2018年05月26日
「フランス書院文庫」、・・(^。^)y-.。o○。
「フランス書院文庫」と言う文庫本がある。ずっと以前から名前だけは知っていたが買ったことはなかった。要するに色物系の文庫本ではある。他にもその手の文庫はいろいろあるが、何となく一番目について記憶に残っていた。
で、先日、たまたま、読む本がなくて目についたそのフランス書院文庫を1冊買ってみた。ところで、話が全然違うが、日本語には母音が5つしかないという。「あ」「い「」「う」「え」「お」、これだけである。
母音と言うのは英語では、
"A speech sound which is produced by comparatively open configuration of the vocal tract, with vibration of the vocal cords but without audible friction, and which is a unit of the sound system of a language that forms the nucleus of a syllable." from Oxford Living Dictionary,
で英語などは短母音、長母音、二重母音など山ほどある上に"vocoid","contoid"などと言う音声学的に母音と同じような音が存在する。日本人が英語の発音が下手なのは日本語の母音の数が少なすぎるからだという意見もある。フランス語も確かずい分と母音があったように思う。もうずいぶんと昔の事なので忘れてしまったが、・・。
この5つの母音がカ行、サ行、タ行、ナ行、ハ行、マ行、ヤ行、ラ行、ワ行と「ん」、この日本語の「ん」と言う音は英語の"vocoid","contoid"に似ているようにも思うが、のそれぞれの子音とくっついて日本語の音を形成している。だから日本語の音と言うのは非常に単純明快ではある。まあ、音便変化とかあることはあるが、・・。
で、その文庫本を開いてみて驚いた。ほとんど5つしかない日本語の母音の羅列とその母音が発せられる原因で文章が形成されていた。ページをめくってもめくっても「あ」「い」「う」「え」「お」の羅列ばかりで30分ほどで150ページくらい読み進んでしまった。
その辺になると「あ」「い」「う」「え」「お」の羅列を目で追っていくのに疲れてきて面倒になってさらに斜め読みの乱読が進んで300ページ以上もある文庫をほとんど1時間ほどで読み終えてしまった。これじゃあ時間つぶしにもならないじゃないか。そのまま家に帰って投げてしまったが、今回、この文庫本、普段はあまり意識しない日本語の母音と言うものを強く認識させる1冊ではあった、・・(^。^)y-.。o○。
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Posted at
2018/05/26 16:01:47
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