2022年09月08日
改めて口にすると、なんというパワーワードなんだろう。
強い、強すぎる、、、、
これに比肩するワードを強いて挙げると、飛影の『邪王炎殺黒龍波』か、めぐみんの『爆裂魔法エクスプロージョン』、はたまた、某ラーメン店で猛者しか許されない最強呪文「アブラカラメヤサイマシマシニンニクマシノマシ」ぐらいしか思いつかない。。。
スーパーカーブームの頃ですら、そんなワードは存在せず、『最高速300㎞』と『V12』が2強だった。
そして時代は、ツインカム VSターボ論争へと移り、それにとどめを刺したのは、FJ20ETであることは疑う余地もなく、続くR31ではRB20DETという、直6ツインカムターボまで送り出し、そこで煮え湯を飲まされたトヨタが満を持してリリースしたのが、1G-GTEU、そう、これこそ、『ツインカムツインターボ』が生まれた瞬間だったのだ。
よろしくメカドッグでしか見たこともない夢のターボエンジン、しかもそれがXXの後継であるスープラに搭載されて市販化されたインパクトは、当時、私のセントラルドグマに深く突き刺さったのは言うまでもない。
ただ、この登場で、車好きの友人達ですら混乱しまくり、パサージュGTのRB20DETに乗っていた友人Aは、自分の車は、ツインターボ(ツインカムターボを略して)だと言い張り、それを1G-GTEUのマークⅡ乗りの別の友人Bが、上から目線で全否定してマウントを取ったものだから、危うく掴み合いの喧嘩になりかかったりして、結局、シグナルグランプリで勝負だー!!となったのが、飛び入りの7Mスープラの圧勝に終わり、AとBの間に、2L直6こそ至高との不可思議な連帯感が生まれたりしていたのだ。
Z32なんて、形式上はツインカムながら、V型ゆえに、フォーカムツインターボという、イクラ丼にさらにウニがトッピングされましたレベルの贅沢海鮮丼仕立てに気を失いそうになり、シーケンシャルツインターボなんぞ出てきたときには、鼻血を吹き出してぶっ倒れるかと思ったほど。
同じ時期に、ツインターボがイタリア語では「ビトゥルボ」だと知り、発音したとたん、なんだか、アペニン半島のブーツを履いた妖艶なパツ金美女が頭に浮かんで海綿体が少し切なくなったのは、ここだけの秘密。
ちなみに、ブガッティEB110のV12クワトロターボは、興奮のあまり、ウルトラダイナマイトのごとく全身が砕け散るかと覚悟したのが、僕が考えた必殺技『カオスネオアタックボルトスーパーグラビティスマッシュエクストリームエンド』みたいな感じで、逆にスンとなった記憶が。
そんなツインカムツインターボに憧れ続けた自分が、振り返ると、過去の愛車歴にそれはなく、
そして、昨日、仕事場に向かっている途中、このM3がツインカムツインターボであることを改めて認識し、
『うおおおおお、今、俺は、ツインカムツインターボに乗ってるんじゃぁぁぁぁぁ!!!』
と、中二病真っただ中に右手を突き出しながら、『喰らえー!!!邪王炎殺黒龍波ぁぁぁぁぁぁ』と同じテンションで叫んでしまったのです。
そして仕事中、ちょっと難解な判断が求められる局面で、「ツインカムツインターボ」とぼそっと言ってみると、あら不思議、丹田近くからなぞの無敵感が沸き上がり、あっという間に解決したではありませんか。
会議中も、揚げ足取りで有名な役員から、それをされた時も、「ツインカムツインターボ」と思い浮かべると、脳内のタービンが回りだし、アドレナリンフルブーストによって、その役員を完膚なきまでに論破。
夕食時に、超絶苦手なナスの姿焼きが出された際も、「ツインカムツイン・・・・」と繰り返し、口に運ぶと、芳醇なナスの旨味を感じつつ、無事に完食。
凄い、、、なんて凄いんだ、このワード。
もしかしたら、少年誌の裏表紙に載っていた、身に着けるだけでモテモテになって、そして、ギャンブル勝ちまくりの、あの例の豪運アクセサリー以上の効果があるんじゃないだろうか(※あくまでアタオカメタラーの感想です)
試しに、「EV」とつぶやいて、、いや、間違って「E〇」と言ってしまって、本当にそうなったら取り返しがつかないのでやめておこう(滝汗)
結論から言うと、内燃機関が生み出すエネルギー、特に「ツインカムツインターボ」のようなパワーワードは、人を元気にし、潜在能力を引き出す力があることが判明しました(※当社独自調べ、個人差あり)
このワードのおかげで、仕事がめちゃくちゃ段取り良く片付いたのと、直々にお誘いがあったので、週末は久々に弐式へGOかな♪
て、あれ、、、もしかして、さっき送ったメッセ、宛先間違っている!?
やばい、、、大至急、あそこのスイーツ買って帰って、ジャンピング土下座しないと(ナイアガラ汗)
調子に乗りすぎて、タービンブローを起こすのは、車であっても人であっても、オーナーの使い方次第という・・・・orz
Posted at 2022/09/08 17:36:22 | |
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F80M3 | 日記
2022年09月05日
私が20代の頃、あやうく人生を破壊されかけたメンヘラを彷彿とさせる、天気予想をことごとく裏切り続けた不安定な天気により、洗車をしようかどうか躊躇しつつ、気が付いたら3週間程度も放置状態だったM3。
台風も過ぎ去り、ようやく晴れ間が覗くようになった先週末、今しかないと、自宅での仕事を片付け、いそいそと洗車準備をしていた折、待ち望んでいたものがやって来たのです!!
クリンバーBS-P、通称「バケツ洗剤」
ブレーキダストとの終わりなき戦いは、輸入車、特に欧州車の宿痾。
うちのは低ダストのブレンボパッドとは言え、それなりに汚れるため、月1の洗浄は必須。
いつも使っているシェアラスターなどの洗浄スプレーは、洗浄力は強いものの、吹付にコツがいるのと、2,000円前後する割に、3~4回で空になるので、コスパに少々難あり。
そこで、行きつけのガソスタの洗車機前にに置いてあったこれを見て、20数年前、私が学生の頃、杉並区のガソスタで短期バイトをしていた時、上質なスーツに身を包んだいかにもビジネスエリート風の若いイケメンオーナーが乗り付けたジャガーXJのホイールを、これにブラシを突っ込んで洗っていた記憶が蘇り、思わず注文してしまいました。
何の準備もなく、ただ、水をたっぷりと湿らせたブラシで、無造作にピンクの洗剤をこすって、ホイールとタイヤを洗うだけのお手軽さ。
早速使用してみると、プロが好んで使うだけあって、洗浄力、使いやすさは抜群。
スプレータイプより時短になるのと、弱アルカリ性の成分は、タイヤ・ホイールにも優しく、そして、なによりもお財布に優しいのが嬉しい♪
重量は6.5㎏で、凡そホイール1400本程度の洗えるとのこと、我が家のホイール12個を月に一回洗うとすると、なんと、向こう10年は使えてしまう計算となり、ほぼ一生ものであることが確定。
その上、お値段4,500円でしたので、1台当たり@12円という、うまい棒に匹敵するコストパフォーマンス(歓喜)
ホイールを乾燥させた後は、S3から愛用している、こちらをコーティングして仕上げ完了。
10年経ったら、ブレーキパッドの防汚性能も上がっていることでしょうし、そもそも、その時、自分がどんな車に乗っているのか気になるところですが、
残り少なくなったバケツ洗剤にブラシを突っ込んで、ごっついホイールを洗っている10年後の自分がいることに思いを馳せつつ、久々にM3を丸洗いできた週末でした。
ちなみに、20数年前のガソスタバイトで洗車したジャガーは、室内洗浄のためにドアを開けたところ、新車の香りが立ち上る純白な革の後部座席の上に、バラの花束がさりげなく置いてありまして、将来、絶対、こんな伊達なことができる男になるんだと心に決め、勢いで、嫁(当時の彼女)に誓ってしまったような気が、、、、あ、え~と、、、、、バケツ洗剤がなくなるまでには、なんとかします(汗)
Posted at 2022/09/05 12:02:38 | |
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F80M3 | 日記