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FlyingVのブログ一覧

2023年02月27日 イイね!

君に決めた【後編】

君に決めた【後編】さて、スイフトが嫁の里子となり、その跡継ぎがF系1シリーズに決まったはいいのですが、悩ましいのはそのグレード選び。

実は、F20の先代E87の1シリーズには、強烈な思い出がありまして、
まず、鈴鹿のイベントで、みん友のユルゲンさんをナビシートに乗せ、全開走行した130iのクイックなハンドリング、フロントヘビーを感じさせない挙動の素直さ、そして、なによりも、まさに『シルキー』の二つ名に恥じない3Lストレート6に感動させられたのが原体験。

次に、E46M3の整備の合間に、TKさんのご厚意で乗せてもらった納車したてのデモカーE87 135iの、E46M3より20ps以上アンダーパワーとはにわかに信じがたい凄まじい加速に、尿道が開きかかるほど慄いたのが2回目。

たった2回ながら深く刻まれたインプレッションの余韻冷めやらない内に、F系へとモデルチェンジし、E46M3の後継としてM135iがいいんじゃないかと探し出すも、S3に落ち着いたというのは前回のブログの通り。

そして、巡り巡って、F20を探すとなった今回、直6はファーストカーであるF80があるので、当初の狙い通り4気筒モデルに、そして、リッター100psでフィルタリングすると、1.6Lの120iへと絞り込まれ、残る選択肢は、前期型か後期型か、Mスポかそうじゃないかだけ。

前期型と後期型の相違点として、若干の走行性能は気にならないとして、最大の違いと言えば、BMWもすかさずフェイスリフトをした、その特徴的なビジュアル。

ちなみに、アルファロメオ156でいえば、後期型の精悍なジウジアーロ顔より、断然、前期型のバタ臭さが好き。

もっと言ってしまうと、同じくアルファロメオの166では、エリート然としたイケメンの後期型より、あのいかにも夜のミラノが似合いそうな気怠い色気を漂わせる前期が堪らないのです。


そう、翻って、F20では、不評を買い、BMWが慌ててマイナーチェンジを施した後期型ではなく、ファニーフェイスと揶揄された、前期型のどことなく有機的かつ動的なデザインが、私のマイナー好きな感性にぶっ刺さり、
車高が低いMスポの方が、デザインのまとまりの良さを感じ、タマを探すと、大ヒットモデルにも関わらず、数台というマイナーなところも実に私好み。

程度の良いタマにしても、値段が信じられないぐらいこなれていて、余った予算をアフターパーツに割り振れるのは、大変ありがたい。

あと、F20にするメリットとして、操作系がF80とほとんど変わらないので、さほど違和感なく乗れること。

そして、なにかあったら、私のようなハグレBMW乗りの駆け込み寺でもあり、頼れるマイスターショップ、TKさんに持ち込めばOK。

さらに、嫁から瞬時に『ゴミ』と切り捨てられ、頭のネジを疑われた、こいつが再び輝く日が来そうで、ワクワクが止まらない♪


最終的にチョイスしたのが、前期型の120iMスポの低走行車です。
アルピンホワイトなので、タッチペンが一緒なのも嬉しいところ。

あとは納車を待つばかり。

え~と、、、何か忘れていたような気が、、、、、
あ!!息子の車、全然決まってないじゃん(汗)


※タイトル画像はWEBより拝借しております。
Posted at 2023/02/27 09:52:12 | コメント(5) | トラックバック(0) | My Life | 日記
2023年02月22日 イイね!

君に決めた 【前編】

君に決めた 【前編】次月より嫁車となることが確定したスイフトに代わる次期相棒探しも佳境に入り、候補もいくつか絞られ、後は、見積もりやら条件を検討してファイナルアンサーを出すだけに。
同時並行で、自分の通勤車を物色している息子はと言いますと、WEBで見積もり依頼をしたり、試乗記を読んだり、友達の車に乗せてもらったりと、色々口を出したい私の雰囲気を察して、自力で探そうとしているのは成長の証なのですが、それでもやっぱり、一緒になってあれこれ探したいし、自立していく子供の背中を見るのはちょいと寂しい・・・

と、感傷に浸る前に、今回、私のセレクションのベースとなったのは、やはり、スイフトRSターボのパッケージング含めた乗り味。
そうなると、
・取り回しのいいコンパクトスポーツ
・アフターパーツが多い
・リッター100馬力の強心臓
・鼻先の軽い4気筒(未満)
・フットワーク抜群の足回り
・高燃費(ハイオクOK)
・AT(股関節のダメージ、未だ癒えず・・orz)

などの条件付けがなされ、予算の都合上、中古車であるのは勿論、ついでに、『無事故車両』『走行距離少な目』『ワンオーナー』『禁煙車両』で探しまくること、1ヶ月。

候補に挙がったのは、
国産スポーツからは「スイスポ」
小粋なパリジェンヌとして、「ルーテシアスポール」「メガーヌ スポール(先代)」「308Gti」
VWの看板「Golf GTI(先代)」「Polo Gti」と異端児「シロッコ」
フォーシルバーリングスの洒脱なイケメン「TT」に実用性の権化「A3」(ともに先代)
M3の故郷、バイエルンからは、「F系の1シリーズ」
かつて溶けるほど愛したヴィスコンティ家の小粋なCセグメント「ジュリエッタ」
といったコンパクトスポーツ達。

さらに、ここから、予算や使い勝手など睨み合いながら、絞り込んだ結果、
・スイスポ
・ルーテシアスポール
・ジュリエッタ
・F系1シリーズ

の4車種が、嫁が待つ最終オーディションへと進出。

しかし、ここからが長かった(汗)
まず、『スイスポ』なら、スイフトRSターボそのままの感覚で乗ることができ、スポーツ性能含め、言うなれば、ルルーシュ率いる黒の騎士団の『紅蓮』が『紅蓮弐式』へとアップグレードしたようなもの。何の違和感もない代わりに、新鮮味は少々薄い。
嫁からは「スイフト2台持ちはちょっと恥ずかしいかも。」とご近所の目を少々気にするも、概ね歓迎しているようで、早速、程度のいいタマをいくつか見繕って見積もりを依頼。

『ルーテシアスポール』は、個人的にアルピーヌA110、メガーヌと並ぶ、一度は乗ってみたかったフレンチロケット。200馬力の強心臓、キュートでありながらも随所から戦闘力が滲み出たビジュアル、各所で絶賛されている足回りに加え、電光石火の6速DCT。信頼性も現代のレベルときた。素晴らしい、、、嫁の反応も「いいんじゃない。」と好感触。こちらも低走行車を見つけて見積もり依頼を。

『ジュリエッタ』は、クアドリフォリオを中心に探すも、嫁から、「は?アルファロメオ?ありえない。絶対にダメ」と、あの時の不義理が全く許されていないことが発覚し、あえなく断念(涙)
ああ、これは墓場まで絶対NGなパターンだorz

最後の『F系1シリーズ』はと申しますと、S3を購入したとき、最後まで迷ったがM135で、個人的には、両想いだったけど、どうしても付き合えなかった女の子ぐらいの未練を残しているモデル。ボディサイズも駐車場を選ばない大きさ、しかもF系なら、インターフェイス含めた操作系はF80とほほ変わらない上に流用もできそうなパーツもいくつかありそう。
ただ、6気筒は既にファーストカーとしてのM3があるため、その心臓と比較することとなってしまうのは避けたい。なので、選ぶとしたら、最初の条件でもある4気筒モデル。予算も思い切り範囲内、アフターパーツも豊富、そして、嫁からの評価は、、、「う~ん、なんかあんまりピンと来ないかも。」とやや不評。
ただ、「ビジネスユースにはいいかもね。」との前向きな評価を頂戴したことで、こちらも低走行車を中心に見積もりへ。

そして、幾度となく迷い、夢に魘され、意味もなく深夜の散歩に出かけたり、ボイチャ中の娘をうっかり本名で呼んで怒られたり、コミック『彼女、お借りします。』を『彼女のお尻借ります。』と読み間違えたり、CGのT先輩に相談メールするも華麗にスルーされたり、売却済みの連絡をもらってはワンコとニャンコ達に慰められたり、洗車の拭き上げを忘れたり、脳内分泌がバグってKillerギターのシグネイチャーモデルを買ってしまったり、などなどいつも通りの異常行動により、嫁に脳みそのお医者さんのとこに連れていかれそうになりましたが、そんなこんなを乗り越え、ついに決まったです!!!

(脳内ドラムロール ドルルルルルッルルル・♪・・・ドルルッルル・・・ダカダカダカダカ・・・・ダン池田!!)

それは・・・・




まさか!?、、、、、



そんなことが!!




いやいや、ガチンコファイトクラブばりに引っ張ることはしないで、結論から申し上げますと、


F系の1シリーズになりました~(照)

あとは、どのモデルにするかの大詰めに入ったところ。
楽しい時間、もう少し続きそうです。



※タイトルならびに画像は、ピカチュウとサトシとの出会いを描いたポケモン映画の感動大作『君に決めた』と一切関係ございません。

Posted at 2023/02/22 18:18:16 | コメント(6) | トラックバック(0) | My Life | 日記
2023年02月21日 イイね!

不自由だから楽しい

不自由だから楽しい車検でM3を1週間預けた際、お借りした代車が、まぁ、その、無償で貸与していただいた身として言葉にするのが非常に心苦しいのですが、現行モデルの軽ながら、最低限の安全装備しか付属していない、極めてベーシックなグレードでして、こと、オーディオに関しては、Bluetoothやナビはおろか、USBやAUXなどの外部接続端子すら積んでおらず、出来ることと言ったら、ラジオとCD1枚の再生のみ

「代車の更に代車ですので、あまり期待しないで下さいね。」と伺っていた時から覚悟はしていたものの、NAの軽につき走りは仕方ないとして、スマホの接続ができないだけでも不自由極まりない(汗)

代車を貸していただけるだけありがたく、その上、多くを求めるのはご無体なことと分かってはいても、この1週間、ほぼ毎日、仕事の足としても使うため、せめて、好きな音楽を楽しめる車内空間にしたいと思い、色々思案した結果、引っ張り出してきたのが、こちらのグリーンのCDケース。

20枚のCDを収納可能で、なんと、最初の愛車Z31の頃から使ってきた私の車歴史の証人でもあり、以来、Z32、E36M3を経ての15年超、一緒に過ごしてきたまさに知己朋友。
プラスチック製かつそれほど気を使っていないにもかかわらず、CDを留めておく歯が数か所欠けがあるものの、破損もなく、サバイバーと呼んでも差し支えない状態で、
もし、このケースが人格を持ち、口を利くようになったら、私の人生は、法廷に持ち込むまでもなく一瞬で終わること必至の特級呪物でもあったりします。

開いてみると、当時、よく聴いていたCDが数枚そのまま残っており、と同時に、歴代の愛車の車内臭が微かに立ち上り、ノスタルジーをいやというほど擽られた勢いのまま、ラックをほじくりまわし、あれこれ厳選したCDで一杯にして、代車へ。
さらに入りきらなかったCDを助手席に積んで準備完了。

たかだか1週間の代車生活で1日2時間程度しかハンドルを握らないのに、全部聴けるはずはないだろとの突っ込みは甘んじて受けるとして、いいんです、これで、、、通して聴くわけではなく、気まぐれにかいつまんで流す、ビュッフェが楽しいんです。

早速、代車生活初日から、イコライザーの低音域を最大にし、高音域を気持ち上げたドンシャリにして、当時を追体験すべく、メタルやら懐メロやらを流し始めて、ヘッドバッキングをしながら楽しんでいると、ハタと気が付いたのです。
楽しいには楽しいけれど、何かが足りない。
ボッチドライブは嫌いじゃない。
でも、もっと別の何かがあったはず。

そして、信号待ちの合間にCDを抜き差ししようとするも、信号が変わり、代車のアクセルを踏みつつ、目当てのCDを見つけられなかった私は、無意識に助手席に向かって、こう口を開きそうになったのです。
『そのケースからさ、○○取って。』と。

その瞬間、Z31の助手席で、フラッシュバックする
「ねえ、音楽、これに変えていい?」と少し遠慮がちにはにかむ嫁の姿。

と同時に、当時の記憶が怒涛の如く押し寄せ、
ドライブデートの前に、
「今度のドライブ、好きなCDとかテープとか持ってきて。」
とか、
「やだ、これが聴きたい。」
とCDを抜かれて、言い合いになったり、
「いいよね、この曲、誰の?CDのケース見せて。」
と共感し合ったりと、不自由が故に、たくさんのやり取りがあったことに思い当たったのでした。

当時は、LINEもスマホもない時代で、今からすると想像がつかないほど不便だった半面、むしろその分、相手のことをより深く考える時間があったのかなと、CDケースを開いてはチマチマ取り換えながら、1週間の代車生活を終えました。

M3が戻ってきて、再び、現代のインターフェイスとなったわけですが、まだ少しCDケースを使い続けてみようかと思う、今日この頃です。

Posted at 2023/02/21 10:39:51 | コメント(4) | トラックバック(0) | F80M3 | 日記
2023年02月07日 イイね!

錯綜する車選び

錯綜する車選びこの春から社会人となり車通勤をする拙息子。
そのため、今月中には愛車選びをしなければならないのに、残り少ない大学生生活を、陰キャメタラーとは真逆のリア充しちゃっているせいで、ちっとも決まらないばかりか、候補すら絞られていない現状に、見ているこっちがヤキモキしてしまい、昨晩、夕食に連れ出すことにいたしました。

遡ること3年前、免許取得後、運転の練習と楽しさを知ってもらおうと、私の快速業務用ホットハッチであるスイフトを貸し与えたところ、ハンドリグ、加速、燃費含めたパッケージ性を予想以上に気に入り、デートだ何だと引っ張り出され、知らないうちにまんまと鹵獲されてしまっておりまして、
社会人になったら、次は86かスイスポ!」と鼻息荒く言っていたのに、最近、とんとその話題がない。。。
そういえば、今年に入って、スイフトを貸して欲しいとも聞かない。
おまけに、あんなに遊びに来ていた彼女も見ない。
なにか関係があるのか、、、、もしやあの時の不慮の事故が原因、、、、、そうだったら、めちゃくちゃ聞きにくい、、、いやでも、私に責任があるのなら、面と向かって話をしなければ、、、、、
と一人で逡巡していても始まらないので、先週末、卒論が終わったばかりで、ゲッソリと頬がこけ、土色の顔をした息子をスイフトに乗せ、向かった先は、今、色々話題の回転ずしではなく、ちょっといい感じのお寿司屋さん。

そう遠くない未来、VIP達を連れて、すきやばし次郎に行っても恥をかかないようにとの親心から、接待や上司との会食で寿司屋を使う際のマナーを、この前の回転寿司で、みっちりと伝えたばかり。
着席後、「よ~し、こっちは大事なお客さんの設定な。で、最初は何にするんだった?」とウザさ全開で振ってみると、
「分かっているぜ、父ちゃん!!」とニヤリと不敵な笑みを浮かべ、「これだー!!」と頼んだのが『本マグロ尽くし3貫 1,800円
躊躇もへったくれもないその姿に、椅子からずり落ちそうになるも、
「父ちゃんも同じの食べる?」と、自分の財布が全く痛まない優しさまで披露するとは、Z世代、おそるべし、、、
帰宅したら、美味しんぼ1巻からやり直し決定なんて考えつつ、核心へ。

「そういえば、お前、最近スイフト乗ってないんじゃない?」
「ああ、卒論とバイトばっかだったし、彼女とかが車出してくれるからいいかなって。父ちゃんにも悪いし。」
良かった、、、彼女とはまだ続いているんだった、、、、聞きにくいことの一つが期せずして解決し、まずは一安心。
でも、あの時の彼女と続いているとは一言も聞いていない。
「彼女って、あれだよね、、、ベージュの長い髪で、少し巻いていて、、目が大きくて、、、、ほら、欅にいそうな、、、」
それ誰の事?
と本マグロの大トロを頬張りながら、シレっと言い放つ息子。
くそーーーーー!!!そうだった、、、、こいつは私が異世界に何回転生しても絶対になることができないリア充な上に、これまでの彼女、全員量産型の坂道系のクッソ可愛いJDだった(血涙)
おかげで、偶然、家の玄関先で出くわした、とある彼女に、「この前はお土産ありがとうね。」とお礼を言っだけで、物凄い変な顔をされたのだって、実は、お土産をくれた彼女とは別れていて、初めて家に遊びに来た別の彼女だったと、後になって、嫁から知らされた事実。
『中年男性の顔認識能力の低さ、なめんな。』と喉まで出かかるも、中トロと一緒に飲み込み、
「誰って、、、この前さ、ほら、ちょっと、申し訳ないことしちゃった、、、○大の、、、、」
「あー!!素人はダメだけど、プロはオッケーって父ちゃん叫んだ時のだよね、あれはウケたわ、、、そう、あの娘、、、、まだ続いているから、、うふ、ふ、、心配しなくても大丈夫。う、ふふ、、ひゃひゃひゃひゃひゃ。」とシャリを飛ばしそうな勢いで笑われるも、彼女と続いていると聞いて一安心。
しばらくヒーヒー笑い転げていた息子が落ち着いたところで、
「でさ、車どうする?」とズバリ本題へ。
「あ、、、うん、、、、迷っている。」
「86とBRZ見に行ったん?スイスポは?」
「いや。。。。」との少し沈んだトーンは、前はあれほど車の話を楽しそうにしていた息子とは思えないほど。
「やっぱ、新入社員がいきなりスポーツカーってどうかなと思って。それに、仕事も半人前、、、いや、何から何まで教えてもらう立場だから、もう少し、控えめなのがいいかなと思ってる。例えばこれとか。」
そう言って、差し出されたスマホの中古車サイトに表示されていたのは、社有車にも使われる某国産コンパクトカー。」
「え、これにするの?」
「うん、、、1年は乗ろうかな。」
「そうなんか。。。」
仕事を教えてもらう立場だからと自重しようとする息子に、あのチャラ男君が重なり、楽しいはずの車選びが、そうではなくなって話題が減ってきた理由を察したところで、
「ま、若いんだし、身の丈に合ったスポーツカーとかなら、そんなに弁えなくてもいいと思うよ。むしろ、車好きの社長とか食いついてくるんじゃない。」
「でもな~なんか、仕事できないのにいい車乗ってるってカッコよくない気がする。」
まさに、1年前、M3に乗せたチャラ男君と言っていることが同じだ。
いやいや、何気にしっかりしているじゃないか、見直したぞ Z世代。
「クライアント先の見た目はチャラいけど苦労人のしっかりした若手社員が同じこと言ってたなぁって、おい、お前、ちょっといい事言ったつもりだろうが、、、今、食べたそのクルマエビ、半人前が口にしていいのかよ。」
「今日ぐらいは無礼講でしょ。初任給出たらちゃんとご馳走するからさ。」
「いや、奢ってくれだなんて言っていないし、、、けど、ありがとう。」
「うーん、、、でも、、、、」とモゴモゴする息子に、
「本当に欲しいのは何?」とストレートに聞いてみると、
「え~と、、、、、」スマホを検索しながら、
「これ・・・・」とこちら見せたディスプレイには、


GRスープラが!!!

「は、マジか!?」
「鬼カッコいいよ、これ。ほんと、ヤバい。」
「中身、BMWのZ4だよ。」
「知っている。ワイスピのスープラもいいけどめちゃくちゃ高いから無理。初代スープラもシブいけど、古いしなぁ。GRのだったら、頑張れる気がする。」
「ま、確かに新卒社員がGRスープラで来たら、ちょっとしたニュースだわな。もしかしたら、いろいろ言われるかもしれないしね。」
「でしょー、だから、最初はお手頃お値打ちコンパクト我慢して乗って、仕事で沢山結果出して、お金貯めてスープラ買ったほうが、断然かっこいいよね。」
「分かる。」
「それ考えると、テンション爆アガるんだけど、ただ、、、そのお手軽お値打ちコンパクトを探すのがちょっと気乗りしなくて、、、、で、彼女が乗っていると同じのでいいかって感じになっている。」
「フェラーリ買うためにADバン乗り続けた猛者もいるぐらいだし、うちの最初のM3だって、独立したときの記念で、今のM3は、病気を克服した勲章みたいなものだかもんな。スープラは目標の一つにしてさ、そのコンパクト、一緒に探すよ。」
と話している内に、デザートが来て、再び、スイフトで帰宅。
試しにこれと同じスイフトは?って聞いてみたら、どうせなら色々な車に乗ってみたいとのこと。
「ところで、父ちゃんは車決まったの?その車、母ちゃん許してくれそう?」と思い出したかののように尋ねる息子。
実は、エンジン不調になった嫁車の代わりとして、スイフトを進呈することとなったため、私も増車を控えていまして、車選びの一番楽しい真っ只中につき、話をしたくてしょうがないのですが、息子の気持ちを知った今、そんなことができるはずもなく、
「う~ん、、、何とも言えないな。」と話をごまかしてこの日は終了。

錯綜する我が家の車選び。
一体どこに着地するのか、それとも嫁に内緒の暴挙、再び勃発するのか、絶賛、継続中です。

Posted at 2023/02/07 11:37:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | My Life | 日記

プロフィール

「高校生と化学式とM3(G80編) http://cvw.jp/b/192969/47673952/
何シテル?   04/23 17:21
20年前に偶然出会った96年式M3CLimousineを溺愛すること4年、そして涙の別離を乗り越え、その後、やって来たE46M3と忘れえぬ10年来を共にした不人...
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