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ペリのブログ一覧

2018年08月11日 イイね!

夏全開の南東北ツーリング 前編

夏全開の南東北ツーリング 前編
梅雨前線は予想以上の速さで日本列島を駆け抜け、炎天下が続く日々となった7月の3連休。エアコン全開の部屋でのんびりするのも悪くないですが、好天に恵まれるチャンスを逃さない訳にはいきません。街灯がちらつく薄暗い甲州街道を通り抜け、首都高を経由し東北自動車道へ。小休止のため入った都賀西方PAは朝早くにも関わらず多くの観光客で賑わっており、JARTICの渋滞情報を見ると既に各ハイウェイは軒並み阿鼻叫喚の様相を呈しておりました(危)。


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一服の清涼剤


矢板ICのETCゲートをくぐり、徐々に気温が上昇してきたこともあり標高の高い所を求めて県道56号線へと向かいます。鬱蒼とした林野の中に敷かれたローカルロードは、様々な曲率のカーブが断続的に現れるいかにもな峠道。後輪にかかるトラクションを維持しながら進んでいけば、外気温は瞬く間に下降しカラッとした空気に変わっていきました。
明暗の激しい木漏れ日の中を突き進み、脇道に逸れて八方ヶ原大間々(おおまま)台へ到着。展望台からは標高約1,200mの広大な樹海がパノラマで広がっており、エンジンを切りヘルメットを脱ぎ胸のすくような光景を暫し独り占めです。


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アグレッシブ・ヘアピン


レンゲツツジの群生地として有名な場所であり、周辺を少し散策するとちらほらと見受けられましたが、観光客でごった返す見頃はもう少し先のよう。往路を戻り山の駅たかはらでトイレ休憩を挟み、県道56号線を更に北上します。峠を越えると強烈な勾配が付けられた九十九折の羊腸路へと変貌し、オートバイだと恐怖を感じる程のヘアピンコーナーが容赦なく襲いかかってきますが、その高低差ゆえバイザー越しの景色は中々の壮観。路面には大量のタイヤカスが散乱しており、夜間は近寄らない方が良さそうですが、そのアグレッシブなターンアングルは一度は走っておくべき価値があるでしょう。


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南会津ロングクルーズ


荒れた路面にタイヤを削られながらも日塩もみじラインへと接続し、国道400号線から南会津方面へ。ここから約50kmの呆れるほどのノンストップランが続く訳で、そのスケールアウトした走り放題っぷりには開いた口が塞がりません。燦々と降り注ぐ夏の陽射しは厳しいものの、東京都心に比べれば天と地の差であり、会津鉄道とクロスラインを描く国道121号線で県境を越えていきました。今回は足を踏み入れませんでしたが、国道352号線や未踏の大規模林道飯豊・桧枝岐線と組み合わせて走った日には、走りたい成分が枯渇する事は想像に難くありません。


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羽鳥湖~猪苗代湖


国道118号線から脇道に逸れ、クアハウスが連なるエリアを抜け羽鳥湖に到着。地元ナンバーのバイク集団も見られ、同じ穴の狢、いや兄弟の存在が頼もしく感じられます。荒れた路面が目立つ県道37号線でレイクサイドランを謳歌し、鉛色の人造湖をSONY α300のファインダーに収めた後は、国道118号線に復帰し一路北上。熱中症対策のためコンビニでアイスを補給しつつ、ややもたつき感のある幹線道路を流していきました。
国道294号線を暫く走ると郡山市が見えてきたので、せっかくなので猪苗代湖湖畔をぐるっと周遊することに。青松浜からのびる一本の道で、湖との境界は華奢な柵で仕切られているだけであり、猪苗代湖を間近に感じられる文字通りのレイクサイドロードです。
さすが観光名所の面目なのか、風光明媚なシークエンスはそこかしこに点在しており、国道294号線で時計回りに進んでいくと、今度は目にも鮮やかな夏色の田園地帯が広がってきました。脇道を数珠繋ぎになぞりながら、青々とした緑の絨毯を真紅のVFRに跨り進んでいきます。山々から聞こえる蝉の鳴き声のみが響き渡るその景色は、まさに日本の原風景と言ったところでしょうか。


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県道70号線 磐梯吾妻スカイライン


何てことのない田舎の景観美に心洗われつつ、登坂車線満載の国道115号線で磐梯山を横目に進んでいくと、県道70号線磐梯吾妻スカイラインの入り口が見えてきました。アップダウンの激しい山岳系のワインディングであり、3連休とは思えない程の交通量の無さに若干心配になりながらも、V4エンジンの拍動を感じながら意気揚々と海抜高を上げていきます。標高1,600m近くまで登ると、岩肌が剥き出しの荒涼とした景色に様変わりし、鼻を劈く硫黄の臭いも相まって非日常感が満載。天然の冷蔵庫とも言える清涼感たっぷりの高原の空気を味わいながらスロットルを開ければ、もれなくドライビングプレジャーが炸裂です。


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小坂峠越え


荒漠とした風景に別れを告げ、下界へと飛び込んでいくようなアップダウンの施されたスカイラインを謳歌した後は、福島市内をバイパスで迂回しつつ、県道46号線七ヶ宿街道で小坂峠を越えていきます。目の回るような羊腸路であるマイナーな道ですが、クイックなターンが断続的に現れる屈指のワインディングコース。2年前にZ4で初めて走りお気に入りのルートとしてブックマークしていましたが、オートバイでもその快感は全く変わらずです。ヒリヒリする悦楽を末端神経まで染み渡らせた後は、国道113号線沿いの七ヶ宿で小休止。既に陽はだいぶ傾いてきましたが、うだるような暑さは中々緩和されません。


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夕暮れの湖畔


自動販売機のアイスクリームでクールダウンし、市内のGSで虫アタックにより汚れまくったフロントカウルを軽く拭き取り、国道457号線を暫く北上し今晩の幕営地へと到着。去年のGTでもお世話になった牛野キャンプ場は賑わっており、人気の少ない湖畔にStacy-STⅡを設営しました。
隣のキャンパーから荷物のパッキング術にお褒めの言葉を頂き、まさかの冷たい缶ビールまで差し入れしてもらい感謝。すっかり日の暮れたダム湖は蛙の合唱が響き渡り、心地良い風を頬で感じながら1日が終わるのでありました。
Posted at 2018/08/11 17:54:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | VFR800 | 日記
2018年08月04日 イイね!

涼を求めて、榛名・野反湖ツーリング

涼を求めて、榛名・野反湖ツーリング
じめじめとした梅雨も終盤となり、日中の不快指数は上昇傾向となった週末。平日の鬱憤を晴らすため高地に照準を当てて、ツーリング支度を行います。東雲の空の下、関越自動車道へと乗り込み新座料金所を通過。トラフィックの多い3車線を抜け、藤岡JCTで一般道へと下りて榛名山方面へノーズを向けていきました。


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モーニング・ラン


南麓からのアプローチには県道33号線を選択。エッジの効いたコーナーが次々と現れるテクニカルなコースであり、新緑のコントラストが眩しい林間路で一気に標高を稼いでいきます。この時に、カーブを曲がる際のステップへの荷重のかけ方と下半身の重心移動を素人なりに色々と試行錯誤してみたのですが、感覚的なコツを掴んだのかよくわかりませんが何だか上手く曲がる事が出来るようになった感触を体感。とは言え、未だにシフトショックを頻繁に発生させている程度のペーペーの技術力なので、ここは自己満足レベルに留めておき心地良いモーニングランを謳歌しました。


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静寂の榛名湖


終点の榛名湖は穏やかな雰囲気に包まれており、風もなく落ち着いた様子。標高1,084mとなるとだいぶ空気は冷涼であり、陽射しは強いものの木陰に入れば実に爽快です。朝早くにも関わらず4輪・2輪問わずエンスージアストが集結しており、群馬が誇る上毛三山の中でも走りがいのある道として認識されている証左と言えるでしょう。

徐々に観光客も目に付くようになってきたので、V4エンジンに再び火を点け、県道28号線裏榛名でジェットコースター張りのダウンヒルに勤しみます。その急勾配ゆえ放っておくと速度過多になるので(危)、デュアル・コンバインド・ブレーキで加速を抑えつつ、緩やかな曲率で描かれたスネークラインを一気呵成になぞっていきました。しかし、標高を下げると涼しかった気温は一気に逆戻りとなり、再び高い所を目指すわけであります。


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避暑地の梯子


タコメーターの針を無駄に振り回した後は、八ッ場ダムをバイザー越しに眺めつつ、国道292号線・405号線で野反湖方面へ向かいます。湖畔まで30km近く続く何てことのないローカルロードは、その一本道ゆえ交通量は少なくとも逃げ道がない訳ですが、休憩も兼ねて走行のタイミングを見計らいつつ、リズミカルに現れる緩やかなコーナーを悠々自適に闊歩。V4エンジンの美味しい回転域を維持しながら、250kgの巨体をぐいぐいと前へ押し上げていきます。


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鮮麗の野反湖


終盤はやや狭い林間路となり、ブラインドカーブに注意を払いつつ慎重に進んでいくと、標高1,500mに位置する野反湖がお目見え。ビビッドなターコイズブルーに染まる夏色の湖面は、深緑とのコントラストも相まって実にフォトジェニックであり、多くの観光客とともに大パノラマをファインダーに収めます。外気温は25℃以下であり、肌触りの柔らかな空気と 一望千里の景色を味わいながら、暫し魂が抜けたかのように休憩。ノゾリキスゲはまだちらほらといった塩梅でしたが、鮮美透涼とも言うべき煌びやかな青色の湖面は、まるで油絵のような風景でありました。


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二度上峠越え


道の駅六合に戻り併設された温泉で汗を流したら、ミドルクルージングで来た道を戻り、国道146号線に接続し軽井沢エリアへ進行することに。県道54号線との分かれ道にあるコンビニでアイス休憩を挟み、二度上峠越えを敢行。見るからに速そうなツナギのライダーに道を譲りつつ、デュアル・センターアップマフラーから放たれる野太いエキゾーストノートをBGMに森厳な沈黙に包まれた林野を切り裂いていきます。4つのシリンダーが奏でる独特の鼓動は勿論のこと、臀部から伝わるマフラー音と振動も中々味わいがあるもの。走行風による汗の気化熱で冷感に満たされたバージンライダーは、九十九折のヒルクライムとハイスピードセクションのダウンヒルを嬉々として駆けていくのでありました。


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熱帯路


県道33号線に乗換え、やや荒れた路面で構成された地蔵峠越えのコースを経由しクイックな切り返しを楽しんだ後は、松井田妙義IClから関越自動車道へと合流。股下に潜むアツアツの800ccエンジンの発熱を嫌でも感じつつ、ぬるま湯のようなハイウェイランで家路へと向かうのでした。
Posted at 2018/08/05 02:04:35 | コメント(2) | トラックバック(0) | VFR800 | 日記

プロフィール

「チーズ工房でアツアツピザを頂きました。弟子屈ではヒョウが降ったそうです。」
何シテル?   05/03 20:17
ペリです。よろしくお願いします。
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いよいよもって羽田潜入 
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2019/07/21 23:28:48

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