2010年8月17日(火)
ホテル祖谷温泉のケーブルカーを堪能したあと、また細いクネクネ道を30分ほど走って、この日の宿に着きました。
この日の宿は「
ホテル秘境の湯」という名前なんですが、整備された国道沿いのロケーションや近代的な建物の外観などから「秘境の湯」というネーミングは全くイメージとあっていません。
そもそも、ケーブルカーのある二つの温泉宿(「ホテル祖谷温泉」と「ホテルかずら橋」)はどちらも一人旅の宿泊を受け入れていないので、仕方なくここを予約したのですが、今回の5泊6日の大旅行の中で値段的にも、ここが一番お高い宿でした。メリットとしては、ケーブルカーのある二つの温泉宿の中間地点でもあり、観光スポットとしての「祖谷の蔓橋」にも近いといったことが挙げられるでしょう。
当初の予定では、この日はチェックインしたらそのまま宿でゆっくり休んで、モバイルパソコンで写真の整理などをしつつ、これまでの道中のあらましをブログにUPしてしまうつもりだったのですが、
さすがに「秘境」なだけあって、E-mobileは圏外で繋がりません(><)
それなら温泉にでも入ろうかと思うと、この日は定期清掃中で午後5時過ぎまで入れませんとのこと。時間は午後4時で、まだ日が高いし退屈です。
何気なく窓の外を見ると、すぐそばの国道を挟んだ向かい側の山の斜面にモノレールのレールのようなものが見え隠れしています。なんだかわからないけれど、時間もあるし確かめに行ってみようと、ターくんで出掛けました。
ホテルから2分で、「道の駅」みたいな土産物屋ふうな建物の前の駐車場に到着。
そこが「
祖谷ふれあい公園」の入り口でした。建物の裏から、おおきなアーチ型の歩道橋が伸びていてその先にモノレールの駅があるようでした。
駅舎へ着いてみると、てんとう虫のような形をした乗り物に子供たちが群がっています。
「モノライダー」というらしいです。係りのおじさんに、「乗れますか?」と尋ねると、きっぷの自動販売機を指し示されました。1回400円で420mのコースを1周出来るようです。
アップダウンのあるうねった傾斜地にクネクネとレールが這わせてあります。
向こうの山の中腹に「ホテル秘境の湯」が見えてきました。
けっこう山あり谷ありの面白いコースレイアウトでした。
1周してもとの駅舎に戻ってきました。手前側には予備の車輌の待機場と車輌を出し入れするためのトラバーサがありました。
係りのおじさんは「なかなか見晴らしが良かったでしょう。」と得意気でした。「これっていつ頃出来たのですか?」と尋ねると、「平成15年です。」との答え。
事前の調査にももれていて、予定もしていなかったモノライダーなる乗り物に乗れて、大満足のよーのすけでありました。
さて、まだ日が高く、時間があります。ここからクルマで10分くらいのところに「
祖谷の蔓橋」があるはずなので行ってみることにします。
駐車場が500円、蔓橋を渡るのにさらに500円と、いかにも「観光地」な雰囲気がよーのすけの気に入りません。が、たまにはこういうのもよいかと我慢することにしました。
駐車場から10分近く歩いて、蔓橋が見えるところに来ました。
蔓橋は料金所のほうから一方通行で渡るようになっています。料金所付近はすごい人だかりです。
みなさん、恐る恐る渡っています。
たしかに、ゆれるし、足元はスカスカで下の川が透けて見えているしで、スリルがあるといえばありますが、よーのすけはこういうのは案外平気なんです。
渡り終わったところからさらに100mくらいのところに琵琶の滝というのがありました。
こうやって観光地を経巡るというのは、よーのすけは普段ほとんどしないことなので、新鮮な気分でした。
本日の走行距離=239Km(累積768Km)
(2日目、おしまい)
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知られざる鉄道 | 日記
Posted at
2010/08/23 19:45:20