クルマに関するさまざまなものが値上げ
電気料金や食品など生活に欠かせないものたちをはじめ、さまざまなものの「値上げ」が続いた2022年。給料は上がらない、貯金しても利子は微々たるもので、家計にとっては出費ばかりが増える大打撃。この影響でお小遣いをカットされてしまった人も多いのではないでしょうか。
クルマに関するところでは、なんといっても原油価格高騰によるガソリン価格の右肩上がり。ついに、政府が燃料価格激変緩和対策として、元売りに補助金を支給することになりました。2023年からは、その補助金も月に2円ずつ減少させていく方針なので、再びガソリン価格が値上がりしてしまう可能性もありますね。
では、ガソリンのほかにクルマ関連で値上がりしたものには、どんなものがあったのでしょうか。まず、2022年4月に値上げが実施されてから、9月に再度値上げされたものといえば、クルマに欠かせない重要部品であるタイヤです。タイヤ原料価格の高騰が主な理由で、企業努力のみでは価格維持が困難になったというのがその理由でした。
ブリヂストンは、商品によって3%~8%程度、ダンロップやヨコハマも最大8%ですが、なかにはコンチネンタルやトーヨーなど最大10%というところも。1本1万円だったタイヤが、値上げ後は1万1000円になって、4本だと4000円も値上がりしてしまうのですから、これは痛い出費ですね。
カーナビやドラレコも……
半導体不足の影響によって、ドライブレコーダーの値上げもあった。数百円ではなく数千円ないし1万円超えなんて話もあったくらいだ。1度買えば長く使えるとはいえ高額商品の更なる値上げは痛い出費になる。
そして、タイヤを装着するために欠かせないホイールについても、主要メーカーが2022年7月~10月頃に相次いで値上げを実施。とくにアルミホイールは原材料の価格高騰が激しく、値上げ幅もブランドによっては1本あたり1万2000円~1万3000円程度アップした例もあるほど。1台分で4万8000円以上もの差がつくのは、衝撃的でした。ただ、大幅値上げをしているのは鍛造ホイールが多く、鋳造ホイールの場合は5000円程度と値上げ幅も小さめのようです。出費を抑えるなら、鋳造ホイールをチェックしてみるといいかもしれないですね。
さらに近年、あおり運転対策や万が一の事故に備えて装着する人が多い、ドライブレコーダーも2022年は各社が値上げを実施しました。4月にJVCケンウッドがカーナビを含む最大25%の値上げを実施。こちらは原油価格高騰や原材料費の高騰に加え、半導体不足の影響で部材の調達比が増幅していることも理由となっています。5万円のドライブレコーダーなら1万2500円の値上げということで、いつ使うかもわからない安心のための備えとして購入するには、ちょっと痛い出費となってしまうことも……。12月に値上げをしたCOMTECでは、3000円~5000円程度の値上げとなっています。カーナビについては、ただでさえ低コストなディスプレイオーディオの普及に押されているところで、逆風がさらに強くなってしまった感があります。
さて、原油価格の高騰と聞いて心配している人も多いように、エンジンオイルやギヤオイル、添加剤なども値上げが続いています。1年前は2200円だったエンジンオイルが、2022年9月には3000円まで値上がりするなど、1缶あたり1000円程度の値上がりをしたことに驚きました。それでも、日本は欧米に比べてオイルの価格が安価だと言われており、今後は欧米の水準に迫るまで値上がりが続くのではないかという見通しもあるようです。
ということで、クルマ趣味が生きがいだったり、日常のアシとして欠かせない地域では厳しい時代になってしまいましたが、セールをめがけて購入したり、ポイ活でせっせとポイントを貯めて値上げ分を取り戻したり、あるものは中古品を活用するなど、工夫して乗り切っていきたいですね。(まるも亜希子)
車
と言うのは化石燃料の塊みたいなものだから石油が上がれば価格も上がるだろう。燃料のガソリンや軽油、タイヤはやはり石油、金属の精錬にも電機や石油が必要、特にアルミは精錬に大量の電気を消費する。電子機器も半導体不足もあるが、その半導体には大量の金が使用される。金の価格が上がっているので製品も値上げせざるを得ないだろう。車を作るにも大量の電気が必要だし、車のプラスチック部品も石油で作られる。エンジンオイルはもろ石油、その他のグリースや稼働油なども石油が原料、シートの化繊やクッションなどのスポンジも石油、うーん、やっぱり車って石油の塊だなあ。そんなわけで原材料から工作に必要なエネルギーまですべて上がっているのだから値上げもやむを得ないだろう。我慢だなあ、・・(>_<)。
Posted at 2023/01/28 21:56:04 | |
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