても、それぞれの手順の意味を理解して自分なりに工夫して行うマニュアルの感覚は私には大切です。車しかり、オーディオしかり。
This is slow life!