2024年04月03日
難病が完解したら絶対乗ると心に決め、それを支えに、嫁と一緒に3年以上にわたる辛い闘病生活を乗り切り、4年前のこの季節、我が家にやって来たF80M3。
その後、今日まで食べるものに気を付け、しっかり休むなど心がけることで、幸いにも大きく再発することなく、メタルバンドのライブもやれるぐらいまでに復調し、F80M3への愛着も増すばかりとなり、共にカーライフを楽しんでいく心積もりでおりました。
しかし、そんな思いとは裏腹に、日に日に大きくなっていく別れの足音。
誰が悪いのではなく、全ては私の身勝手な我儘が引き起こしたこと。
過去の愛車たちとも何度となく経験したことであるけれど、こればっかりは、いつまで経っても慣れる気がしない。
愛車は、単なる道具ではなく、魂を宿した人生の伴走者であり、時にそれ以上の存在であるのと同時に、この決断は自分がしたこととはいえ、気持ちの落としどころがないから。
間もなくやってくる次期相棒を迎えるために、そして、この気持ちに区切りをつけるためと、心地よい春の陽気の中、最後に、M3をピカピカに磨き上げることにいたしました。
この4年間の良き日々を何度も反芻しながら、黄砂で汚れたボディにシャンプーをたっぷりと吸わせたスポンジを掛け、AUTO GLYMで念入りに磨き上げた後に、車内のプラパーツにシリコンスプレーで艶出しを行い、フロアマットを取り出して、後部座席のマットに、掃除機のノズルを向けたその時、
去年のこの季節、舞い上がる桜とともに、天に召された愛犬RANDYの柔らかい体毛を見つけた途端、気持ちが溢れて、その場から動くことができなくなってしまったのです。
昼飯が出来たことを告げに来た嫁も、私の様子を察してか、「なんか寂しくなるね。」と背中越しに呟いた後、「ピカピカにしてもらって良かったね。」とM3のテールにそっと触れ、再びキッチンへと戻っていったのでした。
洗車が終わり、ブースト計、ドラレコ、レーダー探知機などを取り外し、BBSのホイール、死闘を繰り広げたリアスポ、ナイトライダー風ギミックが楽しいGTSテールは装着したまま、最後に、bm3のStage0をノーマルに戻すか迷ったものの、コールドスタートOFFやMAXクーリングなどの機能は、次のオーナーさんにも気持ちよく、そして大切に乗ってもらえるようにと、そのままにしておくことに。
こうして、我が家に来た時と同じ姿へと戻ったM3に、「きれいになったね。本当にありがとう。」とキーをロックすると、大好きだけどさよならをしなければならない自己矛盾がたちまち沸き上がり、春の暖かな日差しに佇むM3が、咲き散る桜とともに、やがてここからいなくなることの現実に、自らの不義理に目を背けることも出来ず、ただ身構えるしかなかったのでした。
Posted at 2024/04/03 17:01:13 | |
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F80M3 | 日記
2024年03月12日
バレンタインデーのプレゼンテーションが、レギュレーション付きながら存外にうまくいき、色々と物色し始めた2月中旬。
そして、昨年の3月に桜とともに空高く旅立っていった愛犬RANDYの誕生日に、候補を1台に絞り込み、嫁の決裁も取り付け、つい先日、支払いを全部終えて、めでたく納車を待つばかりとなったのですが、、、
実際のところ、以前のように納車を一日千秋の思いで待ち焦がれるなんでことはなく、かといって楽しみではないかというと、勿論、楽しみではあるものの、どこか息苦しさというか、時々、海面から口を出してうまく呼吸ができないような、そんな感じがしてならないのです。
今も異物のごとく、心根の端に引っかかっている、嫁が言った「実は心から望んでいないのではないか。」との言葉。
まだ空気は冷たいながらも春の陽気が心地よい晴天に恵まれた先週の日曜、久方ぶりにF80M3のハンドルを握り、近所に走りに行った時のこと。
相変わらずS55のフィーリングは絶品、好ましいショックを意図的に知らせてくるDCT、ダイレクトでインフォメーション豊かなハンドリング、轍ごときではミシリともしないボディ剛性などなど、速く走らせなくとも気分は高揚し、いかなるステージでもMであることの存在を感じさせてくれる仕立ては、歴代M3と同様、手を掛ける度に磨かれ、私に応えてくれるかのよう。
そして、とある信号待ちで先頭になり、メーターパネルを見つめていると、根源的な疑問が沸き上がってきたのでした。
「なぜ、こんな素晴らしい車を手放さなくてはならないのか?」
それに対して、色々な理由を思い浮かべてみても、自分を納得させるものはなく、『なぜ』だけが膨張していき、やがて、
「もしかして、取り返しのつかない過ちをしてしまったのでは、、、」
との、不可逆的な推論が頭の中を支配していったのです。
信号が変わり、少し深めにアクセルペダルを踏みこんでみると、ブーストはたちまち上昇し、様々な音質が重なり合って、法定速度まであっという間に駆け上がっていくS55の甘美な咆哮に包まれながら、やがて来る別れが現実であることを自分に言い聞かせ、その推論を振り切ろうとしたものの、余計に纏わりついてきて、暗い海底へと足を引っ張ろうとしてくる。
何度も愛車との別離は経験し、最後の最後に、こうして自問してしまうのは、いつものことながら、なぜだか今回は、簡単に切り替えできそうにない。
有期的なものとなったF80M3との生活。
やがてくる次の相棒との新しい日々。
その全部が、自分の勝手な都合が引き起こしたもの。
私にとって、車は単なる道具ではなく、人生の伴走者であり、時にそれ以上であったこと、そして、これからもそうであるという事実。
マリッジブルーならぬ納車前ブルーにディープにはまり込み、今から折り合いをつけていかなければ、折角、快く許してくれた嫁への面目もない上に、新しい相棒にも失礼とは頭では分かっているものの、罪悪感にも似た喪失感が、心の隙間から沁みだしては『なぜ』と囁きかけ、私を少しだけ息苦しくさせるのでした。
Posted at 2024/03/12 10:59:50 | |
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F80M3 | 日記
2024年02月09日
エアクリ洗浄と同時に、Stage1⇒Stage0+に積極的パワーダウンをしてからというもの、アクセルを開けても以前のトラクションが一気に失われるような暴力的な加速が影を潜め、M3がしおらしくなったのはいいのですが、ボンネット下のS55のハミングに交じって、時々、こんな呟きが聞こえてきてしまうんです。
「なあ、頭変になるアレ、持ってるんだろ、、、」
「な、何だよそれ・・・」
「アレだよアレ、、、ブーストめちゃくちゃ上がる、やべぇやつ。」
「は?いや、もうしないって。」
「知ってるんだぜ、EtherNETケーブル、コンソールに入れてるんだろ?」
「これは微調整をしたい時にだけ使うんだよ。」
「アレ止めてからよ、すげぇ物足りないんだよぉ。お前も無理してるんじゃねえのか?」
「そんなことは、、、、」
「じゃあ、未練がましくスマホいじっているのは何なんだよ。」
「そ、それは、セッティングとか色々考えたりするからで、決して、もう一度とは、、、」
「弟分のF20には入れておいて、こっちはなしってよ、あんまりだと思わないのか?」
「お前にはクランクハブっていう泣き所があって、入れないほうがいいんだよ。トラクションも足りてないし。」
「そんなことはよぉ、もう一度入れてみないと分からねえじゃねぇか。あん時、一緒に気持ちよく飛んだの忘れたとは言わせねぇぞ。」
「だ、ダメだ、、、確かに、あの時、βエルドルフィンがドバーと分泌され、頭の中がお花畑になったのは認める。だけど、だけど、、、、」
「ほら、さっさとDMEにブスッと繋げてよ、一緒にキメようぜ。」
と脳内に囁きかける、ブーストジャンキーと化したM3の声。
果たして、いつまで抗い続けるのか、それとも、
「これこれ♪キター!!」と一度味わった快楽と甘い誘惑に負けてしまうのか、ここ最近、G80ひっくるめて色々と自制が試されているんです。
ま、こういう時は、スポーツとかで昇華するのがいいと、何かの本に書いてあったので、明日のバンドのリハは、初期ラウドネス縛りにして、思い切り首振ってこよっと。
※画像はWEBから拝借したもので、本文とは一切関係はございません。
Posted at 2024/02/09 11:08:11 | |
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F80M3 | 日記
2024年01月09日
まずは、能登地震で被災された皆様方へ心よりお見舞い申し上げます。
この季節の風物詩の一つと言えば、来週末に迫った大学入試共通テスト。
我々の世代で言うところの旧センター試験でもあり、共通テストに模様替えをした今も受験生の一大イベントであることは変わりなく、また、様々なドラマやアクシデントが起こり、青春模様が悲喜こもごもに彩られる2日間。
一昨年のT海高校ジョーカー事件は記憶に新しいところ。
他には、試験会場前で、「激落ちくん」スポンジを配布していた男が受験生に殴られたり、ハイクオリティなピカチュウのコスプレで現れ、試験管から何を聞かれても「ピカ」としか言わず、席を離れる際には、机の上にモンスターボールを置いていたなど、逸話も数多くあったりします。
ちなみに私の友人Kは、風呂に入らないと何故か偏差値が上がる特異体質の持ち主で、元旦から約2週間、入浴はおろか体を拭くこともせず、トドの檻の前にいるような強烈なケモノ臭さを漂わせながらセンター試験会場に入場したものですから、教室内でちょっとした異臭騒動が起き、試験官もその匂いに「うっ」と顔をしかめたものの、複雑な事情があるのではないかとの気遣いから、1日目の試験終了後にこっそり彼を呼び止め、「ご家庭のことは分かりかねるが、もし可能であれば入浴してきて欲しい。」とのことを伝えたところ、自身の体臭がそんな迷惑を掛けていることを知ったKの羞恥心は極大まで膨れ上がり、その翌日、別人のごとく清潔な姿で試験に臨んだKの試験結果はボロボロだったという(もらい泣き)
そんな彼は、この時の反動もあってか大学入学後も極度の風呂ギライとなり、ジェルを使っていないのにがっちりと固められた髪の毛は大和ゴキ〇リの羽のごとく常に黒光りし、布団、革ジャン、電子ジャーの中の乾いた米粒には色取り取りの菌糸類が生息、冷蔵庫の賞味期限切れの牛乳パックは軒並み発酵し、とろけるチーズはなぜかとろけた状態になっているなど、南方熊楠のような暮らしをしておりました。
そして、現在、超人気のパティストリーを経営し、その手で毎日、評判のパンをこねて発酵させております。
皆様もお近くにお寄りの際には是非ともご賞味を。
話が逸れましたが、今年もいくつかの高校からお声かけ頂き、年始より直前対策講座を開いて、有名プロ講師陣との超高密度圧縮授業により最後の追い込みを掛け、さて、帰ろうかとなった時。
普段はF20で来るのですが、たまたまこの日は初乗り兼ねてM3で来ており、サングラスを掛け、イグニッションを入れ、後部座席に荷物を載せていると、
「この車、めちゃくちゃカッコイイですね。」とさきほどまで授業を受けていた高三女子2名が声を掛けてくるではありませんか。
「もしかして車好きなの?」と聞いてみると、
「そうでもないですけど、BMWですよね?」
「よく知っているね。」
「お父さんが車好きなんです。」
「もしかして同じ車種?」
「仕事がトヨタ系なので、アルファードです。スープラ欲しいって言ってました。」など会話していると、排気音を聞きつけて男子生徒も集まり出し、スマホを向けて、
「ヤバい。」だの「合格したらこれくれ。」だの「落ちたら慰謝料代わりにこれくれ。」だの「同じ弱男の陰キャだと思っていたらダマされた。これくれないとたぬかなに言いつける。」だの、言いたい放題でして、とにかく、以前、ブログでご紹介したチャラ男君同様、10代20代の感性に、刺さりやすい車だということが判明いたしました。
M3が注目されるのは嬉しいのですが、彼らは受験生。
「こんなことしてる暇があったら、早く帰って共テ準備しないと。ほらスクールバス出るよ。」と退散させるも、何やら相談があるとのことで、先ほどの高三女子2名は駅まで送っていくことに。
周囲の「いいなぁ~」との声に、「受験終わったら乗せてあげるよ。」と答え、校門を出て駅に向かうM3の車中、オーディオから流れるメタルプログレSeventhWonderのボリュームを下げ、
「で、相談て?」
「実は、彼氏とのことで困っていて。」とポニテ女子から予想外の恋バナが。
「ええっ、、、そんなこと話しちゃっていいの?しかも、この時期に?」
「大丈夫です。前に授業で奥さんと遠距離恋愛してたって言ってましたよね?続きますか?」
「遠距離なの?」
「はい。そうなる予定です。」
彼氏と大学が別々、かつ、関東と地元で遠距離になることについて、彼氏の方が特に不安がっているとのこと。その彼氏は同じクラスで、私もよく知っているイケメン君。
「私、会えなくなるとダメになっていくタイプなんです。だから、遠距離になってダメになったら仕方がないみたいなこと言ったら、彼氏がメンヘラ化しはじめて、それなら浪人してもいいみたいなこと言い出したりして、受験にも影響が出てるんです。」
「う~ん、めちゃくちゃ愛されているんだと思うけどちょっと重いなぁ。そこは、お互い頑張ろうねぐらい前向きに言っといたほうが良かったんじゃないかな。」
「だって、本当にめそめそしてウザいんですもん。もし別れたら、毎日、家の前に立ってそうで。」
「でも、遠距離になっても付き合っていきたいんでしょ?」
「好きは好きなんですけど、LINEとかもう少し自重して欲しいし、割とどうでも良くなっている感じがしてるんです。」
「まぁ、そうなりがちだよね。」と、かつて高三の時、当時の彼女の一言に不本意ながら合格していた某国立大学を蹴って浪人を選択し、1ヶ月も経たないうちに裏切られ、担任の先生の予言どおり地獄に突き落とされた自分の姿と重なり、その彼氏にもシンパシーを感じてしまう。
「今の彼氏のモチベーションがそこに繋がっているなら、無理に断ち切らない方がいいかもしれないね。引っ張られたら大変だし。」
「それは分かるんですけど、見て下さいこれ!もう病気ですって。」
駅前交差点の信号待ちで差し出されたのは、メッセージやスタンプが異常なほど連投された画面。
「あー、、、遠距離恋愛が続くか続かないかは、ほら世界史のカラヴァンの言っていた予定説のとおり、全てあらかじめ決まっていると思ったら、少しは楽になるんじゃないの?」
「それもそうですね。受験終わるまでは、無難に付き合って、終わったら色々話するようにします。」
「ま、まずは共テ頑張って。」
「ありがとうごさいます。また乗せてくださいね。」と駅前のロータリーで降ろし、ぺこりと頭を下げた後姿の、コートの上で揺れるポニーテールとウェービーな栗色を見送ったのでした。
恐らく、堅実な彼女は合格し、高望みな彼氏君はミラクルが起きない限り、第1志望は難しい。
そうなると遠距離は無くなる代わりに、予備校生となった彼氏君は、私と同じ轍を踏んでしまう可能性が高く、共通テストが終わったら、彼氏君とも少し話をしないといけないかもと思ったこの日。
なんでも女性は過去を上書き保存し、男性は過去を別フォルダにして保存しているそうで、さらに男性は、愚かにも過去の女性たちがまだ自分のことを好きだと思い込んでいるとのこと。
私もかつて、暗黒の予備校生活を1年間送り、受験生活に春が訪れた時、何を血迷ったか、1年ぶりにその裏切られた(※ヘタレメタラーの被害妄想によるものです。)元彼女に電話を入れ、
「あ、久しぶり。俺、受かったよ。」と、湧き上がってくる思いを堪えながら伝えたところ、
「うん、おめでとう。」
「頑張ったんだよ。」
「うん。」
「あのさ、、、」
「うん。」
「・・・でさ、その何というかさ。」
「うん。」
「えっと、、、」
「うん。」
「彼氏できた?」
「うん。」
「じゃあ。」
「うん。」
と、無機質に電話は終わり、何かを期待して、またしても裏切られた(※ヘタレメタラーのryo)黒歴史を思い出し、M3のハンドルを握りながら、「ああああぁぁぁぁぁぁぁ#%*+?>`@=^”xhujikohio。」とゲシュタルト崩壊と戦いつつ、その時の自分を助走をつけてぶん殴りたくなったのでした。
ちなみに今年の初夢は、新幹線のホームに立つ私の前に、その彼女含めた懐かしい女性達が順番に現れ、最後の嫁に至るまで、全員からなじり倒された挙句、もう一度フラれるという、NTRやBSSでハァハァしてしまう特殊な性癖であればご褒美とも言える内容ながら、あいにくノーマルかつ豆腐メンタルな私にとって、サードインパクト以上のダメージを自我のセントラルドグマにもたらし、その上、悪口があまりにクリティカル過ぎて、文字通り枕を濡らし、半泣きで目を覚ましております。
と、いつもどおり取り留めのない長文で始まった2024年のブログ。
年始から所用が立て込み遅くなりましたが、みんカラの皆様におきましては、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
画像は元旦火入れ式
Posted at 2024/01/09 15:59:41 | |
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F80M3 | 日記
2023年11月29日
毎日がエブリディのFlyingVでございます。
吸気温度が下がり、タービンの充填効率が指数関数的に上昇していくこの季節。
2年前にBoodMod3を施工し、荒ぶるパワーにビビり散らかし、その後、GTSプログラムでそれなりに刺激的なF80ライフを楽しんでおりましたが、弟分のF20 がStage1でさらにご機嫌な走りになったのを横目に、兄貴分のF80が電子制御の枷をかけられたままとはちょいと不憫。
ということで、諸々セッティングをしたStage1を再フラッシュいたしました。
ただし、ブーストリミッターは、これまでに記録したことのある140kPa(20.3psi)とし、ギアのトルクリミットは1、2、3速を、それぞれ15%、10%、5%のカットを、個人的にバブリングはあまり好きではないので、オフに設定。
コールドスタート、MAXクーリングなどはGTSと同じ。
イーサネットケーブルをスマホに接続し、バッテリー充電器を繋ぎ、シートベルトを締めて、エアコン、ライトがオフになってることを確認したら、フラッシュ開始。
いつもながら、この瞬間から作業が終わるまでが本当にドキドキで、もし失敗したら不動車確定と、絶対にそれだけは避けたい。
しかし、そんな不安をよそに、ものの1分で上書き終了。
施工済みであることを割り引いても、あまりにあっけなさ過ぎて、本当に出来たのか疑わしく、思わず、もう1回やってしまうところでしたが、何事もなくエンジンもかかり、エラーも全て消えておりました。
bm3自体も年次改良されているのかなと思いつつ、もう少し調整したい項目があったため、2度目のフラッシュも無事終了。
今回、4つのマップの内、2つ目の91オクタンをチョイス。
さて、その走りはと申しますと、、、
思わず「力こそパワー!!!」と叫んでしまいたくなるほどの過激な出力特性となり、決して軽くはないF80をやすやすと重力の楔から解放し、カタパルトから射出されるF35を彷彿させるような強烈なGが背中をシートに押し付けるのでした。
推定500馬力超。
改めて、ノーマルでさえも手に余る性能が、さらに手に負えないものとなったことへの戦慄を禁じ得ない(滝汗)
気温が上がる5月頃には、またGTSに戻すとして、中間域のトルクが厚くなったのは嬉しく、そして、G80やG82だとこれが日常なのかと、末恐ろしくなるのと同時に、かつてZ32の280馬力に恐れおののき、国産パワーウォーズに憧れ、胸を熱くしていた自分がいたことが不思議に思えるほど、パワーに対しての感性が麻痺し、何の感動を無くしてしまったこと、そして、あの頃の心の底から湧き上がってくるワクワクさはもう二度と手に入らないであろうことが、信じられないぐらいアンビリーバブルだったのでした。
【付録:今日から使える、「力こそパワー」の類義語】
・永遠よエターナルに
・狂ったキ〇ガイ
・思い出のメモリー
・運命のディスティニー
・スタートから始めよう
・これが最後のフィニッシュだ
・今夜はトゥナイト
・正義こそジャステイス
・豪華にゴージャス
・毎日がエブリディ
・信じられないぐらいアンビリーバブル
・構文が進次郎
Posted at 2023/11/29 09:35:52 | |
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F80M3 | 日記