新生活がスタートする4月週末の振り返り。季節外れの降雪のニュースが全国を駆け巡りましたが、路面凍結というレベルではないと思われるので、針路を清里方面へと照準を合わせることにしました。
給油を済ませたXRで中央自動車道へと乗り込み、巡航速度を維持しながら甲府昭和ICで一般道へ。国道20号を暫く進み市街地を抜けた先には、冬と春の境界線が敷かれていました。
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春色白州
国道20号で白州方面へと進んでいくと、釜無川沿いの河川敷には春の彩りが見え隠れしてきます。色鮮やかなネモフィラや菜の花、淡い色を放つ桜の花びらなど、1ヶ月前には感じられなかった色彩が至る所で芽吹いていました。
国道20号自体は幹線道路で特筆すべき道ではないのですが、標高を上げ下げするのとリンクするように春の景色が垣間見えるコースであり、のんびりと景色を楽しみながら走るのにはうってつけです。脇道に入り、桜と冠雪の南アルプスを眺めながら朝ご飯。のんびりとしたスピードで流れる時間につられる形で暫しまどろみタイムとなりました。
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ラグジュアリー・タイム
暫く国道20号を進み、郵便局を目印に信濃境停車場線へと舵を切ります。この辺りは幾つもの"白い道"があり、どれも甲乙つけ難い快走路ばかり。クイックな切り返しをなぞりながら、走りも景色も楽しめる外れのないローカルラインを嬉々として駆け抜けていきます。4月後半には満開となる沿道の桜は残念ながらまだ蕾状態でしたが、澄み切ったエストリルブルーの空のもと井戸尻遺跡の前を通り、県道485号線富士見高原線へとスイッチ。清里に近づくにつれて車両も多くなってきましたが、春の足音を感じながらのライディングは気持ちの良いものです。
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雪原ライド
道の駅小淵沢でトイレ休憩を挟み、八ヶ岳高原ラインへ。落石で通行止でしたが途中までは走行可能なので、せっかくなので一往復することにします。森厳な沈黙に包まれた林間路は、走行車両はほぼ皆無。緩急のあるカーブを軸にしたワインディングをマイペースでなぞっていきます。
迂回路へと戻りJR小海線と並走しながら清里方面に抜け、天女山入口から県道28号線を挟んで八ヶ岳高原ラインへと復帰。山肌は結構な雪に覆われていましたが、車路自体は除雪されており、実に走りやすい環境でした。まきば公園は一面雪景色となっており、4月とは思えぬ白銀の情景に暫し見とれてしまうのでありました。
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桜前線北上
身体の芯まで冷えてきたので、稼いだ標高を払い戻し国道141号線を北上。真っ白な田園の中をレーシングレッドを纏ったドイツ製オートバイで突っ走り、雪溶け水のせせらぎを嗅ぎ分けながら八ヶ岳の麓をポダリングしていきました。
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せせらぎに誘われて
千曲川に沿って遡上していくと、周囲の景色は春の装いへと衣替えし、陽光に照らされた水面を眺めながら幹線道路を流していきます。途中で河川沿いのオフロードを試走したりしながらミドルクルージングを続け、国道254号線で下仁田方面へノーズを転換。道中ののぼりに誘われて、西下仁田温泉荒船の湯で身体をほぐしていきます。
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上毛三山①
ファストランを挟み、県道196号線妙義山のヒルクライムへとチャレンジ。屈強なヘアピンが続く山岳路であり、並列4気筒エンジンから放たれる強力なトラクションを2つのタイヤで地面に伝え、小刻みに標高を稼いでいきます。路面は荒れ気味で縦溝もびっしり敷かれているので無理は禁物ですが、妙義ふるさと美術館の桜は満開であり、スプリングカラーに染まる上毛三山を愛でるのでありました。
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上毛三山②
天衣無縫の時間を過ごし、のんびりと下った後は、蕎麦屋の田舎やへと入店。既に夕刻が近づいていますがお店はやっており、ボリューム満点の天婦羅蕎麦を平らげます。
エネルギーをチャージした後は倉渕から榛名へ抜けようと思いましたが、通行止めとなっていたので、安中榛名まで回り込んで榛名西麓広域農道へ。気温はグッと下がり路面凍結が気になり始める所ですが、交通量ゼロかつドライ・コンディションの道が目の前に続いていれば、走らない訳にはいきません。無人のカントリーロードを駆け抜け、県道28号線裏榛名で登坂車線をフル活用し豪快に登っていきます。路肩には雪の塊が転がっている中々クレイジーなコンディションでしたが、アクセルワークに注意しつつ、標高1,084mの榛名湖を目指して突き進みました。
頂上に着く頃にはすっかり暗くなってしまいましたが、均整の取れた榛名山のシルエットは何とか拝む事が出来ました。ディスプレイの外気温計は4℃まで下がっており、長居は無用ということでそのまま県道33号線で退散。渋川伊香保ICより関越自動車道へと乗り込み、巡航速度を維持しながら漆黒に包まれたハイウェイを南下していくのでありました。
Posted at 2019/06/30 19:22:06 | |
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S1000XR | 日記