2022年05月30日
ファーストカーとセカンドカーなどなど複数台所有するオーナーさんにおいて、通勤をはじめとした普段使いと、ツーリングやイベント、休日に楽しむ用で車を使い分けていることも多く、私もそうなるはず、、、、だったのですが、
免許を取ったばかりの息子に車の楽しさを知ってもらうつもりで
「あのスイフト、気楽に使っていいぞ。但し、こっちの用事が優先な。」と軽く伝えたのが運の尽き。
スイフトが予想以上に息子に気に入られ、主に彼女とのデートや友人とのお出かけ、はたまた思春期特有の、夜中に突然一人でハンドルを握りたくなる衝動に駆られるなどして、『但し書き』以下が抜け落ちた気楽すぎる使われ方により、全く私にハンドルが回ってこなくなり、ついにM3で仕事に向かう羽目に。
E46M3は10年で刻んだマイレージがたった26,000㎞(売却時の総走行距離39,000㎞)と、猛暑日と雨の日は極力避け、嫁からは「その車は蝋と紙でできとんのか!」とキレられるほど猫っかわいがりをし、2年前にやってきたF80M3も低走行車両として維持する予定なのが、今や、週末を除くほぼ毎日、そのハンドルを握っている始末。
私自身、離島などのとんでもない僻地でないかぎり、仕事は公共交通機関で向かうべしをモットーとしていましたが、その意識が変わったのは、E46M3の後釜としてS3オーナーとなったほどなくして大病をし、公共交通機関に乗れなくなってから。
S3は、毎日、それはそれはタフに、症状が酷いときも薬でごまかしながら体を引きずるように仕事に向かう私を、電子制御の恩恵を十二分に発揮し、慈しみ溢れる乗り味で運んでくれたのです。
過度に乗り過ぎるのも乗らなさ過ぎるのも、車にとっては良くないのはもちろん、適度に乗ることが肝心。
太田哲也氏も、中古車は、年式よりも距離を見ると言ってましたし。
そんなM3を仕事中心に使って分かった、大切な愛車のハンドルをほぼ毎日握ることのメリットデメリットの事例をまとめてみました。
まずは、メリットから。
・愛車の好不調に敏感になり、大事になる前に不調に気づくことができる。
・愛車の様々な機能や意外な特性が把握できる。
※例えば、S55B30の1,000~2,000rpmの正圧が掛かる前の低回転域がものすごく使いやすくて気持ちがいいなど。
・使い込むことで、各部が馴染み、動きが滑らかになる。
・バッテリー残量にそれほど気を使わなくて済む。
・土日の運転を我慢することで、サザエさんシンドロームはおろか、月曜の朝が楽しくなる。また、仕事終わりにハンドルを握り、自宅に帰る楽しみがあるため、業務時間が夕方になるにつれテンションが上がって仕事が捗る。
・公共交通機関、特に満員電車での余計な気遣いや気疲れがない。
・色々な車と一緒になり、車観察ができるなど、渋滞が苦にならない。
・譲り合いなど、ほっこりした気分になる。
・不意の投げキッスをもらうことがある。
・密閉された空間につき、好きなメタルソングを好きなだけ絶唱できる。
・ハイドラを起動し、ハイタッチからの新たな出会いがある。
・あれこれしたいモディファイ欲がエンドレスと化し、妄想だけでご飯が進む。
・ますます愛情が湧く。
続いてデメリット
・ガソリン代と出先での駐車場代が嵩む。
・油脂類、消耗品の交換頻度が上がるなど、メンテナンスコストが掛かる。
・距離が伸びて査定に影響あり。
・外装内装共にそれなりの使用感と劣化が出てくる。
・混み合う市街地走行での燃費の悪化。
・時間通りに着く保証がない。
・朝夕の混雑により、特にスポーツモデルでは、その実力の1割も出せず、フラストレーションがたまる。
・運転に体が慣れてしまう。
・混雑する時間帯になると、当地を冠した極めて不名誉な名〇屋走りに拍車がかかり、殺気だった車やとんでもないヤカラに時々絡まれる。
※数年前、病気でしんどい時に、示談屋(一方通行の何もないところで、急ブレーキを故意に繰り返し、追突しそうになった途端、あおり運転しただろ何だと因縁を吹っかけてきて、道をふさぎ、こちらが先に手を出すように悪態をつき続けて挑発し、何か体に触れようものなら、助手席の仲間と結託して暴行での刑事告訴をちらつかせて示談に持ち込んで金銭をせしめようとする悪質なヤカラ。目論見が分かっていたこともあり、当然、指一本出さず、冷静に対応し、警察を呼んで退散させました。ドラレコにも録画済み。この時は、豊田ナンバーの2代目水色プ〇ウスの、根性悪い吉田ヒ〇似のドチンピラと助手席には彼女とおぼしきジャバザハット様がご搭乗。遭遇されたらご注意ください)に絡まれたことがありました。
・投げキッスの返し方マナーを知らないばかりにエンストして渋滞を作ってしまう。
・窓が開いているのを忘れて、お気に入りメタルを絶唱していると、指をさされたり、撮影されて全世界に配信させられたりする。
・ハイドラを起動しても未だハイタッチゼロ。
・あれこれしたいモディファイ欲がエンドレスと化し、謎の荷物が到着しては嫁にキレられる。
・ますます愛着が湧くので手放せなくなる。
とまあ、好き勝手書きましたが、スイフトは土曜の仕事や平日でも時々ハンドルが回ってくるため、M3から乗り換えるとこれまた新鮮でして、M3含め、時々乗ろうが、毎日乗ろうが、結論として、どちらも楽しいに違いなく、
思い出すのは、新卒で入社した時、バリバリのキャリアウーマンである女性上司(稲森いずみ似)が、使い込んではいるものの、手入れが行き届き、皮が飴色になったケリーバッグを仕事&普段使いとして無造作に扱っていたのが、めちゃくちゃかっこよく見えた記憶。
このケリーバックのように、F80とスイフトも、マイレージを刻みながら手間をかけて自分色に仕上げていければいいなと思いつつ、朝、仕事に向かう道中、極上コンディションのAE86 APEX(画像)に遭遇したりすると、まだまだ乗り足りないと感じ入ってしまうのでした。
Posted at 2022/06/01 11:58:16 | |
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F80M3 | 日記