突然ですが、ブースト圧のお話。( ̄▽ ̄)
まぁまぁ長文でテキストOnlyなのでBGMをどぞw
GH8はノーマルのブースト圧が0.8~0.9辺りで、
うちの赤ターボは今1.0~1.1にしてます。
ECU書き換えのみのブーコン無し。
耐久性を重視してあまり上げたくなかったのが一番の理由ですが、
「とりあえずブースト上げて速くしよう」的な考えもあまり好きではないから(爆)。
ブーコン付けてないのも根っこは同じ拘りです。
そりゃブーコン付けりゃレスポンス良くなってクイックになるし、ブースト上げればピークパワーも上がる。
でもそれってなんだかねぇ……っていう例のアレ(何)。
そんな、ワタクシ得意の
セルフ拘束縛りプレイでナンダカンダ今までやってきたワケですが。
ふと、
もしかして、これではクルマのスペックを出しきれていないんじゃないか?と思った。( ̄  ̄;)
GH8の実力はまだ奥があるんじゃないのか?
某お友達が最近ブーコン付けて1.2までヤッちゃったそうだし、
噂では1.5掛けちゃってる個体も居るとか…
…実際、どこまでいけるんでしょ?と。
ブローのリスクを出来る限り抑えた安全範囲で、GH8のブースト圧はどこまで上げられるんだろうか。
それに、ただパワーとレスポンスを出しても、直線踏むだけなら良いけど、曲げながら踏む状況で扱いやすさも残しつつ、っていう話。
その為にはまずGH8に付いているVF47というタービンを知らねばならぬ。
が。
これが全然わからんのだわ。(¬_¬)
せめて類似車種とのタービンサイズの差でもわかればと思って色々チマチマと調べてはみましたが…
肝心の
“容量” が調べても全然出てこないんじゃどーにもならん。┐(´д`)┌
IHIに問い合わせるしかないのか。
以下はその副産物(笑)。有りそうで意外と無い、タービン型式一覧。
インプ&レガシィのツインスクロールに絞ってます。
左から車種、タービン型式、ノーマルブースト圧(低めで出してます)。
・GDB GRB スペC VF37※
・BP/BL 前期AT VF38 1.1
(・BP/BL 前期MT TD04)
・GDB C~G(中,後期) VF39 1.4
・S203/S204/RA-R VF43※
・BP/BL 後期AT VF44 1.1 EJ20X
・BP/BL 後期MT VF45 1.1 EJ20Y
・GH8 VF47 0.8 EJ20X
・GRF/GVF VF48
・GRB/GVB/VAB VF49 1.4
・S402 VF51
・R205/S206/S207 VF56※
※スペC系搭載の37、43、56はボールベアリング
VF47は、GH8にしか搭載されてないからデータが全然なくて参考にならないw
同じエンジンでもレガシィでは違うタービンだし。
BP/BLなんか前期後期ATMTで4つもタービン使いわけですよw
一昔前までのスバルが如何に変態的拘りのクルマ作りをしていたか、って事か。
それに比べてGRB~VAB世代の手抜き感…(爆)
VABはエンジン型式も20Yに “先祖返り” している謎…
GH8が「歴代インプ最小タービン」と言われるのも、ちゃんと容量の数値で見てみたいんですが。
まぁ、ノーマルのブースト圧を見る限りはその通りっぽいし、下手したら「スバルターボ最小タービン」なのかもw
ただ、
小耳に挟んだレガシィ業界のノウハウによると、
BP/BLは1.2以上掛けてもメリット無しらしい。
それ以上掛けても燃料カットが入って、無駄にタービンとエンジンに皺寄せがいくだけ。
ということは、
同じ世代同じエンジンのGHも同じじゃないのか?
現車合わせをしていただいたOさんも、「ノーマル圧からすると1.1~1.2くらいが妥当なんじゃないですかね」みたいな事を言っていたような気がする(笑)。
当時は深く考えず(難しい事もわかっていなかったしw)、「リスクと引き換えの速さより、壊れない信頼性で」と1.1でお願いしていましたが、
仮に1.3とか掛けても意味が無かった可能性。( ̄~ ̄;)
もしそれ以上を求めるとなると、インジェクターの容量を上げれば良いのか、エンジン自体のキャパなのか?
そうなると…
違うエンジン積んだ方が早くね?ってナルヨネーwww
(この辺難しくてよくわからないので詳しい人がいたら教えてください。( ̄▽ ̄;))
てーか…
この
20Xというエンジン自体が謎なんですよね。
搭載車種はBP/BLのAT、GH8。
4レガでは前期後期でそれぞれ違うタービンと組み合わされているし、“GTカー” のATに使った仕様よりも更にデチューンした(と思われる)仕様を “ホットハッチ” のWRXに載せるという、よくわからない戦略。
(当時、スバルはインプレッサという商品の性格付けを変えようとしていたので、GH8がホットハッチかという点は議論が残りますがw 少なくともノーマルの乗り味はそのグレード名の通り、完全にマイルドGTカー。
もっと現実的に考えられる背景は、前期BP/BLがオーバーシュートでブローするトラブルが多かった為に、同じエンジンを積んでデビュー間近だったGHのタービンを慌てて小さい物に替えた可能性。BP/BLの後期よりもGHの方が先に出てるので)
更に調べると、
GH8のVF47をポン付け純正流用でパワーアップさせるには、
その前期BP/BLのVF38になるようで。
でも結局それって20Xのキャパ自体は変わらない訳だし、
先に挙げた「1.2以上掛けてもメリット無し」そのまんまになるだけやん。
むしろ20Yより回らんカムな分、よりショボいww
つまりそれがGHの限界。
飛躍したければ素直にEJ207Hを積むしかない。
か、
あくまでどこまでもアイデンティティに拘るなら、
ブロックだけ20Xを残して、20Yヘッド+VF38でレガシィ化するか。
それも虚しいが。
認めざるを得ない。
GH8のEJ20X+VF47は、
おそらくスバルターボで一番ポテンシャルが苦しいクルマであるという答えに行き着くwww
ファイナルギアも4.1だしね(笑)。
(それでこそ下剋上し甲斐があって燃える訳ですがw)
で、色々調べてあーだこーだ考えた結果。
現状、案外悪くないバランスの所にいるのかもしれず、これ以上のブーストアップはメリットは薄く、むしろリスクだけが増える可能性がある。
レスポンスアップを主眼としたブーコン導入は意味が有るかもしれないけど、それも掛けるコストと手間と、望む結果が得られるかどうか。
と、なると…
結局一周回って元の位置w 現状維持、カシラww
※本件は、データの裏付けが無い、あくまで素人個人の推測・考察です。
Soco'n'Toco YOLOsick !!
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GH再考シリーズ | 日記
Posted at
2019/04/04 18:00:16