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ペリのブログ一覧

2019年06月30日 イイね!

スノー&スプリングカラー、八ヶ岳・上毛三山ツーリング

スノー&スプリングカラー、八ヶ岳・上毛三山ツーリング
新生活がスタートする4月週末の振り返り。季節外れの降雪のニュースが全国を駆け巡りましたが、路面凍結というレベルではないと思われるので、針路を清里方面へと照準を合わせることにしました。
給油を済ませたXRで中央自動車道へと乗り込み、巡航速度を維持しながら甲府昭和ICで一般道へ。国道20号を暫く進み市街地を抜けた先には、冬と春の境界線が敷かれていました。


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春色白州


国道20号で白州方面へと進んでいくと、釜無川沿いの河川敷には春の彩りが見え隠れしてきます。色鮮やかなネモフィラや菜の花、淡い色を放つ桜の花びらなど、1ヶ月前には感じられなかった色彩が至る所で芽吹いていました。
国道20号自体は幹線道路で特筆すべき道ではないのですが、標高を上げ下げするのとリンクするように春の景色が垣間見えるコースであり、のんびりと景色を楽しみながら走るのにはうってつけです。脇道に入り、桜と冠雪の南アルプスを眺めながら朝ご飯。のんびりとしたスピードで流れる時間につられる形で暫しまどろみタイムとなりました。


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ラグジュアリー・タイム


暫く国道20号を進み、郵便局を目印に信濃境停車場線へと舵を切ります。この辺りは幾つもの"白い道"があり、どれも甲乙つけ難い快走路ばかり。クイックな切り返しをなぞりながら、走りも景色も楽しめる外れのないローカルラインを嬉々として駆け抜けていきます。4月後半には満開となる沿道の桜は残念ながらまだ蕾状態でしたが、澄み切ったエストリルブルーの空のもと井戸尻遺跡の前を通り、県道485号線富士見高原線へとスイッチ。清里に近づくにつれて車両も多くなってきましたが、春の足音を感じながらのライディングは気持ちの良いものです。


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雪原ライド


道の駅小淵沢でトイレ休憩を挟み、八ヶ岳高原ラインへ。落石で通行止でしたが途中までは走行可能なので、せっかくなので一往復することにします。森厳な沈黙に包まれた林間路は、走行車両はほぼ皆無。緩急のあるカーブを軸にしたワインディングをマイペースでなぞっていきます。
迂回路へと戻りJR小海線と並走しながら清里方面に抜け、天女山入口から県道28号線を挟んで八ヶ岳高原ラインへと復帰。山肌は結構な雪に覆われていましたが、車路自体は除雪されており、実に走りやすい環境でした。まきば公園は一面雪景色となっており、4月とは思えぬ白銀の情景に暫し見とれてしまうのでありました。


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桜前線北上


身体の芯まで冷えてきたので、稼いだ標高を払い戻し国道141号線を北上。真っ白な田園の中をレーシングレッドを纏ったドイツ製オートバイで突っ走り、雪溶け水のせせらぎを嗅ぎ分けながら八ヶ岳の麓をポダリングしていきました。


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せせらぎに誘われて


千曲川に沿って遡上していくと、周囲の景色は春の装いへと衣替えし、陽光に照らされた水面を眺めながら幹線道路を流していきます。途中で河川沿いのオフロードを試走したりしながらミドルクルージングを続け、国道254号線で下仁田方面へノーズを転換。道中ののぼりに誘われて、西下仁田温泉荒船の湯で身体をほぐしていきます。


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上毛三山①


ファストランを挟み、県道196号線妙義山のヒルクライムへとチャレンジ。屈強なヘアピンが続く山岳路であり、並列4気筒エンジンから放たれる強力なトラクションを2つのタイヤで地面に伝え、小刻みに標高を稼いでいきます。路面は荒れ気味で縦溝もびっしり敷かれているので無理は禁物ですが、妙義ふるさと美術館の桜は満開であり、スプリングカラーに染まる上毛三山を愛でるのでありました。


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上毛三山②


天衣無縫の時間を過ごし、のんびりと下った後は、蕎麦屋の田舎やへと入店。既に夕刻が近づいていますがお店はやっており、ボリューム満点の天婦羅蕎麦を平らげます。
エネルギーをチャージした後は倉渕から榛名へ抜けようと思いましたが、通行止めとなっていたので、安中榛名まで回り込んで榛名西麓広域農道へ。気温はグッと下がり路面凍結が気になり始める所ですが、交通量ゼロかつドライ・コンディションの道が目の前に続いていれば、走らない訳にはいきません。無人のカントリーロードを駆け抜け、県道28号線裏榛名で登坂車線をフル活用し豪快に登っていきます。路肩には雪の塊が転がっている中々クレイジーなコンディションでしたが、アクセルワークに注意しつつ、標高1,084mの榛名湖を目指して突き進みました。

頂上に着く頃にはすっかり暗くなってしまいましたが、均整の取れた榛名山のシルエットは何とか拝む事が出来ました。ディスプレイの外気温計は4℃まで下がっており、長居は無用ということでそのまま県道33号線で退散。渋川伊香保ICより関越自動車道へと乗り込み、巡航速度を維持しながら漆黒に包まれたハイウェイを南下していくのでありました。
Posted at 2019/06/30 19:22:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | S1000XR | 日記
2019年06月26日 イイね!

西伊豆・足柄ツーリング

西伊豆・足柄ツーリング
振り返る事4月上旬の記録。
週末のハナキンを無難に過ごし、日付が変わる前に帰宅し速攻で就寝。翌朝、インジェクションキーを片手にパーキングスペースに向かい、XRと共に明るくなり始めた第三京浜へ意気揚々と乗り込みます。まだ寒気の残る横浜新道をトラバースし、コンビニ休憩を挟んで西湘バイパスへとライドオン。そこから先の予定は全く決めていませんでしたが、まずは箱根新道への案内板に従うことにしました。


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箱根峠越え


外輪に沿って標高を稼いでいき、標高846mの箱根峠に到着する頃には、頭上は爽快なエストリルブルーに覆われていました。県道20号線はテクニカルな中低速のワインディングであり、程良いペースで進行する前走車に続く形で弧を描いていきます。
伊豆スカイラインは帰りに取っておくこととし、県道11号線へとスイッチ。道中にあるベーカリーカフェ マリー伊豆店で焼きたてのパンを仕入れ朝ご飯の準備は万端です。


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エモーショナル・ラン


県道11号線から脇道に逸れて、網目状に敷かれた白い道を右往左往しながら富士箱根カントリークラブ方面へ。アップダウンの激しい地元道を何とか抜けると、町道1115号線 旧・富士見パークウェイへと合流しました。こちらは元有料道路で全長11kmに至るその道は、勾配がつけられた羊腸路が続くかと思えば、ツアラーの雰囲気を醸し出す緩やかなストレートまで多種多彩。数多の屈曲路は大小様々な曲率で構成されており、断続的に現れるタフなワインディングですが、そのくせ交通量は僅少なので伊豆スカイラインへのアプローチとしてはうってつけです。
ヒルクライムは後にお預けとし、市街地に向けて一気呵成に下り切り、麓のセブンイレブンで休憩。日差しが照りつけると汗ばむほどの陽気となり、インナーを1枚脱いで再スタートです。


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西伊豆スカイライン


そのまま県道17号線にドッキングし、駿河湾を眺めながらのシーサイドラン。潮騒溢れる海岸線の道はただ流しているだけで十分気持ちが良いものです。暫く道なりに進み、分岐点で県道127号線へと接続した後は、標高491mの真城峠越えを敢行。中高速域のツアラーロードであり、路面はとても綺麗な快走路であるとともに、交通量は僅少というおまけ付きですから、放っておいてもボルテージは上がるというものです。
タイトなコーナーが連続する林間路を抜けると、西伊豆スカイラインへとスイッチ。序盤は多少荒れた箇所もありますが、XRの脚はしなやかなストロークでいなしてくれます。稜線へ出るとこの日は爆風が吹き荒れており、路肩に停めて立っているのもやっとという状況。ベーカリーで買ったパンでのんびりとブランチと洒落込む予定でしたが、早々に諦めて往復で走るだけとしました。


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ハイランド・ウェイ


伊豆半島の馬の背を駆けた後は、国道136号線へと下りてジオパークを象徴する城山方面へ。ここから先は往路をなぞる形で旧・富士見パークウェイを登っていこうと思いましたが、そこまでの市街地の道が激混みの様子でしたので、大人しく県道19号線で亀石峠へと向かうことにしました。料金所を通過し伊豆スカイラインで北上。西伊豆と同様風が強いのは変わらずですが、走行に影響を及ぼす程ではなく、雲で顔を覆われた冠雪の富士をバイザー越しに眺めながら風光明媚なハイラインを謳歌しました。


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春爛漫


熱海峠の料金所をくぐり箱根新道で麓へと下りた後、給油を挟みつつ、アドベンチャーフォレスト小田原の脇を通過し、足柄方面へとノーズを切っていきます。一昨年見つけた桜のスポットは既に満開を過ぎ葉桜が多く、もう1つの南足柄市 パークゴルフ場付近も見頃は完全に過ぎた様子でしたが、それでも道中そこかしこに出遅れた桜を垣間見る事が出来たので良しとしましょう。淡い色を放つ桜とコントラスト豊かな菜の花をファインダーに収め、朝方に購入したパンをようやく食べながら、のんびりとしたスロータイムを過ごしました。

帰りは大井松田ICより東名高速道路へと入線。川崎を過ぎる辺りでややもたつきましたが、ほぼ渋滞ゼロで無事に自宅へと帰還するのでありました。

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Posted at 2019/06/26 19:46:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | S1000XR | 日記
2019年06月22日 イイね!

Roadtrip report 2019/05 Grand Touring

Roadtrip report 2019/05 Grand Touring2019年ゴールデンウィークの中国・九州グランド・ツーリング。九州には昨年のGTでも訪れていましたが、鹿児島まで足を運んだのは2015年のスープラでのツーリング以来となりました。
いつもなら飛び石連休となり有給休暇取得に奔走するのですが、今年は暦通り休んでも10連休という素晴らしい状況。結果として8日間に渡る旅を満喫出来ました。

2月に我が家にやってきたS1000XRでの初GTとなりましたが、長距離移動を苦としないツアラー性能をいかんなく発揮してくれました。1,000ccの並列4気筒エンジンは低回転域から極太のトラクションを生み出し、中高速のワインディングをひらりとなぞっていく動きは実に快感です。

唯一の欠点は、足元の乗車姿勢が窮屈であること。ステップの位置が高いのか、足を折りたたむ具合がVFRに比べてキツめであり、1日丸々乗っていると終盤には足が痺れてくる事もありました。ステップの配置が日本仕様になっているとは考えにくいので、図体のでかい外国人には随分と無理な姿勢になるのではないでしょうか。スタンディングの姿勢は非常に安定しているので、道中バイクの上でストレッチをしながら走るのが恒例となってしまいました。

また、エンジンの特徴と言えますが、巡航速度での走行は4,500~5,000rpmと比較的高回転となり、ハンドルに伝わる不快な微振動が現れるのが厄介でした。その分クルーズコントロール機能が付いていると共に、ウィンドスクリーンを一段上に上げると何故か振動が少なくなるという現象にも助けられ、ハイウェイ走行は快適な環境でした。

そしてVFRとの大きな違いは、優れたサスペンションによるオフロード走行の性能。多少の砂利道であれば躊躇なく入っていけるのはGTでの新たなエッセンスとなり、ちょっと脇道に逸れて寄り道する事で今まで見えなかった景色に出会えるようになりました。とは言えタイヤはオンロード用ですので、ビギナーレベルに抑えておいた方が良いでしょう。

そんなXRでのグランド・ツーリングを動画に纏めてみました。よろしければご覧頂けると幸いです(伏)

| Touring report 2019 Golden Week Grand Touring | BMW S1000XR | insta360 |



Posted at 2019/06/22 18:35:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | Roadtrip report | 日記
2019年06月22日 イイね!

グランド・ツーリング in 中国・九州 Day7&8 本州横断

グランド・ツーリング in 中国・九州 Day7&8 本州横断
グランド・ツーリング7日目。温もりのある陽射しで目が覚め、荷支度を始めます。今日は一気に自宅まで帰るつもりでしたが、さすがに1,000kmを1日で走破するのが厳しいのと、10連休終盤の渋滞がそこかしこで発生する予想でしたので、JARTICの情報を踏まえて一旦北陸側へ出ることにしました。


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日本三名橋


山口と言えば錦帯橋。ということで、まずは国道376号線・489号線で瀬戸内方面へ抜けていきます。薄く靄がかかり小鳥の囀りが響く情景は早起きの特権であり、並列4気筒エンジンのビートを臀部に感じながら快走。徳山東IC~岩国ICまで山陽自動車道を使い、岩国城の袂に到着しました。
5連のアーチからなる錦帯橋は全長約200mの木造アーチ橋であり、釘は1本も使わずに造られているという技術の結晶とも言える構造物。そんな背景を知るとそのシルエットはより美しく見えるものです。実際に歩いてみると結構なアップダウンであり、夜はライトアップもされるとのことで、観光名所をプラプラと散策するのでありました。


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中国地方カントリーロード


観光地を抜け、国道433号線で内陸方面へと舵を切ることに。広狭多彩なローカルロードは交通量僅少、人っ子一人いないというGW真っ青の環境であり、春うららの陽気の中を一気呵成に突き進みます。林野に囲まれた道端にXRを止めてエンジンを切れば、そこは森厳な沈黙が支配する世界となっており、大型連休であることを忘れさせてくれるのでありました。


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Feel the ride


緩やかなリズムの道をなぞり、太田川とクロスラインを描きつつ、県道38号線・313号線などを駆使してカントリーロードを謳歌した後は、バックミラーに映る長閑な風景に別れを告げ、千代田ICより中国自動車道でひたすら東へ。レーシングレッドのバディと共にガラガラの2車線を巡航速度で進行していきます。宝塚あたりから渋滞が発生していたので、吉川JCTで舞鶴若狭自動車道方面へスイッチ。1人身のロングツーリングならではの自由気ままな移動であり、330kmのハイウェイランをのんびりとクルージングしました。


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みかたの湯


若狭上中ICのETCゲートをくぐり、みかた温泉きららの湯で小休止。等張性弱アルカリ性低温泉の湯はやや温度は低めであり、小一時間浸かり旅の疲れを取ります。湯船から上がるとお腹が空いてきたので、併設されている食堂でから揚げ定食を注文。これが思いのほか美味しく、日帰り温泉施設の食事処もなかなかレベルが高いなと感心するのでありました。


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サンセットタイム


夕暮れが近づいてきたので、三方五湖レインボーラインでサンセットを迎えようと思いましたが、既に有料道路の営業時間は終了していたので、湖畔の道まで寄り道して水の張られた田んぼ越しに夕日を眺めます。7日間のグランド・ツーリングで目も当てられない程汚れているXRですが、アドベンチャー系は多少汚れていた方がサマになるなと言い聞かせながら、ウィンドシールドにこびりついた虫アタックを拭き取るのでありました。

三方五湖で夕暮れを楽しみ 、国道27号線で風月無辺の光景を眺めながら敦賀市内へ。ビジネスホテルにチェックインし、GT最後の夕飯を頂き早々に就寝。翌日はトラフィックが増える前に一気に帰るので、晩酌もそこそこに睡魔の谷へ落ちていきました。


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帰還


GT最終日。早朝の空のキャンバスには白い飛行機雲が描かれており、冴えわたるスカイブルーの装いとなっていました。朝食も食べずにホテルを出発しGSでハイオクガソリンを補給した後は、敦賀ICより北陸自動車道へと入線します。名神高速道路から中央自動車道へとスイッチし、クルーズコントロールの恩恵を存分に生かしながら約460kmを悠々と走破。お昼頃に自宅に到着し、洗車と注油を済ませたXRにカバーを掛けて8日間のグランド・ツーリングを終えるのでありました。
Posted at 2019/06/22 12:00:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | S1000XR | 日記
2019年06月09日 イイね!

グランド・ツーリング in 中国・九州 Day6 Flying Aso

グランド・ツーリング in 中国・九州 Day6 Flying Aso
AM6時過ぎ。鳥の囀りが響き渡る湯前は、快晴の陽気となっておりました。グランド・ツーリングも後半戦を迎え、インスタントコーヒーで目を覚まして支度準備に取り掛かります。大分のアフリカツインはこれから林道ツーリングに向かうとのことで出発を見送り、給油を済ませたXRの針路を北へ設定しました。


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ハードコア・ロード/椎葉村


なだらかなツアラーラインの国道388号線から国道265号線へスイッチすると様相は一変。阿蘇へ向かうのに一度宮崎県に入るわけですが、椎葉村へと向かうアプローチがこれまたハードコアな狭隘路で、ガレたアスファルトは段差が激しく、陥没している箇所も多々見受けられるほどです。
XRのしなやかなサスペンションの本領発揮といった所であり、ハーフウェットの路面をしっかりグリップしながら、エッジの効いたブラインドコーナーをクリアしていきます。 稜線に出た辺りで一時停止しエンジンを切れば、颯爽とした春の風の音だけが響き渡るのでありました。こんな所でガソリンでもなくなった日には軽く遭難出来るかもしれません。


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鮮緑色の丘陵地


ライト・ターン&ショート・ストレートで構成されたアグレッシブな道を、力強い蹴り出しで走り抜け、椎葉村から国道265号線で高森方面へと向かうことに。乾いたエキゾーストノートをBGMに深碧色に彩られたカントリーロードを進んでいくと、標高878mの箱石峠が近づいてきます。
大きな弧を描きながら春めいた色彩の阿蘇の外輪を越えていき、国道57号線からミルクロードへと入線。圧倒的な高低差で構成されるカルデラは唯一無二の存在感を放っており、バイザー越しに見える一望千里の景観美は、片道2,000kmのロングジャーニーの到達感を味わせてくれます。


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ジオグラフィック・ロード


緑の絨毯に敷かれた白いセンターラインを追いかけ、時折脇道に逸れながら自由気ままに阿蘇の北麓をポダリング。威風堂々と構える標高1,337mの烏帽子岳の姿を眺めながらの走行は、時間の経過を忘れさせるシークエンスであり、ツーリング・エッセンス満載の阿蘇を謳歌しました。


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小国町~豊前


青々と茂る樹木に囲まれた林間路を抜け、マゼノミステリーロードで等高線をなぞるように下っていき、国道212号線沿いのガソリンスタンドで燃料を充填した後は、小国町の広域農道へと繋いでいきます。鍋ケ滝の入口が多くの観光車両で数珠繋ぎになっていたのでパスし、国道387号線・県道28号線をトレース。道中お腹が空いてきたので、たまたま信号待ちで見つけた蕎麦屋で鴨蕎麦を頂きました。
店主と地元トークで盛り上がってしまいましたが、お腹も満たされ再スタート。日本晴れの空をバックにした古羅漢や耶馬渓はフォトジェニックであり、そのユニークな姿は畏怖の念を起こさせる存在感を放っていました。


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カルスト台地


山肌に敷かれた広域農道京築アグリラインでファストランを続け、県道28号線で平尾台へのヒルクライムをスタート。斜陽に照らされた緩やかなコーナーを駆け上がると、石灰岩が顔を出す草原が大パノラマで見えてきます。緋色に輝く羊群原は極めて壮観であり、ピストンライドする地元ライダーを眺めながら、九州最後の景勝地を脳裏に焼き付けました。


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九州離脱


漠然と広がる草原地帯を後にし、県道28号線で稼いだ標高を払い戻した所で、黄昏時を迎えました。 市内にある輝泉北九州くさみ温泉で汗を流し、ヘルメットのバイザーをクリアカラーに変えて苅田北九州空港ICから東九州自動車道へ乗り込みます。
ミドルクルージングで九州をログアウトし、山口県の湯田温泉でGT6日目は終了。自宅まではまだここから1,000kmもあるのですから、やはり九州は随分と遠いのだなと改めて感じつつ、シュラフに潜り込むのでありました。
Posted at 2019/06/09 18:09:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | S1000XR | 日記

プロフィール

「チーズ工房でアツアツピザを頂きました。弟子屈ではヒョウが降ったそうです。」
何シテル?   05/03 20:17
ペリです。よろしくお願いします。
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2019/07/21 23:28:48

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