![2月の読書 2月の読書](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/046/762/043/46762043/p1m.jpg?ct=d9b1afe6efd7)
久しぶりにサーキット走ったらやっぱ良いな♪(・∀・)
と、思い、
そろそろホンマに大型メンテ代を貯めようとか思いつつ、
…ウン万円の靴を衝動買いした一昨日w
ケイト・エリザベス・ラッセル 『ダーク・ヴァネッサ』 (2020)
原題『MY DARK VANESSA』
出版社の販促戦略に見事にハメられたな、という読後感。
帯にデカデカと書かれた「ラブストーリーの中にいると思っていた少女がサイコホラーの中にいた」なる文言と、
かのスティーブン・キングが寄せた「読むのが辛く、読むのをやめるのはもっと辛い。巧みに構成された、ダイナマイトのような作品だ」という太鼓判。
スティーブン・キングと言えばホラー小説の大御所。
となると、タイトル『ダーク・ヴァネッサ』と併せて連想される内容は「序盤は甘い恋愛話だが、男に騙された少女が一転してドロドロの復讐劇を繰り広げ相手を追い詰めて破滅させる」みたいな?
と思って読んでいくと、いつまで経ってもサイコホラー要素なんか出てこない。復讐劇ですらない。
敢えて乱暴な雑な一言で言えば「42歳のロリコン教師ストレインと15歳の少女ヴァネッサの猥褻な関係が、周囲にバレても、10年近く経っても、共依存的な状態から抜けられない」という話。
ストレインは打算的で狡猾な自己中人間で、ヴァネッサを上手く手懐け丸め込んで、事が露見した時には彼女を切り捨てて自己保身に走りながらも、ヴァネッサからは信頼を得続けようと八方美人の話術を巡らせる。
結果ヴァネッサは退学になるのだが、彼女自身は彼を “愛している” と思っている。
その後もストレインは度々ヴァネッサと逢瀬を続けるが、一方でヴァネッサの時と同様の手口でまた新たな生徒を手懐けようとする。
ストレイン目線で見ればヴァネッサは言わば “捨てるには勿体ないからキープ” している存在。
逆にヴァネッサにとってストレインは、初めての相手であり自分を特別な存在と言ってくれる絶大な存在(それがストレインの “グルーミング” の成果なのだが)。
そんな関係がダラダラ続きながらも徐々に逢瀬の頻度は落ちていった。
(だが、作中では明言されないが、どうもストレインはその後ヴァネッサ以上に “上手くいった” 事例も無い様子で、それがヴァネッサをキープし続けている動機なのだろうが、情緒面が成長していない大人な為、ヴァネッサに母性を求めて依存している面もあり、次第に性的な欲求よりもそちらの方が大きくなっていく)
そして23歳になったヴァネッサに「ストレインが女生徒への性的虐待で訴えられた」との報せが。
訴訟を起こした女性や記者から接触され「貴女の証言が加わればあの男を刑務所に入れられる」と協力を求められる。
しかしヴァネッサは「私は自分が被害者だとは思っていない」と拒否。
それをキッカケに15歳以降の自身を定義する価値観と向き合っていくことに。
あまり気にする人はいないかもしれないけどワタクシはいつも結構気にする、原題と邦題の差違。
『ダークヴァネッサ』と
『My Dark Vanessa』
このたった一語の違いで大きく印象が変わる。
“My” が付くことでVanessaに対して親愛の情を向ける相手の存在が意識される。
この印象の差も、帯の宣伝文句と併せて(良く言えば) “販促の妙味” 。
ぶっちゃけ。
スティーブン・キングの口添えが有ったから売れた本じゃねぇの?と。
じゃあホラーでもないのにどこからスティーブン・キングが出てきたん?という疑問は、あとづけの解説に答が。
著者の父親が仕事上の付き合いがあったそうで、まんまコネやんw
という “大人の事情” 面が「なんだかなぁ(¬_¬)」なんですが、
それを抜きにして “未成年者への性的虐待のケース分析” という面だけを純粋に見ると、ご都合主義的な部分も殆ど無く、非常に丁寧に真摯に作り込まれた良作だと思います。
外部要因で評価が乱れるというのは作家としては不本意なんじゃねぇのかなぁ…
で、↑の作中で重要な小道具として何度も出てくる、ナボコフの『ロリータ』。
良い機会だから再読しようか…とか思ったものの、…アレ、読むの面倒臭いんですよねw
註釈だらけでサクサク読み進められないし、そもそも作品自体難解だし。モウイイヤ(; ̄З ̄)
以下余談、というかほぼ あすきーさん にしか通じないゲームの話w
FallOut3、まだまだやってます。
初挑戦のDLCを順番にこなしていってる最中。
とりあえず順番に、Anchorage→Pitt→(本編放置中なのでBroken Steelは後回し)→Point Lookout←イマココ。
Anchorageの報酬がバランスブレイカー過ぎるという話を聞いていたけど…その通りだわw
報酬もやけど、バグ技のゲイリー法がやべぇw
CND減らない10mmマシンガン・アサルトライフル・ロケランを持って帰ってきたけど、修理要らずってのがこんなに便利だとはねw 大量の弾薬も持ち帰ったからウハウハ。
もう1周プレイするとしたらAnchorageは出来るだけ早いタイミングでやりたいね。(そこに到達するまでのミュータントの群れがキツいけど)
…でも肝心のガウスライフルは途中のスピーチ失敗して入手しておらずw むしろあんな所が入手トリガーなんて思わねーべw
Pittは街の雰囲気が結構好きだなぁ。
これもどーせ丸腰にされるから低Lvで来ても大差無さそう。鉄集めで装備はたっぷり揃うし。
今回は奴隷解放ルートにしたからレイダーから蜂の巣にされまくってスティムパックだいぶ使ったけど、アッシャールートなら楽やろうし。
しかしまぁ、Anchorageに比べると報酬の小振り感はある。衣装バリエーションが増えたくらいで劇的な物は無いよね。
んでPoint Lookout。まだ途中ですが、メインシナリオ短くね?( ゚д゚)
到着早々、屋敷を無視して探検してたら異形のおっさんクリーチャー達に襲われ、激強グールに襲われ、エラい目に遭うw
一旦メガトンに戻って、チート装備のステルスアーマーに着替えて再上陸。近接武器にすれば複数の敵相手するにも気付かれにくいし、とシシケバブも用意(炎ダメージupとクリティカルダメージupのアビリティも有り)。
この戦法無敵過ぎるwww
おっさんクリーチャー、デブ以外 一撃w
グールは無理に相手せずにやり過ごせば良いし、ステルスアーマーあかんやろこれw
ソンナコンナでマップを一通り埋めてからメインシナリオ開始。
屋敷を襲撃してくる原住民みたいな風貌の過激なヤツら。
完全にザコモブの見た目してるクセに硬ぇし痛ぇ!!Σ(`Д´ )
ステルスアーマー壊れるか思たw
でも出現パターンわかって最初からステルスしておけば全く気付かれず一方的に無双可能。
…ステルス+シシケバブ…バランスブレイカー過ぎる…
でもこのDLC、ふつーにやったら敵強すぎね?( ゚д゚)
他のDLCに比べて新武器もショボ過ぎるし。マゾいわー。
んで、我が物顔でそこら辺跋扈してるおっさんクリーチャー達はメインシナリオとは関係無しかよ!w
という感じで、Point Lookoutももうすぐ終わり。次は宇宙船ですなー
ホント、このゲームやってて思うのは、
旧き良きコンシューマゲームの醍醐味が全部入ってる。
本当にチェック洩れなのか意図的なのかはさておき、バグ技が多い事もその魅力の一つ。
バグ=不具合・チート=ズルとして排除する日本人と、バグやチートもゲーム文化の一部と許容するアメリカ人の違いも出てると思うけど。
イマドキのFullオンラインゲーやスマホゲーにはこういう楽しさは無いもんね。スタンドアローンコンシューマでこその要素。
幸いワタクシはXbox360なので、(PS3の本体メモリの少なさに起因すると思われる)処理落ち&フリーズ案件はたぶんそんなに被害無し。一応発生してはいるけど今のところ低頻度。BS最後の空軍基地でどうなるかシランケド。
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Posted at
2023/02/28 19:19:34