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ペリのブログ一覧

2018年04月28日 イイね!

三寒四温、八ヶ岳周遊ツーリング

三寒四温、八ヶ岳周遊ツーリング
桜前線の北上により都心部は見頃が過ぎましたが、そうなれば山間部の道路も"解禁"しているだろうとポジティブに捉えます。埼玉県の山奥は調査済ですので、次なるターゲットを八ヶ岳周辺に設定。東雲の空となった都心を6時前に出発し、調布ICより中央自動車道へライドオン。V-TECによる甘美な咆哮に震えながら合流車線を加速し、交通量の少ないハイウェイを西へと進んでいきます。
前日の暖かさと比較すると気温は低空飛行となっており、中央自動車道は標高を上げていくうちにかなり冷え込んできました。陽が差すようになると空気が和らいできますが、それでも小仏トンネルを越えると外気温は一桁台となっており、境川PAにたまらずピットイン。缶コーヒーで暖を取りつつ須玉ICのETCゲートを潜り抜け、県道609号線から八ヶ岳高原ラインを目指していくことにしました。


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雪月風花


山梨県から長野県へと入れ替わる県道484号線をなぞっていき、八ヶ岳エコーラインへと針路を設定。標高2,899mの赤岳を峰とする八ヶ岳の麓は非常になだらかな地形となっており、等高線をなぞるように引かれた広域農道は魅惑の形状を成しています。冬眠していた田畑は若草色に染まりつつあり、色味を帯びた小春日和の風景をバイザー越しに眺めながらの走行は実に爽快。先ほどより標高は上がっていますが、高原地帯の朝方のキリッと冷えた空気は凍てつく程には至っておらず、むしろ目の覚めるような冷気と温もりのある陽射しのコンビネーションはオープンカーの頭寒足熱の快感に通じるものであり、ヘルメット内はもれなく笑顔に包まれます。こんな道が10km近く続き交通量も僅かなのですから、朝早く起きた甲斐があるというものです。


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雪景色の奥蓼科


随分と春めいた様子が続いたので、ここは調子に乗って県道192号線ビーナスラインにもトライしてみる事に。しかし、手前のガソリンスタンドの店員に本日のコンディションを聞いてみると、昨日降った雪が路面に残っているかもとのこと。4月に入っても雪がちらつくとは驚きましたが、それなりに降ったというので様子見がてらで進んでいくことにしました。序盤は問題なかったものの、標高を上げていくうちに路面はいつしかウェットコンディションとなり、外気温もグッと低下。VFRのメーターパネルに表示された外気温は3℃となっており、この先積もっていなくても凍結の恐れがあるので、蓼科湖で打ち止めとしました。開いていたコンビニも閑散としており、山から下りてくる自動車のルーフにはうっすらと白い雪が残っていたので、ここで引き返すのが吉でしょう。
来た道をゆるゆると戻り奥蓼科側へとノーズを転換し、県道191号線から脇道を辿っていきます。よくわからない道を回頭性を維持しながら駆け上がると、路肩に雪が見られるようになるものの、先ほどのビーナスラインと比べると幾分マシな様子。フォレストカントリークラブ三井の森の手前でVFRを止めてヘルメットを脱ぐと、雲のクラックから差し込む陽光に照らされたアルプスの山並みが視界に飛び込んできます。粉砂糖が振られたガトーショコラのような山肌は美しくも景仰を感じさせる姿であり、山々の深部に足を踏み込むにはややフライングだったかなと思いましたが、次の楽しみが増えたと捉えるべきでしょう。


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冬と春の境目


厳めしい景色を脳裏に焼き付け、登ってきた道を戻った後は、リゾーム状に張り巡らされた農道を繋いでいき八ヶ岳の南麗を横断。心地よいターンアングルを謳歌していると、要所で桜が満開となっておりました。ついさっきまで雪景色だったのが嘘のような変わりようで、パステルカラーに染まる田園風景の中をあてどなく闊歩。冬と春の境目を走っているようで不思議な感覚でしたが、この日は標高900m位が見頃でした。
近くにあった井戸尻遺跡はコメントに窮するスポットでしたが、こうした穴場的なエリアを巡るのもツーリング・エッセンスと言えるでしょう。トイレ休憩がてら道の駅こぶちざわに立ち寄ると、日帰り湯ののぼりが並んでいたので、冷えた身体を温めるためスパティオ小淵沢の湯船に入水。湯上りの頬を摩る高原の空気が屈指の快感であった事は言うまでもありません。


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わび・さび


お腹も空いてきましたので、道の駅のすぐ傍にあった「そばきり祥香」でわさびの効いた蕎麦を頂きます。眉間をつんざく辛味に悶絶しつつも美味しく頂き、V4エンジンの拍動を味わいながら国道20号を快走しました。途中サントリー白州蒸留所近くで、神宮川沿いの桜が目に止まり、桜吹雪の中で物見遊山。川の水面を流れる花びらを眺めているだけで春めいた気持ちになれるのは幸せなものです。
清里方面へ流していくと富士山が綺麗に見えてきましたので、このまま家に帰るのも勿体ない事から、須玉IC~甲府昭和ICまでハイウェイを拝借。国道358号線精進ブルーラインにスイッチし、日本最高峰の姿に吸い寄せられるように南下していきました。国道139号線から県道21号線に連絡し、西湖で美しい富士を見晴らしながら小休止。何度見ても飽きない霊峰は、日本の美意識の象徴と言えるでしょう。


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Go Home!


すっかりご満悦で西湖を後にし、ショートストレートとカーブが長短織り交ざった県道21号線湖北ビューラインをライディング・ハイで走破。富士吉田ICから中央自動車道へ復帰し、自宅を目指します。富士方面へ寄り道した分八王子JCT前で少々渋滞に嵌ったものの、真っ暗になる前には最寄りのランプを通過。お土産で買った八ヶ岳高原ビールを冷やし、おつまみの柿ピーをむさぼりながら、気だるい疲れに飲まれていくのでありました。
Posted at 2018/04/28 18:37:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | VFR800 | 日記
2018年04月22日 イイね!

春を追走、奥多摩~箱根ツーリング

春を追走、奥多摩~箱根ツーリング
桜シーズン到来!淡い香り漂う前線は快調なスピードで日本列島を北上し、3月末は絶好の鑑賞日和となりました。が、桜の名所の大混雑は必至であり、そんなスポットに自ら突っ込んでいくのは飛んで火に入る夏の虫。ここは敢えて満開前のローカルスポットを狙い、日中はがら空きの道を走りまくる魂胆です。


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国道411号線 奥多摩


布団から出るのも随分と楽になってきた早朝、甲州街道を抜けた真紅のVFRは、多摩川沿いをなぞりながら国道411号線で奥多摩方面へ。青海線とクロスラインを描きながら標高を稼いでいきます。道中から見える桜はまだ5分咲きにも至っていない様子ですが、目論見通り交通量は少なくテクニカルなワインディングコースをマイペースで流していきました。暖かくなり始めると現れるのが警察のネズミ捕り。この日も各所で青い制服をまとった公務員が業務に勤しんでおられました。
東京都から山梨県へと移り、道の駅たばやまで小休止。駐車場は意外と賑わっており、自動販売機で買う缶コーヒーもそろそろホットじゃなくても良い位の温暖さになってきました。標高1,472mの柳沢峠を越えて、雄大に聳える大菩薩嶺を眺めながら急勾配のダウンヒル。甲府に近づくにつれて綺麗に花びらを開いた桃の花が沿道に現れてきます。しかし、道の駅を出てからここまで前方を塞ぐ車両はゼロ。桜を回避して走り放題を選択した訳ですが、ちょっと心配になる位の車の少なさでありました。


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Viva la vida


タンク内のガソリン量が残り1目盛となっていたので、GSで燃料を補給。盆地に張り巡らされた名もなき道を伝っていき、牛奥みはらしの丘へと到着しました。すり鉢形状の淵に立つと見える景色は春和景明の朗らかな時間に包まれており、眼下に咲く桃の花が成す彩りは春の足音を感じさせてくれます。
塩山フルーツラインをトレースし、国道137号線御坂みちへとスイッチ。登坂車線付きの豪快なヒルクライムで標高を稼いでいくと外気温はするすると低下します。とは言え、肌寒く感じるのは林間路だけで、陽に照らされれば丁度良い事この上なし。多くの観光車両と離脱し県道21号線に乗換え、河口湖のシルエットをなぞっていきます。交通量僅少の湖北ビューラインは絶巧のワインディングであり、爆音を発するアストンマーティンに追従したりしながら、春到来の富士五湖を堪能。寒さに耐えながら走るのも一興ですが、いよいよオートバイシーズン解禁といった所でしょう。


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夜桜見物


空のキャンパスには白い飛行機雲が流れ、西の空は赤みを帯び始めました。ここからは県道730号線で県境を越えていく事とし、落日を背後に従え来た道を戻るように富士五湖をトラバースしていきます。静岡県に入り県道147号線に名称が変わった山岳路は急勾配のダウンヒルへと変貌し、グルービング工法で彫られた縦溝にビビりながらなんとか下山。富士スピードウェイの脇を抜け、御殿場の市街地をパスし、国道138号線乙女道路で箱根を目指します。
早川堤の桜はそれなりに有名ではありますが、これまで激混みの状況に遭遇したことがありません。交通量の多い国道138号線から脇道に逸れると、約120本のソメイヨシノがこれ見よがしに咲き乱れておりました。夕刻の時間帯もあってかこの日も人は疎らであり、VFRを路肩に止めて暫し散策タイムとします。僅かな残照とライトアップで見える桜の姿は妖艶であり、自宅にカメラを忘れた事を若干後悔しましたが、それでも見ているだけで幸せになれるのは桜の不思議な所でしょうか。


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湘南地魚


小一時間1人お花見を楽しんだ後は混雑する国道1号を下っていき、小田原城周辺も寄ってみましたが、多くの観光客でフィーバーしていたので走りながらの鑑賞に留めて海岸線沿いを東へ進行。お腹が空いてきたので平塚市内をうろうろしながら、魚介の美味しそうな「あぶさん」の暖簾をくぐることにしました。ハイドラ上でtododesuさんchobidesuさんが急接近してきましたので、夕飯は済んでいるとのことでしたが同席頂くことに。湘南と言えばやはりシラスが有名であり、生シラスやカンパチの刺身に舌鼓を打ちご満悦。お値段はそこそこしますが、住宅街にある隠れ家的な雰囲気も高ポイントであり、また近くに寄ったら足を運んでみたい所です。
店内に居座る猫を弄りつつ店を後にし、タンデムバイクの後ろに付いていき、もはや定番となった稲村ケ崎で風に煽られながら暫し談笑。日付を跨ぐ前にお開きとし、鶴岡八幡宮の前を経由しつつタイトなコーナーが続く県道204号線を使って北上し、朝比奈ICへの分岐となる交差点で解散となりました。暗闇に包まれた横浜横須賀道路から第三京浜へとスイッチし、都筑PAで休憩を挟んで無事帰宅。そこまで遠出しないつもりだったのですが、液晶パネルに表示された走行距離は通常のツーリング同様300km以上となっており、帰宅早々お風呂へ直行して全身をほぐすのでありました。
Posted at 2018/04/22 23:12:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | VFR800 | 日記
2018年04月19日 イイね!

-SAKURA Drops- 小平・狭山湖・津久井湖ドライブ

-SAKURA Drops- 小平・狭山湖・津久井湖ドライブ
春の便りである桜前線は例年より早く北上し、都心部はあっという間に撫子色に染まりました。頭上の桜を愛でながら走るのがカブリオレの醍醐味の1つであり、快晴となった週末に出掛けない訳にはいきません。弥生の月の週末、天気予報が示す最高気温は20℃越えとなっており、今年初めてエアコンを冷房にしてスタートしました。


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都内行脚


自宅近傍の桜の名所を探してみると、小金井公園がヒット。随分前に散策で足を運んで以来でしたので丁度良いかなと思いましたが、入口には既に長蛇の列が出来上がっていました。パッセンジャーと相談し、長らく待たされるよりはセカンドチョイスにしようという事で、iDriveナビゲーションシステムの目的地を変更。道中桜並木を通過したりして20分ほどウロウロしながら、小平霊園に到着しました。


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花より団子


東京都公園協会が管理している小平霊園は、70年近くの歴史を誇る霊園ですが、園内の半分ほどは公園のような設えになっており、西東京エリアでは穴場的なスポットと言えるでしょう。
ハードトップを閉じてトランクからピクニックセットを引き出し、レジャーシートを敷いて持参したお弁当を広げます。最近流行している極厚サンドイッチを作ってもらいましたが、レタスの間にパストラミビーフが存分に挟まったその様はボリューム満点。桜を眺めながらノンアルコールビールで喉を潤し、麗らかな時間を過ごします。柔らかく舞い落ちる桜はとても綺麗であり、お墓の横に失礼して暫し園内をポダリング。来週には儚く散ってしまうであろう一瞬の輝きを目に収めるのでありました。


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狭山湖


お腹も満たされほのぼのとした霊園を後にし、都道128号線から狭山湖方面へと向かうことに。正式名称は「山口貯水池」という何とも味気ない名前である事に驚きましたが、東京都と埼玉県の境をなぞるテクニカルな都道55号線をオープン・エアで流していきます。鮮やかな色を放つ真紅の五重塔をファインダーに収めつつ、斜陽に照らされた林間路を軽トラに続いてスローイン・スローアウトでトレース。バイクで走ったら気持ち良いだろうなぁと感じましたが、二輪通行禁止の看板が設置されており、調べてみたら狭山湖周辺は排気量問わず二輪の自動車は通行止めとのことでした。確かに曲率の高いコーナーが連続するワインディングなので、度を超えたレーシング・ライドが絶えなかった歴史があるのでしょう。


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津久井湖の夜桜


ここから帰路へ向かおうと思いましたが、西東京一帯の夕方の混雑は火を見るよりも明らかですので、都道176号線・46号線・48号線と繋いでいきながら津久井湖へと到着。桜のメジャースポットである相模湖が隣接しているからなのか、この時期に何度足を運んでも人は疎らです。街灯の明かりのみでライトアップはされていませんが、夜桜を楽しんでいる人もちらほら。持参したキャンプ用ランタンを片手に、暗闇に浮かぶ可憐な花びらの舞を楽しむのでありました。
すっかり暗くなった国道413号線に流れ込み、らーめん専門店小川で夕飯を頂き、トラフィックの少ない多摩川沿いをなぞりながら帰宅。都内をあっという間に過ぎ去った桜前線でしたが、そういった刹那的な要素が桜の良い所なのでしょう。
Posted at 2018/04/19 22:36:28 | コメント(3) | トラックバック(0) | BMW Z4 | 日記
2018年04月16日 イイね!

V4×V4 道志ツーリング

V4×V4 道志ツーリング
昨年末から気になっていたVFRのフロントタイヤのスリップサインですが、のらりくらり延長していた所いよいよ溝まで消えかかってきました。ここまでくるとさすがにタイヤの寿命を全うした様子なので、交換がてら自宅を出発です。とは言え、単なるタイヤ交換に半日費やすのも勿体ないので、想定した帰路にある2りんかんで作業予約だけ済ませておき、すっかり明るくなった国道20号線を西へと流していきました。


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宮ケ瀬周遊


多摩川沿いの道路を経由しつつ八王子を抜け、県道513号線で宮ケ瀬へとアプローチ。ここ最近の温暖な気候のおかげか、オートバイの遭遇率もぐんと上がってきました。前走車に追従しながらローカルロードを走り、鳥居原ふれあいの館へと到着。路肩には僅かに雪が残っているものの、もはや雪解けさえ完了間近といった様子であり、冬用ジャケットでも日差しを浴びていると少し汗ばむ位です。パーキングスペースは四輪・二輪ともに大盛況であり、日産・フェアレディZの30型やマツダ・コスモスポーツなど、普段滅多に見られないレアリティの高いクラシックカーを眺められるのも宮ケ瀬の良い所の1つと言えるでしょう。


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雪解けの道志みち


テクニカルなワインディングコースである湖畔周遊道路をなぞっていき一周した後は、国道413号線に復帰して道志みちを目指します。宮ケ瀬湖畔の道も全てドライで問題なかったので、行ける所まで行ってみる事に。全長40kmにも及ぶ道志みちは、都内からのアクセス利便性の高い数少ないツアラーコースの1つであり、それ故交通量はそこそこあるのですが、信号が殆ど設置されていないのでさほどストレスに感じません。しかし、標高を稼いでいくうちに路肩の雪の占める割合が如実に大きくなり、路面には雪解け水の水流が発生する始末。溝の擦り減ったタイヤでは危ないので慎重に乗り越えていきます。
標高700m近くに位置する道の駅どうしにピットインすると、除雪された雪の塊が随所にあり、まだまだ春全開には至っていませんでした。梅の花もまだつぼみであり、春の足音が聞こえてきた位と言った所でしょうか。直売店で売っていた道志ポークなるご当地モノを買いましたが、家に帰ってから食べてみたら中々の美味。道志みち沿いはキャンプ場も多いので、ここで買い出しをしてキャンプをしてみたいものです。


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兄上登場


ここから山中湖方面は更に標高を上げていく山岳路であり、ユニクロのベストを1枚着込んで準備万端のスタート。電光掲示板に表示される外気温は一桁台となり、ヘルメット内に流れる冷気が身に沁みます。県道730号線との交差点を右折し、山中湖のシルエットをなぞるマリモ通りへとスイッチ。湖畔にある駐車場にVFRを停めて小休止がてら湖畔を散策しました。
雲に隠れた富士は姿を現すことはなく、諦めて再出発しようとした所、ベテラン風のライダーに声を掛けられ暫し談笑。御仁のオートバイはホンダ・VFR1200Fという滅多にお目にかかる事のない車種であるとともに、VFR800の兄貴分とも言えるモデルです。プロアームはシャフトドライブシステムを採用しており、可変排気バルブやトラクション・コントロール・システム等、その充実した装備はスポーツツアラーとしての格を感じさせてくれます。本人曰く売れていないからレアなんだよねとの事ですが、V4エンジンを積んだザ・ツアラーバイクのフラッグシップであり、生で見るのはもちろん初めて。僭越ながら跨らせてもらう等、貴重な体験となりました。そして、ナンバープレートを見て更に驚いたのが、住まいがご近所(驚)。しかも、今日のルートが宮ケ瀬~道志みち~山中湖という全く同じルートだったのですから、開いた口が塞がりません。滅多に遭遇しない車種の2ショットをファインダーに収めつつ、共通する地元話にも華を咲かせました。


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溝は大事


兄上と別れた後は、山中湖を周遊し国道138号線で御殿場方面へ。アップダウンの激しい山間路を抜け国道246号線にスイッチし、やや渋滞に巻き込まれつつも小田原の2りんかんに到着しました。タイヤの種類は色々見て回ったものの、結局前回と同様、DUNLOPのSPORT MAX GPR300をチョイス。前後セットで交換した方が割安なのですが、リアはまだまだ溝が深いので、今回もフロントのみの交換となりました。
すっかり暗くなった国道1号をトレースし、横浜新道から第三京浜へ。自宅に近づくにつれてラバーも取れ始めたのか、明らかにスムーズな動きに変化しており、やっぱりタイヤの溝は大事だなと実感(当たり前だ)。いつものように都筑PAでコーヒーブレイクを挟み、3車線のハイウェイをのんびりと流していくのでありました。
Posted at 2018/04/16 22:16:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | VFR800 | 日記
2018年04月06日 イイね!

1ヶ月間のボルティー試乗記

1ヶ月間のボルティー試乗記
2018年への年越しを前に、エンジンオイル交換のため近所のバイク用品店へ。冬はさほど走行距離が伸びないと推察されますが、前回交換から既に7,000km近く走っていたので、年内にリフレッシュしておきました。で、帰りのバイクは随分とスリムになったネイキッドバイクに変身(驚)。店員が倒してしまったため、まさかの代車での迎春となりました。
そんなVFRの代車として1ヶ月ほど乗り回したスズキ・ボルティー。ロング・ツーリングに出かけていないので、総合的な評価はしにくいですが、街乗り~ミドル・クルージングを中心とした走行での所感を記録しておきたいと思います。


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SUZUKI Volty


1994~2004年に販売されていたスズキ・ボルティー。現行モデルはST250という名前に代わっていますが、20年以上に渡り販売されているロングセラーモデルと言えるでしょう。
250cc空冷単気筒のエンジンを背負い、シンプルなダイヤモンドフレームで構成されるクラシカルな装いは、ドラマや映画に出てきそうな愛くるしさを感じさせます。
乾燥重量は125kgで、なんとVFRの半分。燃費はカタログ値では50km/Lを超えるようで、空いている街中を軽く流すのがメインで100kmほど走りましたが、30km/Lは確実に上回っており、経済性もピカイチです。


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STOP & GO


乗り出して真っ先に感じたのが、独特のトルクバンド。正確にはVFRと比較して大きく異なるトルクの出方の違いなのですが、1速の加速が予想以上に貧弱で2速に上げると急にトルクバンドに突入し猛烈な加速を見せるという、なんとも扱いにくい代物。私の運転が下手なだけですが、V4エンジンとはあまりにも勝手が違うので最初はスロットルの開け具合がわからず、信号スタートでグダグダになっていました。リアはドラム式ブレーキで正直ほとんど効いているようには思えませんでしたが、代わりにフロントブレーキは中々強烈。慣れてしまうと意外と扱いやすい気がしました。とは言え高速度域で試してはいないので、第三者的に見れば必要十分な性能と言ったところかもしれません。


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バイブレーション


排気量の少ないオートバイでは当たり前なのかもしれませんが、タコメーターが付いていないのも大きな特徴。Z4もVFRもそうですが、どちらかと言うとエンジンの回転数を見ながら走る事が多かったので、これには違和感を覚えました。止まる時もどこまで回転数が落ちているのかわからないので、下手に高い回転域でシフトダウンして猛烈なエンジンブレーキをお見舞いさせられる事も多々。傍から見たら1人でシフト・ショックを頻発させている不審極まりないライダーに見えたはずです。
そして単気筒のシリンダー容量の大きさゆえ走行中の振動はVFRに比べ大きく、正直1時間以上連続して乗るのは厳しかったです。この振動をオートバイの"味"として楽しむという価値観もあり、そう考えると長距離走行には向いていないのも納得。ロングツーリングメインの私との相性はあまり良くありませんが、早朝軽く1時間ほど流してくる位の走行には抜群です。


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旋回性能


VFRの場合は、排気量に見合わぬ車体の大きさゆえ、変な言い回しですがバイクに抱きついて走るようなスタイルです。一方、ボルティーは自転車に乗る感覚の延長線のようなスタイルで走るので、その軽量ボディも相まってまぁよく小回りが利くこと。前後に車両がいない事を確認し、90度コーナーへファストイン気味で飛び込んでみましたが、予想以上にバイクが内側に傾き素晴らしい回頭性を示してくれました。VFRでコーナーを走る時はブレーキと荷重移動を合図にせーので曲がるイメージですが、このボルティーはアクセルを開けていないと曲がり続けるのではないかと思う位旋回するので、クイックな切り返しが続くようなタイトなワインディングを走ったら、さぞかし楽しいことでしょう。
但し、タンクが小さくスリムなのでニーグリップが全く効かないのには一抹の不安を感じます。股下がスカスカなのは何だか落ち着かないものですね。


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始動性


4輪車でも経験がないキャブレター式燃焼システムを採用しており、冬の朝はまず一発でエンジンがかかりません。チョークでガソリン濃度を調整しながらアイドリングが安定するまで5分程度かかります。アイドリング音が静かであればさして問題にはならないのですが、割と高い回転数を維持するので結構なサウンドをまき散らすのがネック。暖まってしまえばだいぶ音質は落ち着くのですが、早朝の住宅街で暖機するのはさすがに憚られる気がします。


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乗り心地


クラシカルなネイキッドスタイルであるゆえ、当然スクリーンやカウルは付いておらず、操縦者は全身でまともに走行風を受け続けることになります。真冬の走行だとこれがボディブローのように効いてくるもので、ある意味速度域を落とさざるを得ない理由にもなるかもしれません。VFRに乗っている時はカウルやスクリーンの恩恵をあまり感じられていませんでしたが、今回ボルティーに乗ったことで改めてその防風性能を痛感させられました。

座る部分はVFRに比べシート幅が狭く、良く言えば乗り降りしやすく軽快な動きに繋がる要素の1つなのですが、その狭さゆえ股下からの振動も相まって30分ほど運転していると臀部に痛みが発生してきます。加えてタンデムシート部分も横幅が比較的狭いので、サイドケースやトップケースがない状態では積載量はやや僅少。走行可能距離も考慮すると遠方地への長期ツーリングには不向きかもしれません。


と、まぁ色々雑多な感想を綴った形となってしまいましたが、良くも悪くもVFRとは全く異なるオートバイであり、バイク初心者にとってはなかなか新鮮な体験でした。2台持ちが出来るなら1台はこういったクラシックスタイルの250ccバイクはアリかもしれません。

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Posted at 2018/04/06 23:57:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他 | 日記

プロフィール

「チーズ工房でアツアツピザを頂きました。弟子屈ではヒョウが降ったそうです。」
何シテル?   05/03 20:17
ペリです。よろしくお願いします。
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