岩屋毅防衛相が剣が峰に立たされている。海上自衛隊哨戒機へのレーダー照射問題で、どうも毅然(きぜん)とした姿勢を示せず、逆に、韓国に「海自機が低空威嚇飛行をした」「日本が謝罪しろ!」などと言われ放題なのだ。自衛隊員の命が危険にさらされているのに、加害者が被害者ヅラする異常事態を放置していいのか。
「日本は残念ながら『韓国に売られたケンカ』に負けつつある。岩屋氏はイザというときにピリッとしない。これは国益に反する。確実なデータを示し、韓国の『非』を徹底的に訴えて、勝ちきるべきだ」
「国会の爆弾男」こと、日本維新の会の足立康史衆院議員は、悔しい現状をこう語った。
韓国国防省は24日、自衛隊機が韓国艦艇に「威嚇飛行」をしたと主張する証拠として画像5枚を公開した。捏造(ねつぞう)説まで出る、極めて怪しい画像だったが、岩屋氏の反応は鈍かった。
「見たが、ちょっとよく分からない」「(自衛隊は)国際法規、国内法にのっとって常に適切に警戒監視活動を行っている」などと記者団にいい、最後に「韓国とは、地域に共同責任を持つ者同士として、未来志向の関係を作らせてほしい」と語ったのだ。
どうして、「韓国はウソをつくな!」と強い抗議をしないのか。韓国では「未来志向=日本が譲歩する」と受け取られている。
岩屋氏は1957年、大分県生まれ。早大卒業後、鳩山邦夫元総務相の事務所に勤務し、大分県会議員を経て、90年の衆院選・旧大分2区で無所属で初当選した。当選8回。自民党から、新党さきがけ、新進党と渡り歩き、自民党に復党した。
今回の件で、防衛省・自衛隊内から「もっと決然と対峙(たいじ)してほしい」という嘆きだけでなく、官邸周辺でも「ガチンコ対決する局面には不向きな政治家」との評が固まりつつある。
米国政治に詳しい福井県立大の島田洋一教授はツイッターで「今は事実上防衛大臣がいない状態なので、統合幕僚長の発信が重要となる」と発信した。
ネット上でも、岩屋氏への失望感が広がっており、「小野寺五典前防衛相の再登板」を求める書き込みまで登場した。
政治評論家の小林吉弥氏は「岩屋氏の発言を聞く限り、物足りない。もっとハッキリと自分の色を出すべきだ。このままでは、内閣支持率にも影響しかねず、参院選の逆風になることもあり得る」と語っている。
まあこの人個人の問題だけじゃなく他にもいろいろ要素があるんだろうけど日本最大の強制執行機関の長としてもう少し言い方があってもいいのかもしれない。そのあたりを踏まえて、また士気の問題からも統合幕僚長がああいう言い方で韓国を非難したのかもしれない。向こうは国を挙げてレーダー照射問題の隠ぺいを図っているんだから、その写真について問われたときに「こんなしょうもないものを出してきて独立主権国家を誹謗中傷するなどとんでもない暴挙で失礼極まる。当面は韓国防衛関係者とは会わない」くらいは言ってもよかったんじゃないだろうか。大体、未来志向とか言っても文政権下の韓国は関係を修復する気などない。ガチンコ勝負なんだからなあ、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2019/01/31 10:28:50 | |
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