2022年06月29日
神の杖とは
「核兵器に代わる戦略兵器として計画されている兵器で、タングステンやチタン、ウランからなる全長6.1メートル、直径30センチメートル、重量100キログラムの金属棒に小型推進ロケットを取り付け、高度1,000キロメートルの低軌道上に配備された宇宙プラットホームから発射し、地上へ投下するというもの。極めて大規模であるが、一種の運動エネルギー弾であると言える。落下中の速度は時速11,587キロメートル(約マッハ9.5)に達し、激突による破壊力は核爆弾に匹敵するだけではなく、地下数百メートルにある目標を破壊可能だとされている・・・・」Wikiより一部抜粋。
宇宙世紀0079年1月に起きたジオン公国のコロニー落としもこの原理を利用したものであるとか、実は、その威力は言うほど大したことはないとか、もはや都市伝説とも言える宇宙兵器『神の杖』が、ある姿を借りて、M3を直撃したのでした(思い出し涙)
先週末、某弐式参高地で楽しく癒され、HP満タンで迎えた参院選間近の今週、とある候補者の秘書が、夕方のクソ忙しい時間帯に、強引に事務所にやってきまして、選挙応援要請とは分かってはいるものの、少しだけだからと対応したが最後、ネットで調べればわかる退屈で中身のない選挙の与太話に終始し、この後、予定があると伝えているにもかかわらず、お構いなし。
如何に票を集めなくてはならないかばかり捲し立て、本当に有権者の方を向いていないんだろうなと思わせる身勝手な態度に、いい加減お引き取り頂かないとと、本気で箒でも立てようかとしたころ、ポスターとかいろいろ押し付けて、ようやく退散。
秘書の人選を誤ったこの候補者にどうしても国政を任せる気にはならず、投票しないと心に決め、次の予定に間に合うかギリギリだったことから、極めて不愉快な気分のままM3に乗り込もうとした時、慌てて荷物を詰め込んだのがいけなかった。
私のイライラを察してか、気の回る秘書兼アシスタントさん(元ミス日本候補)が、わざわざ高級緑茶を淹れたお気に入りの水筒を、M3に乗ったらすぐ飲もうと、カバンから少し顔を出した状態でドアを開けて勢いよく乗りこんだその時!!
肩口のカバンが揺れて傾き、重心を失った満タンの水筒(ステンレス製1L)が、スローモーションのごとく自由落下を開始。
そして、運転席へと滑り込む私を横目に、空中でキレイに弧を描いた後に、一番固い底の角部分を向けて、さながら宇宙空間の衛星から放たれたタングステンのごとく、サイドシルへと突貫していくではありませんか。
この間、わずか、0.5秒。
「あ!!」と叫ぶよりも先に、
「ゴッ・・」という鈍い衝突音と、カラカラカラと駐車場に響き渡るコンクリートを転がる金属音。
水筒を拾い上げ、どこに当たったのか確認する時間もなく、気もそぞろに次のアポへ。
外からの感じでは、一見、大丈夫な様子だったため、気を落ち着かせて次の予定をこなし、さて、本当に大丈夫かとドアを開けて、じっくり見てみると、、、、
じっくり見るまでもなく、サイドシルに大丈夫でない激突痕がorz
幸いサイドシルの内側のスカットル部分だったので、ドアを開けないことには見えないものの、凹みの程度は、強めのドアパンチといったところで、ドアを開けるたびに目に入るのは、ちょっと、いや、かなり凹む(涙)
この酷暑なら、もしかして熱可塑が起きて形状記憶で元通りなんてことにならないかなぁなんて都合のいいこともなく、吸音シールやステッカーでも貼ってカバーするしかなさそう(放心)
件の議員秘書との因果関係は不明ながら、あの時、あんなくだらないアポと分かっていて、なぜ断らなかったのだと、この前観た映画「ライダーズ・オブ・ジャスティス」をふと思い出し、Z31の頃から時々起こる愛車へのヤラカシにより、テヘペロ体質の嫁のことをちっとも笑えないのです。
ロンギヌスの槍こと都市伝説レベルの宇宙兵器『神の杖』がステンレス水筒となってカバンから射出されたこの日。
実際の威力は大したことはないまでも、精神攻撃としてはクリティカルに効きますので、皆さん、車内で金属製の水筒を使う際には、くれぐれもご注意くださいませ(切実)
ちなみに水筒は全くの無傷でして、私のメンタルのダメージ大きく、被害箇所の画像もオチもなしです。。。
Posted at 2022/06/29 12:09:09 | |
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F80M3 | 日記
2022年06月17日
息子のリア充ぶりは以前ご紹介した通りでして、同じ陰キャにもかかわらず、非リア充でボッチだった私の思春期とのあまりの違いに、血の涙で魔法陣を描きながら地球滅亡を願っては神や運命に毒づき、最近では、艶事に及ぼうとした現場にうっかり踏み込み、意味不明な発言をするなど、ヤラカすこと数え切れず。
『俺もリア充になりたいー!!』と叫んだところで、時すでに遅し。
オーナーがそうでない分、せめて、愛車ぐらいはイケメンリア充にしてあげたい、、、、
そう思案するもF80は素でイケメンかつデザインの完成度が高く、ドレスアップがちょいと難しい。
そこで、アクセントになればとカーボンリアスポイラーを思い切ってオーダーしてみました。
探してみると、某オクだけでも、値段も種類も、まあ、出てくること出てくること。
その中から、高いのを買って似合わないのも怖い、、、かと言って外装パーツにつき、走行中に何か起きることは絶対に避けたく、中華のインダストリーなれど信頼性の高い別の中華製リアスポイラーで、G系のMシリーズが装着している形状に近いものをチョイス。
オーダー後、本国から空輸され、なんとたった5日で到着という、音速のソニックも驚きのスピード発送。
純正スポイラーを、バックスキンハンドルを縫い付けた糸で切り離したまではいいのですが、しつこくこびりついた粘着部分をこそぎ取るのが本当に苦行で、尋常でない全身筋肉痛により、この日はモンハンすら出来ない有様に(油汗)
でもって、装着してみると、金型の設計がちゃんとしているのか、チリもばっちりで反りも極めて少なく、フィッテイングは上々。
ボディカラーやブラックLEDテールとのマッチングも良く、
まさに、リアが充実、そう、『リア充』になっているではありませんか👍👍
※画像はコインパーキングでの梅雨の隙間のワンショット
抜き去った後の美しいヒップラインはスポーツカーの命。
ボリューミーなM3のヒップに装着したこのスポイラーは、さらにM3の白い肌と後姿を艶やかに引き立て、隠微に誘うに違いなく、それは、まるでシースルーのベールから覗く黒いガーターベルト。
もはやそれしか見えなくなった私の頭の中では、全身の痛みによりβエルドルフィンが分泌し始めたのか、泥酔したバタイユとマゾッホが、お前はどうしたってリア充には絶対になれっこないと、私を指差しゲラゲラ笑っているのでした。
Posted at 2022/06/17 11:53:32 | |
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F80M3 | 日記