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FlyingVのブログ一覧

2022年03月31日 イイね!

開花状況

開花状況年度末進行が落ち着いたと思いきや、新年度のあれやこれやで、明日から再び青色吐息のFlyingVでございます。

とにもかくにも人心地ついた先日、桜の開花を愛でに、クライアント先からの帰宅途中、ふらりと足を延ばすことにいたしました。

輻射熱などで気温の高い名古屋都心部は7~9分咲きといったところ。
名古屋城近くの並木は画像の通りでして、明日の入庁式や入社式には、咲き誇るソメイヨシノがフレッシュマンたちを迎えることでしょう。

お次は、知る人ぞ知る桜の名所、日進市の『ニッシーそよ風ロード
天白川沿いの桜のトンネルを車で走ることができ、また、川岸の駐車スペースにはテーブルと椅子が備え付けられるなど、家族連れでピクニックが楽しめたりします。



平日、6分咲きとあって、人も車もまばら。
ここも週末には見頃となる模様です。


対岸には、撮影にいそしむUSDMスタイルの気合の入ったスカイラインクーペとガルウィングの車種不明なカブリオレ。

短い盛りを惜しむわけでもなく、美しいまま潔く散っていく桜こそ、武士道にも通底する大和島根の心髄。
その散り際に、花弁が川面へと舞い降り、水面を薄桃色の大輪へと染め上げるのもこれまた見事の一言。
かつて高遠城址の桜を訪れた小林秀雄は、白鷺の巣の方が桜よりよほど見事だと評していましたが、毎年この光景を目の当たりにするたび、つくづく日本に生まれてよかったと感じ入るのと同時に、桜花の名を冠したゼロ戦の悲壮な宿命が思い起こされ、英霊がお互いに誓い合った「靖国の桜の下で逢おう」との言葉通り、その靖国に今まさに英霊達が集っていることに思いを馳せずにはいられないのでした。

と、簡単ですが、当地の開花状況レポでした。
Posted at 2022/03/31 16:55:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | F80M3 | 日記
2022年03月27日 イイね!

断捨離バイバイン

断捨離バイバイン容赦のない年度末進行に、疲労とストレスが大脳新皮質を突き破り、旧皮質にまで深刻なダメージを負い、黒曜石を無性に削って石器にしたくなるほどの退行現象著しい、ネアンデルタールメタラーことFlyingVでございます。

家では、春に向け、収納やら押し入れをひっくり返しての絶賛断捨離中の嫁。
当然、私の書斎やガレージも領域展開され、車雑誌をはじめ、いつ買ったかすら不明のLED、なぜか沢山ある抵抗器、数年前の添加剤、動作不良のレーダー探知機、効能不詳のオカルトグッズ、自作のDIYパーツの処分をはじめ、E46M3を物色中の知人に、その頃のBMWマガジンやらE46パーツを泣く泣く進呈するなどして断捨離に付き合っていた、よりにもよってその折に、大陸製オサレパーツがごっそりと届いしまったのです(ナイアガラ汗)

明晰夢か白昼夢なのか、とにかく判断力を欠いた状態で注文したであろうそれらが、鬼神も避ける勢いで断捨離をしていた嫁の目に留まったのは言うまでもなく、あのネジ山で辛うじて繋がっていた堪忍袋の緒をも断捨離させてしまい、
「なんで、捨てるとモノが増えるの?」との、抑揚のない乾いた声が、菩薩像のように表情筋が消えた嫁の口から発せられ、
4月のお小遣いから、単位をルーブルもしくはジンバブエドルにし、その後、再び円換算にした額で支払う、もしくは円天で支払うかどっちがいいかとの経済制裁を通告される中、
届いたからには即着けるべしとの偉大なる先人たちの教えに従い、仕事の合間を縫って取り付け開始です。

さてさて、後のことは追々考えるとして、ここは開き直って、中華のインダストリーからやってきた、オサレパーツ4種のご紹介。

まずは、一昨年貼り付けたカーボンピラーパネル(同じく大陸製、画像左側)が、白化と退色によりみすぼらしくなったことと、カーボンの細かく棘のような繊維がボロボロと剥離し、拭き上げるたびに指に突き刺さるのがほとほと嫌になり、お値段倍以上のものを奮発。


粘着テープが変質して剥がすのに一苦労でしたが、艶、綾織りのカーボンが美しく、カーボンルーフとの調和も上々。車が若返ったようなビジュアルに。



次にアルカンターラのオーディオパネル。ただ単にこの材質が好きなだけで、内申点で家庭科2を賜った裁縫技術で手縫いしたハンドルとマッチすればいいかな程度で購入。装着してみると、質感、見た目ともにイイ感じ。


最後は、カーボンシフトノブとゲートカバー。カーボンは本物、お値段そこそこなだけに、一見、良さげに見えますが、そこは大陸クオリティ。金型精度が甘く、成型が今一つ。チリが微妙にあっておらず、Mパフォにしておけば良かったと若干後悔です。

とここまで、4点の大陸製オサレパーツ、品質にばらつきがあるものの、細かいことを気にせず、雰囲気を楽しむのであれば、コスパと満足度はそれなりに高いと思われます。

ただ、購入履歴を調べてみると、まだ一品届くようで、かの大陸からは、15年前の投資を個人的に回収しなければならないのに、またしてもODAをしてしまうとは、大和島根のアイデンティティをしっかりと持たねばです(猛省)

さて、今から、嫁からの緊急ミッションに取り掛かります。
それは、渡された市指定のゴミ袋45Lをとにかく一杯にする事

と、その前に、RANDYのお散歩に。
さらに、その足でM3の給油に向かい、久々にリッター10㎞を記録した高燃費に小さくガッツポーズをし、途中のコンビニで、嫁が好きなモカブレンドを買い込んで帰宅。
そして、ゴミ袋満杯ミッションに取り掛かるべく、一心不乱に床掃除をする嫁に、「いつもありがとう。」と言ってモカブレンドを差し出すと、ニコリとほほ笑み、
「いいのいいの、はい、足りないと思って♡」2袋目のゴミ袋を手渡されたのでした(涙)

※タイトルにあるバイバインとは、振りかけるだけで無限増殖をしていくドラえもんの秘密道具でもあり、今なお宇宙空間で栗饅頭が指数関数的に増え続けているというアレです。

Posted at 2022/03/28 10:18:52 | コメント(2) | トラックバック(0) | F80M3 | 日記
2022年03月21日 イイね!

お彼岸クローバーフィールド

お彼岸クローバーフィールド世間は連休だというのに、地獄の年度進行に飲み込まれ、絶賛やさぐれ中のFlyingVでございます。
折角の天気にも恵まれたこの3日間、遠出はおろか洗車すらできず、溜まりに溜まっていくのは、フラストレーションと受信トレイの未読メールばかり。
都合よく頼むだけ頼んでおいて、こっちからの依頼はちっとも片づけてくれないパートナーのいい加減さに、「もう止め!!」とPCを閉じて、本日午前中、お彼岸のお墓参りへと向かうことにいたしました。
嫁と子供たちは別の用事で不在のため、仕事以外では久々のロンリードライブ。
ちょっとした遠出になるため、M3とサシで語らおうと、とっておきのコーヒーを沸かして水筒に。
お墓参り道具をセットし。近所のスーパーで墓花一対とお彼岸用のお菓子を買い込み、いざ、高速ステージへ。

エンジンはスポーツモード、オーディオはオフ、そして、3速で料金所を抜け、5速でやや交通量の多い走行車線へと合流。
水温は90度で安定、油温も適温とS55のご機嫌は上々。
ASDをオフにしたことにより、排気干渉音のような無粋な疑似サウンドがなくなった3000~4000回転では、鼻先で涼やかにハミングしながら足先にストレート6の鼓動が感じられるだけ。
ただスムーズなだけではなく、不敵な存在感を脈打つように伝えてくるあたり、「ねえ、早く踏んだら。」との悪魔のささやきにも聞こえてしまう。
やる気に逸る心臓部を躾けながら、こうしてゆっくりと流すのもいいのですが、分岐に差し掛かったところで、前方が開けたので、その挑発に乗ってやろうかと、ギアを落としてアクセルペダルに少し力を入れてみると、直6の抜けの良い放射音とともに、粒のそろったパルスを伴いながら加速体制に入るM3。
体がシートに張り付くと同時に、周りの視界が糸を引くように後ろに流れていく。
ブースト計の上昇が一呼吸遅れるほど猛々しさなのに、怖さは全く感じられず、ただ、2t近い質量の塊がアスファルトの上に敷かれたレールをホールドしたまま進んでいくような安心感。
その後、まったりクルージングを再開し、ちょっと物足りなさそうなS55をなだめつつ目的地に。
霊園の駐車場へと続く桜並木は、開花を今か今かと待ち望んでいるかのようでした。

お墓参りを終え、駐車場近くに群生しているクローバーを眺めていたら、見つけたのがこちら。

この後、立て続けに3つを発見し、計4つをお土産に帰宅いたしました。

親指と中指のバンドエイドは、こりもせず、今日も今日とて仕事の合間にネジ山を素手でまさぐっていた時に、いつの間にか負傷していた箇所です。

帰路は、往路であまりの熱さに全く飲めなかったコーヒーが飲み込ごろになっていたので、ドリンクホルダーにセットし下道で。

助手席の窓を開け、カウンタックのレプリカとすれ違うなどのレア体験をしつつ、家に戻ったら、お楽しみのこれ!!

AMAZONでポチっていたのが届いていたのです。



この企画を通した担当者に、がばっと抱擁をかましたくなるほど切望していたZ31オンリーのムック本。
そして、旧車チューンでお馴染み、GワークスのZ特集。
Z130~32と記載しておきながら、そのほとんどはS130とZ31で埋め尽くされ、変態的に偏ったZ愛にシンパが止まらない(感涙)

初めての愛車だったZ31と過ごした日々はここでは書き尽くせないほど。

ページをめくるたびに、胸に去来する様々な記憶。
ノーマル維持からR26スワップまで個性的なZ31の姿に口元が緩み、オーナーさん達の熱い語り口にうなづき、理解あるご家族の姿にほっこりとしてしまう。

ふと考えてしまうのは、もし、今日までZ31を所有し続けていたら、どうなっていたんだろうということ。

VG30ETはVG30DETTにMTごと換装させ、いや、VG30DETでもいいな。でもってビジュアルは逆輸入Verにして、あとは、、、、

なんて、叶わない妄想に浸り続けていると、携帯の無粋な着信が仕事を知らせてきたので、しぶしぶPCを開け、業務再開です。

時間の不可逆性はどうしようもないとして、一つだけ変わらないとしたら、そのナビシートに居るのは、いつも楽し気な嫁の姿だということ。

そう言えば、あの頃は甘ったるい缶コーヒーばかりだったなぁ。
もうすぐ用事から帰ってくる時間だし、出がけに持って行った、あのとっておきのコーヒーを入れなおしてあげよっと。
路傍で見つけた四葉のクローバーを添えて。


Posted at 2022/03/22 10:28:57 | コメント(4) | トラックバック(0) | F80M3 | 日記
2022年03月16日 イイね!

ドライブ&ライブは生音で!!

ドライブ&ライブは生音で!!ボディのNVHの向上と内燃機関の組付精度や燃焼効率の著しい改善により、振動や音が除去されていき、その快適性はひと頃とは比べ物にならないほどに。
弛まぬ企業努力の賜物と言ってしまえばそうなのですが、やはり車は、五感で乗るもの。
特に、エンジンの発する『音』はその最たるもので、市販車ではフェラーリ、レーシングエンジンでは、天使の絶唱と形容された787Bの4ローターやV12全盛のF1なんかが筆頭格でしょうか。
私の歴代の愛車でも、E36M3の淀みない直6のハーモニー、最後のAlfa純血ユニットであるGTVのV6が奏でるバリトン、H22AのV-TECサウンド、そして、極めつけは、E46M3のS54B32の徐々に身をよじらせながら絶頂へと上りつめていく嬌声に、琴線をイヤというほどかき鳴らさせれたことか(遠い目)

それに比べ、Kers導入後のF1の何とも味気ないことときたら・・・
F80M3においても、ターボ化により、甲高い音域は望むべくもなく、野太い低音一辺倒となったそれはそれで、迫力があっていいのですが、やはり、S系のNAハイチューンユニットを知っている身としてはちょっと、、いや、かなり寂しい。
その上、2,500回転~4,000回転域で、V型の排気干渉音のようなドロドロとした音質が混ざるのはやっぱりいただけない。
ということで、調べていくと、F系のBMWには、ASD(アクティブサウンドデザイン)、などと言う電子的に作られた疑似サウンドをスピーカーで出す機能があり、F80M3もそれが鳴っているとのこと。
全然、知らなかった・・・
てっきり、ASDはオーディオのチューニングだとばかり思っていました。
AudiS3がそうしているのは知っていましたが、まさかM3までもとは、バイエルンのエンジン屋の矜持は一体どうしたというのか(嘆息)
しかも、不等間爆発のV8サウンドがブレンドされているというじゃないですか。

M4&3系オーナーの大多数が求めるのは、純粋な直6サウンドなのに、BMWはASDを良かれと思ってやっているのかもしれませんが、どうにも蛇足にしか思えず、
例えて言えば、菅原道真の子で、更級日記でお馴染み、菅原孝標の女の父であり、平安貴族きってのお茶目さんである当の菅原孝標が、あの学問の神と呼ばれる道真の原書に勝手に注釈を書き足したようなもの(実話)

だったら、一度キャンセルしてみようかと、BimmerCodeでコーディングできることを知り、無効にいたしました。
ついでに、デイライトの照度変更、ヘッドライトウォッシャーのキャンセルを。


エキスパート機能には、サウンドの選択もできるそうで、中には、F80M3のサウンドもあるとか。
ん?ちょっと待て、、、M3のASDはV8の疑似サウンドを使っているということは、M235とかでF80M3のサウンドを選択するとV8の音になる?
なんだ、この良く分からないパラドックスは・・・それならF80M3でF80M3のサウンドを選択すると、どうなるんだ??
ま、そこらへんはあまり深く考えないことにして、ASDをキャンセルした結果、、、
まず、キャビンが思った以上に静かになった。
当たり前なのですが、スピーカーから流れるオーディオの音がクリアになった。
そして、ドロドロとした排気干渉音が解消され、直6らしい雑味のないエンジン音になった
のです。

若干、フィーリングが荒れていると感じた3000回転前後は実はこれだったのかぁーorz
聴覚からとは言え、思い込みが引き起こす錯覚恐るべし(滝汗)


そりゃ、海原雄山でもない限り、誰だって、鉄人 坂井シェフ特製のスイーツだと思うわさ・・・
余談ながら、菊池寛の「形」もそんなストーリーでしたね。

しかしながら、予想以上に静かになったことで、体感度として加速時の迫力がなくなったのも事実。

それに、キャンセルされたのはキャビン内のASDだけで、車外のオールキャンセルはアダプター必要とのことのようです。

ギタリスト視点から言わせて頂ければ、サウンドシミュレーターは決して否定的ではなく、現在、ライブやデモテープで使用しているヘッドユニットも非常に出来の良いシミュレーターがプリセットされていて、オールドマーシャルから最新のもの、果ては様々なミュージシャンの音色を再現できてしまう優れもの。

ただ、ただ、やはり、今、そこで奏でられているサウンドは、ライブで聴きたい!!
そう、M3のASDは、私にとって、かつて日本にやってきた外タレのライブで、生演奏にもかかわらず、曲がフェードアウトしていくなんて絶対にあってはならないことが起きたも同然のこと。
PHVやBEV化が進み、そう遠くない未来、淘汰されていくか、もしくは重課税されていく宿命の内燃機関、今ここにある限り、リアルな生音で楽しみたいこの頃です。

PS:生とか疑似とかあんまり書くと、桃色プライマリーフェロモンをまき散らしながら第69番目の赤い使徒が長野から襲来してくるので、良いコのみんなはここまでね(^_-)

Posted at 2022/03/17 09:46:36 | コメント(4) | トラックバック(0) | F80M3 | 日記
2022年03月11日 イイね!

シルキーシックス?ミルキーシックス?ううん、メルティーキッス♡ 高速インプレッション

シルキーシックス?ミルキーシックス?ううん、メルティーキッス♡ 高速インプレッション♪黄砂に~抱かれて~、、、欲しくないこの頃ですが、洗車が本当に気持ちいい陽気になりました。
年度末進行で忙しくなる前に、まとめてブログアップしておきます。

さてさて、チャージパイプとプラグ交換後、ミルキーシックスへと生まれ変わったS55でして、市街地走行では、低速トルクのツキが良くなり、もともと少ないメカニカルノイズがさらに減少したことを体感したものの、Motulが馴染んできたことも要因と思えるため、高速道でのインプレも必要。
しかしながら、交換後、胸躍らせ、TKさんを出て春日井ICから乗り入れた途端、赤灯のパレードに合流してしまい、残念ながら不発。。。
てな訳で、先日、丁度、遠隔地での会議があったため、普段はZOOMながら、M3を駆って、出席することにいたしました。

加減速と高速コーナーが連続する名古屋高速、そして当地屈指のハイスピードステージとなる伊勢湾岸と検証条件は十分。
名古屋高速では車全体が十分に温まるのを待ち、検証は伊勢湾岸に入ってから。

早朝の伊勢湾岸は交通量も少なく、ただ流れに合わせているだけでもかなりのハイペース。
真ん中車線から左車線へと移動し、少しアクセルを緩めスピードダウンさせ、前後が十分空いたところでシフトダウンし、再び加速体制へ。
背中からの朝日に照らされ、オレンジ色がかった薄紫ににたなびくアスファルトを轟然と蹴り出すM3。
たちまちブースト計の数値がMAX付近を指し、DMEチューンによりフラップが開け放たれたマフラーから発する低く太いパルスが空気を震わせ、カタパルト射出のような加速GがM3を重力から解放しようとしている。
とてつもない運動エネルギーがアドレナリンとともに噴出するのを感じるのと同時に、ものの数秒で、アウトバーンでも少々気を遣うような速度域に達したため、アクセルを抜き、エンブレで車速を落としながら、昂揚した気持ちを落ち着かせることにいたしました。

まず、判明したのが、高回転域でのブーストがタレなくなった。正確に言えば、ブーストの落ち込みが軽減したこと。
次に、2000回転前後から本格的にブーストが掛かり始め、4000回転ぐらいから、さらにブーストが乗り出す、いかにもパワーターボと言った様相だったのが、低速域からまるでハイチューンNAのようにトルクとパワーがリンクした特性に変化。
E36M3後期のS50B32のようなフラットトルクでもなく、史上最高の直6と評されるE46M3のS54の回転域によって猫の目のように表情を変えるようなものとは別の、そう、いうなれば、E36M3前期の搭載されたS50B30と似た、フリクションとは無縁の淀みない心臓部に近いと感じました。

とかなんとか4ビットの脳みそで考えをまとめながらクルージングしていく横を、もの凄い重低音とともにさっそうと抜き去るジャーマンスポーツが!!
「うおぉぉぉ速ぇえええええ!!それにナイスサウンド、ご馳走様です!!!」
V8サウンドの残響にたっぷりと包まれ、あっという間に小さくなるM5のテール。
再びシフトダウンし、SPORTモードに切り替えて追撃態勢に入ろうとすると、トラック数台が走っているほかは、ほとんど何もない車線で、急ブレーキを掛け、突如、車線変更をするM5。
「な、何事?」
視線の先には、何やら長細く四角い白い物体がある。
「落下物かな??」
近づくにつれ、その正体が明らかになったのです。
「ん?んんん?なぁーにぃー!!」
朝焼けの中、それは堂々と、そして凛として屹立していたのでした。
追い越し車線のど真ん中に・・・

冷蔵庫が(ナイアガラ汗)


しかも、ちゃんと野菜室を下に設置された状態で、けなげにも『いつでも風呂上りの冷えたビール、出しまっせ♪』と言わんばかりに(もらい泣き)

※画像はイメージです

引越し業者かそれとも配達中に落下したのでしょうか、とにかく、高速道での落下物は危険極まりないですから、細心の注意は勿論、ダブルチェックなどを徹底してもらいたいです。

高速を降り、信号待ちでのアイドリングは、アイドリングストップをしているかと勘違いしまうほどノイズと振動も減少。
パイプ形状と内部のメッキ被膜の効果か抵抗値が減ったことと、過給でのパイプの変形がなくなり、充填効率が上がってブーストの掛かりがよく、少しの踏み出しでも、前の車との車間がなくなってしまうなど、その効果はMotulの効能を割り引いても体感できました。

で、チャージパイプとプラグ交換をしたインプレによる結論!!
①過積載は絶対にダメ、積載物は厳重に固定し、振動などで弛緩して落下しないようにすること。
②工事用車両を運搬する時は泥や石を必ず洗浄してから積載すること。
③そして、その時の飛び石でガラスやらが破損した際は、公団は速やかに善管注意義務違反を認め、高速料金含めた賠償を行うこと。
④冷蔵庫の機能として、「はやウマ冷凍」は是非付けておきたいこと。


うん、こんなところでしょうか。途中、1ヶ月に3回も連続して飛び石を食らい、都合フロントガラス3枚を交換した私怨が混じった気がしましたが、チャージ&ターボパイプ、そしてプラグ交換は、シルキーシックスからミルキーシックスへ、そして遂にはメルティーキッスへと、甘く蕩けるような口当たりになったのでした👍

え?インプレになってない?意味不明??
暖かくなって来たことですし、ちっちゃいことは気にしないそれ、ワカチコワカチコ



Posted at 2022/03/12 12:56:37 | コメント(4) | トラックバック(0) | F80M3 | 日記

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「高校生と化学式とM3(G80編) http://cvw.jp/b/192969/47673952/
何シテル?   04/23 17:21
20年前に偶然出会った96年式M3CLimousineを溺愛すること4年、そして涙の別離を乗り越え、その後、やって来たE46M3と忘れえぬ10年来を共にした不人...
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