Thomas_のブログ一覧

獣医さんの仕事は、ペットの犬猫の客を取り合うことだけではないんだよ。

普段我々が口にする食肉の牛、豚、鶏などの家畜、動物園や水族館にいる動物、競走馬、そして野生動物も怪我もするし病気にもなる。


※画像は北海道ひがし農業共済組合ホームページより

鳥インフルエンザ、狂牛病、口蹄疫そして、SARS（サーズ）やMERS（マーズ）等、人間にとっても放置できない問題もある。
地方の獣医師、特に産業動物獣医師不足は深刻ではないのか。

７月９日

【古典個展】

獣医学部増設の意義　大阪大名誉教授・加地伸行

さて、
加計学園理事長と首相がお友達だから、加計ありきとか、「総理のご意向」で「行政がゆがめられた」とされる、加計学園問題って何なのさ？

本件に詳しい高橋洋一氏の記事等を中心に経緯をまとめてみた。

７月日（日発行）

高橋洋一　日本の解き方
前川氏招致でも残った疑問、厳しい追及に不可解な回答　認可と天下りは密接な関係

２００３年３月文科省告示は、新設の認可制度を持ちながら、獣医学部の新設認可は申請を出せない、認可するかどうかではなく申請さえも受け付けないというものだった。

内閣府側は、申請もさせないのは問題だとして、獣医学部の新設に関して１５年６月にとりあえずの妥協策として、いわゆる「石破４条件」が作られた。

石破地方創生相時代に、獣医師不足が深刻な自治体からの獣医学部新設要請があったが、既得権益のため新設させないよう、獣医師会の陳情で決定された条件だ。つまり、獣医師会による政界工作の成果だと言えよう。
文科省と獣医師会の抵抗と妨害は凄まじかったらしい。

その後、「総理の意向」なる文書が文科省内で作られ、１６年１１月に「広域的」という方向が特区諮問会議で示されたが、「複数校」の設置を認めると判断した獣医師会が「１校限定」へ奔走し、１７年１月に内閣府・文科省の連名で、文科省告示の「特例」が出された。

渦中の前川氏のいう「行政がゆがめられた」というのは、認可申請において、「門前払い」だったのが「申請してもいい」となっただけで、単に恨み節でしかない。
行政を歪めたのは文科省と獣医師会だろう。

閣議決定された「石破４条件」が「総理のご意向」で破られたと問題視し、熱心に追及する民進党の玉木雄一郎幹事長代理（４８）が平成２４年に「日本獣医師連盟」から１００万円の献金を受けていたことが分かった。

父と弟が獣医師で、既得権益を守る側の立場だったようで、またもやお家芸のブーメランとなった。
テレビでも、「加計学園問題には違法性はない」とはっきり述べたｗ

国家戦略特区というものは、省庁が握る許認可権に切り込もうとしたものである。

四国４県の知事が言うまでもなく、四国に獣医学部がなく１０年以上前から誘致するも、何度も文科省から門前払いだった。
総理は地元の要請を聞き入れて獣医学部設置を進めようとしていただけのことである。

それが、今般、５０年ぶりに今治に決定し、今治市の獣医学部誘致に応じたのが加計学園だけだったわけで、「加計ありき」というのは、野党と左翼メディアの描いた茶番でしかない。

７月１日（６月３０日発行）

甘辛争論／辛坊治郎「一強」政権より強い官僚支配

ところで、地方創生相って、地方の発展を阻害する役割でしたっけ？
教えて、石破さんｗ