• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ペリのブログ一覧

2021年05月16日 イイね!

猪苗代キャンプツーリング

猪苗代キャンプツーリング
4月の前半戦、250ccの単気筒バイクに荷物を括り付け、夜明けを迎えた東北自動車道を頼りないオフロードタイヤで北上していきます。出発直後は冬用ウェアを突き抜けてくる冷気に身も心も凍えていましたが、宇都宮あたりで陽が差し込むようになりだいぶ緩和。虎視眈々と獲物を狙う覆面クラウンに慄きつつ、上河内スマートICのゲートをくぐり一般道へとスイッチしました。









県道30号線~那須


高速移動のスカットルシェイクでやられた臀部を休ませ、ガソリンスタンドでバイクに朝ご飯を食わせた後は、那須塩原へと続く県道30号線をアクセス路に選択。春うららという天気ではないですが、颯爽とした北関東の空気は早朝ライドには心地良く、春到来の名残りを感じさせる桜並木を愛でながら天衣無縫の那須高原を楽しみます。







小春日和


県道266号線で標高を稼いでいき、水量豊かな乙女の滝に寄り道した後は、のびのびとした形状の県道68号線で白河方面へ。柔らかく降り注ぐ陽光をまといながら快走路でマイレージを増やしていき、県道37号線で羽鳥湖に向けてスロットルオン!風にたなびく羽のように現れる曲率の低いカーブをトレースしていき、非力な心臓部から絞り出されるトラクションを失わないよう、アスファルトを捉えていきます。小春空に包まれた羽鳥湖は実に穏やかであり、標高900mの高原地帯はさすがに張り詰めた冷え込み。インナーを1枚着込みホットコーヒー片手にこの先のルートを模索します。







強風の猪苗代


回頭性を維持しながら羽鳥湖をぐるっと回り込み、生気を帯びた木々に包まれた藤沼湖へポダリング。畔にある藤沼温泉やまゆり荘で冷えた身体を芯からほぐしていきます。
あまりの気持ち良さに風呂上りにウトウトしてしまい、気付けば既に時刻は16時前。ハイスピードで流れる国道294号線で一気呵成に猪苗代湖を目指します。標高は500mほどで先ほどの羽鳥湖より低いですが、風が強く体感温度はグッと下がっておりました。別名天鏡湖とも呼ばれますが、猫魔岳を背後に抱える湖面は非常に荒れており、青松ヶ浜で写真を撮った後はそそくさと退散。今日の宿である天神浜オートキャンプ場に向かうことにしました。





オフロードバイク合流


チェックインぎりぎりに滑り込み、強風の中テントを設営し終わると、tododesuさん・chobidesuさんが到着。前日のお誘いにも関わらず東京から300km近く離れた会津若松での合流となりました。センチメンタルな逢魔時の夕暮れを眺めた後は、すぐ傍にあるスーパーマーケットで買い出しをして美味しい食材とともに酒をあおり、1日目は終了。真冬を思わせる冷え込みでしたが、頭上の空は無数の星で彩られており、流れ星を探しながら夜が更けていくのでありました。







スローライフ


2日目の鶏鳴の朝。昨日の強風が嘘のように穏やかであり、のんびりと朝ご飯を頂きます。グルメライダーおすすめのボリューム満点のどら焼き(名前は忘れました・・・)を頬張り、ドリップコーヒーで優雅なモーニングタイムを過ごしました。
だらだらとだべったのちに荷物をまとめチェックアウト。有料ですがゴミも捨てられるとても良いキャンプサイトでした。和気香風の朗らかな陽気に誘われ、磐梯山の麓を周遊。時間の経過を忘れさせる長閑な風景が広がっており、季節の香りを五感で味わうのでありました。
タンデムバイクに導かれ、恋人坂という所へ到着。有名な展望地のようで、標高2100mの飯豊山を望むビュースポットです。そもそも飯豊山(いいでさん)の読み方を知ったのも最近であり、入山解禁はまだだいぶ先とのこと。雪化粧した艶やかな連峰は地元のアイコンと言えるでしょう。







沼沢湖


tododesuさん・chobidesuさんとはここで別れ、白いセンターラインを追いかけ只見川とクロスラインを描きながら国道252号線をなぞっていきます。脇道へと逸れて山道を登っていくとカルデラ湖の沼沢湖が見えてきました。只見川より高い位置にある珍しい湖であり、路肩には分厚い残雪が聳えています。山光水色の風景を楽しみ、湖畔をなぞりながら会津方面へと抜けていきました。







国道400号線


枯れ葉に足を取られないよう注意しつつ、国道400号線で一気に南会津へと抜けることに。汗ばむほどの陽気だった午前中とは打って変わって、気温は一気に冬に逆戻り。長短織り交ざったローカルロードは走りがいのある道であり、枯野原の山間部を一心不乱に駆け上がります。湾曲路から荒れた路面の稜線路、ハイスピードのツアラー路と多種多様の表情があり、ボルテージを高めながらドラマチックなシークエンスを堪能しました。

すっからかんになったタンクにガソリンを注ぎ込み、国道289号線で白河へと抜けます。那須にあるキャンプ場に向かう予定でしたが、ポツポツと雨粒が落ち始めたので近くのホテルへチェックイン。風呂で汗を流しふかふかのベッドにもぐりこみ2日目は終了するのでありました。













観光名所巡り


3日目はAM6時半起床。雲は多いですがここから天気は上方修正の予定であり、通勤時間帯の混雑を縫うようにして国道289号線・118号線で南下していきます。平日ゆえ閑散としている袋田の滝に向かい、開園時間前で無料で入らせていただき、日本三名瀑をじっくりと満喫。段々と落ちる様は威圧的と思えるほどの存在感があります。
竜神大吊橋に寄り道しながらすじ雲に覆われた県道33号線をひたすら南下。午後には天気が崩れそうなので、セイコーマートでさけとばチップスを仕入れて東海スマートICへ。常磐自動車道を巡航速度で進んでいき、無事自宅の駐車場へ滑り込むのでありました。
Posted at 2021/05/16 14:20:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | CRF250L | 日記

プロフィール

「チーズ工房でアツアツピザを頂きました。弟子屈ではヒョウが降ったそうです。」
何シテル?   05/03 20:17
ペリです。よろしくお願いします。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2021/5 >>

      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     

リンク・クリップ

いよいよもって羽田潜入 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/07/21 23:28:48

愛車一覧

BMW S1000XR BMW S1000XR
より遠くへ。よりアグレッシブに。
ホンダ CRF250L ホンダ CRF250L
CRF250Lに乗ることになりました。地図にない新たな旅路を刻んでいきます。
ホンダ VFR800 ホンダ VFR800
VFR800に乗る事になりました。旅が冒険になる、これから共に走っていきます。
BMW Z4 ロードスター BMW Z4 ロードスター
BMW Z4に乗ることになりました。 屋根が開く、それだけで幸せになれる車です。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation