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福島は安全だ

と言い続けてきた早野龍五教授の「被ばく論文」がディすられている。


早野龍五東京大名誉教授(２０１３年４月YouTubeより）

新聞紙上では見逃していたこのニュースは、ＷＥＢ記事を読んでも何のことだかわからなかった。

住民被曝データ、同意得ず研究利用　福島・伊達市が調査へ

テレビなどでもあまり報道されていないようだが、その論文とは
＞＞早野龍五事務所
英語なので分からないｗ

が、福島県伊達市住民の個人被ばく線量を分析した論文だという。
これを、反原発派が活発に“早野叩き”をしているところをみると、なるほど、察した。
要するに、数値が低いので反原発派にとっては都合の悪いデータであるのだ。

早野叩きで終わらせていいのか～被ばく論文の意義と実相～／BLOGOS

だが、「問題」となっているのは、

福島県伊達市が住民に実施した被曝線量測定のデータの一部が、本人の同意がないまま研究者に提供され、論文に使われていた

使われた約５万９０００人のデータのうち、約１００人は研究に利用することに同意しておらず、約２万７０００人は同意書を提出していなかったことが市議会で問題化

という部分だ。

これって、個人を特定しているデータなの？
開示されたら困るような個人的な情報なのだろうか。
そもそも、同意が必要なの？

てゆうか、問題があるとすれば、大学でも研究者でもなく、伊達市の方だろうよ。

被曝論文、撤回不可避に　データ再提供得られず

伊達市側の対応についても問題があるとは思えないが、

住民の信頼を得られる見込みがないため、データを再提供する考えはない

という言い草はどうかと思う。
市民へのお詫びが必要かどうかも疑問だが、まずは経緯の説明くらいはしたらどうだろうか。　

ただ、
「早野氏らが点検したところ、線量計に記録された１カ月分の被曝線量を３カ月分として計算していた誤りが判明、掲載誌に修正を申し入れた」
というチョンボもあったようだ。

まぁ、反原発派が攻撃する口実を与えてしまったわけだが、仮に線量が3倍の数値だったとしても、被ばくについては問題のない数値のようだ。
これについても、訂正すればいいと思うのだが、しないんだって。

ほとんど、言いがかりに近い理論だと思う。
いずれにしても、反原発の勢力が、推進派を叩くためのネタとして使っているだけだということだけがわかった。