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2022年05月30日 イイね!

大切な愛車 毎日乗るか、乗らざるべきか

大切な愛車 毎日乗るか、乗らざるべきかファーストカーとセカンドカーなどなど複数台所有するオーナーさんにおいて、通勤をはじめとした普段使いと、ツーリングやイベント、休日に楽しむ用で車を使い分けていることも多く、私もそうなるはず、、、、だったのですが、
免許を取ったばかりの息子に車の楽しさを知ってもらうつもりで
「あのスイフト、気楽に使っていいぞ。但し、こっちの用事が優先な。」と軽く伝えたのが運の尽き。

スイフトが予想以上に息子に気に入られ、主に彼女とのデートや友人とのお出かけ、はたまた思春期特有の、夜中に突然一人でハンドルを握りたくなる衝動に駆られるなどして、『但し書き』以下が抜け落ちた気楽すぎる使われ方により、全く私にハンドルが回ってこなくなり、ついにM3で仕事に向かう羽目に。
E46M3は10年で刻んだマイレージがたった26,000㎞(売却時の総走行距離39,000㎞)と、猛暑日と雨の日は極力避け、嫁からは「その車は蝋と紙でできとんのか!」とキレられるほど猫っかわいがりをし、2年前にやってきたF80M3も低走行車両として維持する予定なのが、今や、週末を除くほぼ毎日、そのハンドルを握っている始末。

私自身、離島などのとんでもない僻地でないかぎり、仕事は公共交通機関で向かうべしをモットーとしていましたが、その意識が変わったのは、E46M3の後釜としてS3オーナーとなったほどなくして大病をし、公共交通機関に乗れなくなってから。
S3は、毎日、それはそれはタフに、症状が酷いときも薬でごまかしながら体を引きずるように仕事に向かう私を、電子制御の恩恵を十二分に発揮し、慈しみ溢れる乗り味で運んでくれたのです。

過度に乗り過ぎるのも乗らなさ過ぎるのも、車にとっては良くないのはもちろん、適度に乗ることが肝心。
太田哲也氏も、中古車は、年式よりも距離を見ると言ってましたし。
そんなM3を仕事中心に使って分かった、大切な愛車のハンドルをほぼ毎日握ることのメリットデメリットの事例をまとめてみました。

まずは、メリットから。
・愛車の好不調に敏感になり、大事になる前に不調に気づくことができる。
・愛車の様々な機能や意外な特性が把握できる。
 ※例えば、S55B30の1,000~2,000rpmの正圧が掛かる前の低回転域がものすごく使いやすくて気持ちがいいなど。
・使い込むことで、各部が馴染み、動きが滑らかになる。
・バッテリー残量にそれほど気を使わなくて済む。
・土日の運転を我慢することで、サザエさんシンドロームはおろか、月曜の朝が楽しくなる。また、仕事終わりにハンドルを握り、自宅に帰る楽しみがあるため、業務時間が夕方になるにつれテンションが上がって仕事が捗る。
・公共交通機関、特に満員電車での余計な気遣いや気疲れがない。
・色々な車と一緒になり、車観察ができるなど、渋滞が苦にならない。
・譲り合いなど、ほっこりした気分になる。
不意の投げキッスをもらうことがある。
・密閉された空間につき、好きなメタルソングを好きなだけ絶唱できる。
・ハイドラを起動し、ハイタッチからの新たな出会いがある。
・あれこれしたいモディファイ欲がエンドレスと化し、妄想だけでご飯が進む。
・ますます愛情が湧く。

続いてデメリット
・ガソリン代と出先での駐車場代が嵩む。
・油脂類、消耗品の交換頻度が上がるなど、メンテナンスコストが掛かる。
・距離が伸びて査定に影響あり。
・外装内装共にそれなりの使用感と劣化が出てくる。
・混み合う市街地走行での燃費の悪化。
・時間通りに着く保証がない。
・朝夕の混雑により、特にスポーツモデルでは、その実力の1割も出せず、フラストレーションがたまる。
・運転に体が慣れてしまう。
・混雑する時間帯になると、当地を冠した極めて不名誉な名〇屋走りに拍車がかかり、殺気だった車やとんでもないヤカラに時々絡まれる。
 ※数年前、病気でしんどい時に、示談屋(一方通行の何もないところで、急ブレーキを故意に繰り返し、追突しそうになった途端、あおり運転しただろ何だと因縁を吹っかけてきて、道をふさぎ、こちらが先に手を出すように悪態をつき続けて挑発し、何か体に触れようものなら、助手席の仲間と結託して暴行での刑事告訴をちらつかせて示談に持ち込んで金銭をせしめようとする悪質なヤカラ。目論見が分かっていたこともあり、当然、指一本出さず、冷静に対応し、警察を呼んで退散させました。ドラレコにも録画済み。この時は、豊田ナンバーの2代目水色プ〇ウスの、根性悪い吉田ヒ〇似のドチンピラと助手席には彼女とおぼしきジャバザハット様がご搭乗。遭遇されたらご注意ください)に絡まれたことがありました。
・投げキッスの返し方マナーを知らないばかりにエンストして渋滞を作ってしまう。
・窓が開いているのを忘れて、お気に入りメタルを絶唱していると、指をさされたり、撮影されて全世界に配信させられたりする。
・ハイドラを起動しても未だハイタッチゼロ。
・あれこれしたいモディファイ欲がエンドレスと化し、謎の荷物が到着しては嫁にキレられる。
・ますます愛着が湧くので手放せなくなる。

とまあ、好き勝手書きましたが、スイフトは土曜の仕事や平日でも時々ハンドルが回ってくるため、M3から乗り換えるとこれまた新鮮でして、M3含め、時々乗ろうが、毎日乗ろうが、結論として、どちらも楽しいに違いなく、
思い出すのは、新卒で入社した時、バリバリのキャリアウーマンである女性上司(稲森いずみ似)が、使い込んではいるものの、手入れが行き届き、皮が飴色になったケリーバッグを仕事&普段使いとして無造作に扱っていたのが、めちゃくちゃかっこよく見えた記憶。
このケリーバックのように、F80とスイフトも、マイレージを刻みながら手間をかけて自分色に仕上げていければいいなと思いつつ、朝、仕事に向かう道中、極上コンディションのAE86 APEX(画像)に遭遇したりすると、まだまだ乗り足りないと感じ入ってしまうのでした。


Posted at 2022/06/01 11:58:16 | コメント(5) | トラックバック(0) | F80M3 | 日記
2022年05月24日 イイね!

M3より生まれ出し闇の異形(微閲覧注意、、、シテ、、、コ、、ロ、、、シ)

M3より生まれ出し闇の異形(微閲覧注意、、、シテ、、、コ、、ロ、、、シ)今回ご登場いただくのは、過去、何度かこのブログにもご紹介させていただき、息子同士は同級生、その愛車は911と、車ひっくるめて、何かとライバル関係にあるT君パパさん(三鷹さん似)
彼と私とは、911vsM3に留まらず、もはやPorsche vs BMWの枠をも超え、第三帝国におけるティガーvsフォッケウルフの代理戦争の様相を呈しているのです(嘘)

そんな爽やかイケメンT君パパと陰キャメタラーの私との過去の対戦成績はと申しますと、まずはオーナー同士のガチンコ対決、運動会の徒競走は、私の圧倒的不戦勝👏👏👏
『男三十余年、経年劣化甚だし(泣)』

次のM3vs911による、ニュル対決の延長ともいえる仁義なきGSドッグファイトは、まさかの粘着力低下により私の完封負けorz
『消えたMと宿命の対決』
と、1勝1敗と拮抗したまま約10年が経過し、そして、GW前の先月、再び雌雄を決すべく、相まみえる時がやってきたのです。

とある大型ショッピングモールの屋内駐車場でのこと。
夕方の込み合う時間帯が終わり、やや、空きが目立つ駐車フロアにM3を滑り込ませると、3台ほど隣には、どこかで見たことがあるパナメーラ。
イカついホイールとターボSのエンブレムは、まさしくT君パパのもの。
私がE46M3を降りるのとほぼ同じタイミングで、T君パパは911を降りてパナメーラに箱替えしていまして、サングラスをして颯爽とハンドルを握るT君パパの伊達な姿に、近所の奥様方が体を火照らせ、ねっとりとした視線を送っていたという。

この時、そのまま買い物に向かえばよかったものの、何を思ったのか、店舗入り口から逆のパナメーラの方へ足を進め、しゃがんだりリアに回ったりしながら、しげしげと眺めていた時、
「あれ?Vさんじゃないですか。」と背後からよく通るバリトンが。
「う、うひ、ひゃ、、あ、ああ、こんにちは。」(ドキドキ)
口から左心室が飛び出しかかるも、何とかキョドりを最小限に抑えることに成功。
「ご無沙汰ですね~お体もう宜しいんですか?」
さすがは令和の三鷹さん。
概ね不審者でもあり、因縁のライバルたる私の体を気遣ってくれるとは、ジェントルマンにもほどがある。
「は、はい。寛解しまして、今は食生活とか気を付けていれば特に不便はありません。」
「大変でしたね~☆」と口元から覗く白い歯とほとばしるキラキラ。
「すいません、パナメーラがかっこよくて、つい近くで拝見してしまいました。」
「これもそろそろ買い替えですかね。それよりも、もしかして、あの白いBMWって?」
T君パパの目線の先にあるのは、もちろん、うちのM3。
「はい、そうです。」
「いいじゃないですか!前のE46M3も良かったですけど、あれもM3ですよね?今のでっかいグリルは見慣れなくて、自分で持つなら、あのスタイルがいいなあと思っていたんですよ。ちょっと見せていただいてもいいですか?」
「いいですよ。」と答えるや否や、荷物をパナメーラのトランクに入れ、M3のほうに、ずんずんと長いストライドで進んでいくT君パパと、倍の歩数で小走りになる私。

股下最低地上高の違いをイやというほど見せつけられ、DNAと前世を呪いかけるも、
「おお!ホイールはBBSですか、テールランプ変えてるんですね。ボンネット開けてもらってもいいですか?」などなどオフ会のようなノリになんだか楽しくなり、運転席のドアを開けて、ボンネットのロックを解除し、フロントに回ってS55をオープンにした時のこと。

ドア下のコンクリを見つめて固まるT君パパ。
「ど、どうしました?」
「いや、なんか、、これって。」
「ああ、カーテシです。」とボンネットの裏から答えると、
「ええ、それはそうなんですが、、、、なんかじゃないですか?
「な、、なななな、、なな、、、なにを、、言っちゃら、、、、」

くそー!!M3が見たいとリクエストしておいて、ボンネットまで開けさせた挙句、言うに事欠いて『変』とは、さっきまでの友好的な態度は実はブラフで、こっちが油断してガードを下げたところをクリティカルに狙うなんぞ、これがシュットゥガルドのやり方かぁぁぁぁ!!
返答次第では、樽にぶち込んでリアル黒〇げ危機一髪にして差し上げないと(血涙)

「う~ん、やっぱりですね。」
と更に、嫌味も外連味もなくさらっと言ってのけるT君パパ。
『チッ、、これだから戦車乗りってヤツは、、、』
とルーデル閣下のごとく独り言ち、適当な樽をAmazonで買うと心に決め、カーテシの照らす方にへと移動した私の目に映ったものは、、、



なんじゃこれ・・・・
「Mはかろうじて読めるんですが、その上に、なんか、NY心霊捜査官で見たような、なんでしょうねこれ、、、」
なんと、カーテシの照射する///Mの上に、微生物をアップにしたような、出来損ないのホムンクルスのような不気味なシルエットが重なっているのではありませんか

「中で割れてるのかな・・・」
確かに変に違いなく、今にも動き出しそうなそのシルエットを見つめながら、呆然としていると、
「あ、これ、あれですね、大阪・関西万博の、、、あのキャラ。」
「はい?何ですか、それ?」
「え、、と、、、なんて言いましたっけ、、、、あ、そろそろ失礼しないと。ありがとうございました。そうそう、次はタイカンをオーダーします。」
と、T君パパは、再びその白い歯を見せて、パナメーラに乗り込むと野太いエキゾーストを響かせ去って行ったのでした。

お見送りした後、例の大阪・関西万博のキャラとやらを早速、ググってみると、確かに似てなくもない。


『いのちの輝き』くんだそうですが、





その形状から、コロシテくんとしてネタにされ、大人気だそうで・・・

それならM3のカーテシも適当なペイントでそれっぽくしてみると、



ああ、、、やっつけ処理しただけで、なんかメイドインアビスを観た後のような、ものすごい背徳感が(汗)

今しがた、THE BATMANを観てきたと言っていたT君パパ。
ルックス、知力、財力、人望含め、確かに、わがゴッサムNAGOYAシティのウェインと言うにふさわしく、それ比べ、私はまるで、カーテシから生れ出た謎生物であり、だったら、ヴィランにでもなってやろうじゃないかと、DC対決ならぬBMWvsPorscheのBP対決はまだまだ続くのでした。

この後、樽の代わりに、カーテシを注文し、ご要望通り、コロ、、いや、交換したことは言うまでもなかったという。

Posted at 2022/05/24 11:00:42 | コメント(4) | トラックバック(0) | F80M3 | 日記
2022年05月20日 イイね!

「海が見たいの」から始まる潮風グラフィティー

「海が見たいの」から始まる潮風グラフィティーまいこサンデーからの帰路、知多産業道路をM3でクルージングしていた時、ふと、脳裏に蘇る20代の頃の記憶。
・・・海が見たいの。
BB5のナビシートで、けだるそうにしていたあの娘が、ボソッとつぶやいた一言。
「え、海?今から?」
「あ、ううん、何でもない。気にしないで。」
誰に言うでもない、何気ない独り言として、うっかり漏れ出た言葉だったのが、その時のトーンがあまりにも物悲しく、驚いて彼女のほうを見ると、普段、めったに弱音を吐かず、気丈に振舞っていた彼女の、憂いを湛えた横顔があったのでした。

その時、車を走らせていたのも、この産業道路。
適当な海水浴場を見つけ、誰もいない季節外れの砂浜で、海を見て帰ったあの日の夕暮れ。

そんなセピア色の記憶のフラッシュバックとともに、潮風がブワッと体中に押し寄せて来たような感覚に襲われ、居てもたってもいられなくなり、
「海が見たいんじゃー!!」と張り切って浜辺BBQでもしようかと嫁と子供を誘ってみると、すでに別の予定あり。
仕方なく、一人で走りに行くかと、家を出ようとしたら、
「折角、海行くんだったら、はい、これ。」と嫁から手渡されたのは、バケツと熊手
「は?え?、、、、」
「今調べたら、あと1時間後に大潮なんだって。夜はボンゴレ食べたいな♪」
「どういうこと!?」
「ほらほら、早く。」と嫁に促され、慌てて、タオル、日焼け止め、着替え、クロックス、軍手、ペットボトル、ビニール袋などなどM3に詰め込み、いざ出陣。
海で遊びたいと気軽に口走ったばかりに、まさか夕飯の材料調達クエストを託されようとは、何という嫁のギルドマスターぶり。
それに、確か、ツメタガイとかの被害が甚大で、歴史的なアサリの不漁続きなんじゃないのかと思いつつ、言ってもシーズン真っ只中、それなりの混雑覚悟で現地に到着すると、全然人が来ていない(汗)



1,500円(4㎏)の入漁料を支払うと、「その熊手じゃ、貝に負けるよ。」と漁師さんに道具を指さされ、おすすめの短い鎌のようなものを、言われるがままに、100円まんまとせしめられで貸して頂きました。



あの時と同じ、ほとんど人のいない浜辺には、ウミウシやらクラゲやらが打ち上げられており、試しにあちこち掘ってみるも、アサリの気配すらなし・・・
「これはやらかしたか。。。」と、岩ガキにターゲットを変えつつ時間を見ると大潮の少し前。それならとM3に一旦戻り、嫁が持たせてくれたおにぎりを頬張っている間に、何台かの潮干狩り客が駐車場に。
腹ごしらえ後、砂浜へ降り、再チャレンジです。



潮が引き切り、沖のほうで採掘を始めると、そこそこのサイズのアサリが掘れ出し、バケツ半分程度獲れたところで、軍手が破れ指先を負傷したのと腰と足に限界が来たので、帰宅することにいたしました。

計測すると3㎏とまあまあの成果。

参考までに、帰りは、下道中心に走ったところ、気温26度、Bootmod3のStage0でのブーストは131kpa。往路含め最大で135まで上がっており、Stage1には及ばないにしろノーマルよりはさすがにパワーが出ている様子でした。


「ただいまー!!」と意気揚々に玄関をくぐり、バケツを手渡すと、「わーい♪さすがパパ!お疲れ様。」と顔をほころばせる嫁。
早速、アサリをごしごしを洗って50度のお湯で砂出しをし、宣言通り、ボンゴレと酒蒸しが夕飯の食卓に並びました。
ただ、おいしいにはおいしいのですが、もっとプリプリしていた数年前のと比べると、ちょっと身がやせており、成育があまり良くないかなといった印象。

で、今さらながら、初めて『ハイドラ』とやらを使ってみたところ、往復113㎞を走ってみて、車王国の当地で、ハイタッチ0、遭遇したのは覆面パトカー1台と、あまりに切なすぎる結果に(泣)


現在、洗車を終え、無理な姿勢によって肩と腰に尋常ならざるダメージが残った体に、バンテリンを塗りたくり、鞭打っております(涙)

「海が見たいの」との色褪せた記憶から始まった、まさかの潮干狩り。
その彼女とは、特に付き合っていたとかでもなく、かといって友情とはまた別の曖昧で不安定な間柄。
お互いに相手がいるのは弁えた上で、そうならないよう一定の距離を置いていたはずだったのに、あの時、浜辺で、確かに彼女は何かを言いかけていた。
それは一体何だったのか、胸の中から既に消えていたはずしこりが、浜風とともに砂の中から少し顔を出していたのでした。


Posted at 2022/05/20 12:06:00 | コメント(5) | トラックバック(0) | F80M3 | 日記
2022年05月16日 イイね!

昭和の憧憬 in まいこサンデー

昭和の憧憬 in まいこサンデー昨日、東海地方を中心に棲息し、その生態はベールに包まれ、日常でエンカウントする確率は地球外生命体レベル(当社独自調べ)と噂されるマニアックな車たちが一堂に集うマンスリーイベント『まいこサンデー』に、みんトモのユルゲンさんと参加してまいりました。

ユルゲンさんはお初、私自身、病気やら何やらで都合10年ぶりのこのイベント。
その時は、当地アイドルの撮影会にも巻き込まれ、隣のワンボックスから降りてきた5人の美少女達にE46M3をぐるっと取り囲まれて、「これが臨死体験か!」と、危うくそのまま天上の楽園に召されるところでしたが、嫁からの着信で我に返ったあの日。

それにしても、10年もの間、ほぼ毎月、このイベントが開催されているとは、スタッフさんの不断の努力に感謝と、いかにこのイベントが愛されているか、来場した皆さんのマナーの良さなどから、改めて良く分かりました。

でもって、相も変わらず、見たこともないような車から、雑誌でしか知らなかった憧れの1台、その他、在りし日の記憶を呼び起こしてくれる車たちなど、バラエティ豊かな車種が集い、10年前と変わらぬ賑わいについ嬉しくなり、ユルゲンさんを連れまわし、新舞子マリンパーク第1駐車場をうろつくこと2時間。

F80、F82系は私のを含め、4台のみ。
458以降のフェラーリや最新型のランボ、マクラーレンも来場していましたが、やはり、旧車たちの放つ凄みや特別な存在感を前にすると、うちのF80M3は、オーナーの私でさえ、どこに駐車しているか分からなくなるほど個性は埋没し、まだまだ貫禄が足りないと感じ入ることしばし。

詳細はほかの方々のレポートにお譲りするとして、ここで個人的に気になった参加車両の一部をちょいとご紹介。

その数、日本で数台。VWベースで、自分で組み立てるキットカーのEUREKA PHANTOM。
YOUTUBEで、個性爆発のオーナーさんと自走不能になる動画に笑わせてもらいましたが、まさか実車を目の当たりにできるとは。


トミーカイラM20。
緑ヘッドが本物の証。M30も見てみたいぞ!!




新旧ロータス。
エスプリの隣の、まるで風景の一部のように他の車達を引き立てるセダンは、初代レジェンド。
ユルゲンさんに言われるまで全く気が付かなかった、まさにジャパニーズ謙譲精神の塊です。


ジウジアーロデザインの不朽の名車ピアッツア
グレードは角目4灯なので、ネロでしょうか。

スタリオンと、ちょいと見切れているランタボの、あの時代、輝きを放っていたスリーダイヤ達。

その他、VtecスワップのシティターボⅡや、TE72からAE86、AE111、カローラスポーツにつながる系譜、130Z&Z32最終型とZ33,34、バリピカのFD、NSX、M系ソアラ、AZ-1など、懐かしのJ‘Sが数多く来ておりましたが、お目当てのZ31はなし、また、70スープラやGTOが来てなかったのは個人的にはちょいと残念。

後半には、ランチャテーマ8-32が登場。
なんの変哲もないセダンボディにフェラーリV8が搭載されているだなんて、普段冴えない主人公が実はスーパーパワーを秘めたヒーローだったという、胸アツな王道ストーリーを連想してしまうロマンスカー。
広い駐車場のあちこちには、空冷の964、ブロックを共有する928、944、968のFRポルシェブラザーズ、アストン、スティングレイ、70年代カマロやら多国籍車両が集結。



最後は、ユルゲンさんのクラウンRSと、お互いがかつて愛車(M3BとM3C)にしていたE36との2ショット。
並んでよく分かる、E36のこのコンパクトなボディサイズ。
これに300馬力の直6NAが乗っていただなんて、E46M3が登場した時も、肥大化したなんてこと言われたりしましたが、G系に至っては、もはや、かつての5シリーズを超えるフルサイズに。
エンジンだけダウンサイジングしてターボ化するのであれば、ボディサイズも思い切ってダウンサイジングすべきだなどと思いつつ、M3のベストサイズはE36ではないかと改めて感じ入ってしまいました。

来月からは海水浴が始まり、次回は9月開催となるこのイベント。
帰路では130Zをはじめとする参加車両の皆さんと期せずしてトレイン走行になるなど、昭和の憧憬にたっぷりと包まれ、久々に心の栄養を注入できた週末でした。

ユルゲンさん、病後より、オフ会に参加する体力に自信がなく、躊躇しておりましたところ、昨年末より、色々とお声掛けいただき、ソフトランディングすることで、その自信が戻りつつあります。本当にありがとうございます。
でもって、次回、オフ会企画、進めてまいりましょう!
Posted at 2022/05/16 16:29:59 | コメント(3) | トラックバック(0) | M3フレンド | 日記
2022年05月09日 イイね!

この車、不健全につき不動(R指定なし)

この車、不健全につき不動(R指定なし)連休の余韻冷めやらぬ世間を横目に、GWも仕事モードでやさぐれ、スイフトの車内で流れる往年のメタルコンスピレーションに首を振りつつ絶唱しながらクライアント先に伺っていた昨日。
長年共に仕事をしている会計士から、
「まん延防止も明けたことですし、久々に二式三高地でもどうです?ぐふふふふ。」などと不埒なお誘いを受け、じゃあとスケジュール合わせをしたところで、駐車場からスイフトを動かそうとしたら、エンジンがかからない(汗)
前々から怪しいとにらんでいたバッテリーが原因と見て、JAFを呼んでみると、まさにその通り。
E36M3、GTVと何度もお世話になって以来、ここ10年近く接点がなく、それはそれでいいことなのですが、JAFMATEの購読とめったに使わない割引のためだけのように、ひたすら支払ってきた年会費の一部をここで回収。
とても感じの良いスタッフさんに充電をしてもらい、近場でバッテリーを購入してその場で交換いたしました。

テストをしてもらったところ、充電量100%に対して健全性0%と、かの思春期男子がその名を聞いただけで海綿体が充血し、たちまち前かがみになるという社会現象を引き起こしたデラ〇ッピン全盛期を彷彿とさせる、ものすごいマニアックでコンテンツが充実したエロ本のような結果が(驚)


6月の車検時に交換すればいいやと高をくくっていた折のバッテリーの突然死。
そろそろ寿命かと腹積もりができていたものの、エンジン不動は過去のブログでもご紹介している通り、バラエティ豊かなトラウマが刻まれているため、ちょいとビビりました。

(そのトラウマ達のアーカイブ)
伊勢湾岸で停止したE36M3編
<プチオフ半ば>
不動車部門、不動の1位となるE46M3編
<黒いM3が壊れちゃった>
<不動車伝説第2章>他、もろもろ。
オーナの命を3度も的に掛けたGTV
<美人薄命>



選んだのは、Boschの汎用グレード『PSR-55B24L』でして、右側に見切れている青い妙な装置は、10年前にE46M3で着けていた、公正取引委員会が介入するまでは、かのオカルトグッズの中でも最高級かつ効果が凄いと謳われた『SplitFire』
加速と燃費の向上、オーディオの音質改善などなど素晴らしい効能の数々、装着時より全くもって不明。
その上、ラインオフから10年以上も経過していることから、レベルゲージ点灯のために、逆にバッテリーを消費させているという、今や引きこもりニート疑惑すらあるオカルトグッズ。
いいんです、それでも・・・オカルトグッズはある種、根拠がありそうでよく調べるとほとんどない科学的なお守りのようなもの。プラシーボでも心理的効果があったら私的には勝利なのですから。

気分よく帰宅する途中、ふと頭によぎるのは、F80M3の純正バッテリーのこと。
これが逝くと、諭吉さん1個小隊が突撃即撃滅していく大物ですので、いつ、どこでどうしようか、考えれば考えるほど、背中に冷たい汗をかいてしまいそうでしたので、こんな時は、高校の時にコピーしたMetallicaのBatteryでヘドバンして頭を空っぽになったまま、その勢いで、マット洗い、M3のマットを洗っておきました。


ここでも「きれいっ粉」が大活躍。

と、突然ですが、四次元殺法コンビからありがたいお言葉を。


さて、お次は、あの不健全で猥雑な二式三高地の企みを、どう健全に攻略していくか、不動の心で取り組まないと。

Posted at 2022/05/10 15:32:06 | コメント(6) | トラックバック(0) | ZC13S | 日記

プロフィール

「高校生と化学式とM3(G80編) http://cvw.jp/b/192969/47673952/
何シテル?   04/23 17:21
20年前に偶然出会った96年式M3CLimousineを溺愛すること4年、そして涙の別離を乗り越え、その後、やって来たE46M3と忘れえぬ10年来を共にした不人...
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蛇使いたちの特濃空間 エテロドッソさん 
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