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ペリのブログ一覧

2019年03月24日 イイね!

冬の霊峰を愛でる、富士五湖周遊ツーリング

冬の霊峰を愛でる、富士五湖周遊ツーリング
朝晩の冷え込みが厳しくなってきた厳冬の週末。街路灯がチラつきまだ暗闇に包まれている環状8号線を脱出し、東京ICのスロープをアクセルオンで登っていきます。
早朝の東名高速道路の痺れるような寒さに若干トランス状態になりながらも、裾野ICでハイウェイ走行を終了とし、雪化粧した富士山を目指して県道24号線をなぞっていきます。国道469号線へと接続し標高を上げ下げしながら進んでいくと、色温度を失った富士の樹海が辺り一面に広がっていました。


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アップダウン・クルーズ


この日は風は弱めで穏やかだったのですが、いかんせん気温は猛烈に低く、バイクを降りて立っている方が寒く感じる程。ヒートウェアのレベルを1段階上げて、股下のV4エンジンの熱気を足元に感じながら、富士の麓を目指していきます。十里木より脇道に逸れて、アンジュレーションの激しい道を慎重に進んでいき、県道180号線へとスイッチ。急勾配の九十九折を成すダウンヒルは中々スリリングであり、乾いた路面を選びながらミドルクルージングを謳歌しました。


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ミルクランド

県道75号線と合流した後は、富士ミルクランドで小休止。鼻を劈くような寒さの中、ジェラードにかぶりつきます。食べた後若干後悔しますが、これがまた良いんですよね。甘食休憩ののち、イタリアンレッドのバイクにもエネルギーを補充するため、ガソリンスタンド目指してライドオン。目の覚めるような青空をバックにした冠雪の富士を追いかけるように山の西麓を回り込んでいきました。


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威風堂々


富士クラシックゴルフ場へと続く富士見ロードは相変わらずのシーニックラインであり、冠雪の名峰を思う存分眺める事が出来るのでちょっとした休憩には向いています。まだ午前中なのでラウンドしている人しかおらず、エントランス前の道路は閑散とした様子。陽が当たるだけで体感温度は随分と変わるもので、路肩に座りコンビニで仕入れたサンドイッチ片手に名峰を眺めながらブランチと洒落込むのでありました。


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県道21号線 湖北ビューライン


腹ごしらえを済ませた後は、キャラクターに富んだ県道71号線を引き続きなぞっていくことに。北へ向かうにつれて道は林野に囲まれたグリーンコリドーへと変貌し、木漏れ日を浴びながらのライディングは得も言われぬ快感へと導いてくれます。大室山西展望台からの眺めはイマイチでしたが、河口湖方面へと下った後の県道21号線湖北ビューラインは相変わらずの走って楽しい優良コース。冬晴れの空のもと、美しい形状でレイアウトされたレイクサイドロードを嬉々としてトレースしていきました。


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温もりを求めて

精進湖、本栖湖と富士五湖を梯子しながら、斜陽に照らされた日本の原風景を楽しんだ後は、国道139号線で戻り富士宮焼きそばを頂くことに。「むめさん」の暖簾をくぐり、目玉焼きがのせられたミックス焼きそばに食らいつきます。焼きそばパンもお土産で購入し、店の外で地元のおじさんと談笑しつつ、陽も傾き気温も下がってきたので風の湯に飛び込み、身も心も芯まで温まりました。


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紅の空

天気予報をみると富士南麓はこれから天気が崩れそうな雰囲気でしたので、再度西湖方面へとノーズを向けます。湖畔の道を伝いながら夕暮れの富士を鑑賞し、この日は思う存分名峰を堪能。富士吉田ICより中央自動車道へと乗り込んだイタリアンレッドのバイクは、凍てつく空気に包まれたハイウェイを巡航速度で突き進んでいくのでありました。
Posted at 2019/03/24 20:15:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | VFR800 | 日記
2019年03月21日 イイね!

より遠くへ、よりアグレッシブに/BMW S1000XR Debut

より遠くへ、よりアグレッシブに/BMW S1000XR Debut
如月の中頃となり、都心部でも雪がちらほら降り出した週末の日曜日。前日は休日出勤で飲み会までくっついていたので、寝ぼけ眼を覚ますために朝風呂で身体の芯まで温まります。ヘルメットとタンクバッグを抱え、最寄りの駅から電車に乗り込み、新宿駅から山の手線に乗り換え品川方面へ。ライディングウェアで列車に揺られるのはあまり居心地が良くありませんが、日曜の朝という事もあり人も疎らなのは助かりました。
京急線の大鳥居駅で下車し、たくさんの車両が所狭しと並んでいるディーラーへと到着。入口の自動ドアの先には、鋭い眼光を放つレーシングレッドを纏った大柄な存在感のあるバイクが待ち構えていました。


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New Partner


新たに跨ることになったのは、BMW S1000XR。Z4に乗っておきながら、同じドイツ製のモーターサイクルに乗ることになるとは思いもしませんでした。アドベンチャー・スポーツというセグメントに割り当てられるようですが、そのディメンションは、全長2,250mm × 全高1,408mm × 全幅890mmとかなりのマッスルボディであり、乗り込んだ時の威圧感はジャーマン・フィロソフィーを醸し出してくれます。
股下に潜む心臓は、BMW十八番のボクサーエンジン・・・ではなく、999ccの並列4気筒エンジン。これがいわゆるモンスターエンジンであり、出力は165PS(121kW)、最大トルクは114Nm/9,250rpmと、VFRとは桁違いのアウトプットであるのには驚きました。
能書きはこれ位として、店員から一通り説明を受け、いよいよイグニッションを捻ろうと思ったら、タンク形状が特徴的ゆえタンクバッグが取り付けられないアクシデントが発生。やむなくトップケースに突っ込むことになり、車検証やら何やらでケース内はパンパンになってしまいました。


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スポーツ × アドベンチャー × ツーリング


気を取り直してエンジンスタートボタンをプッシュ。僅かな炸裂音ののち、獰猛なアイドリングサウンドが五感をダイレクトに刺激してきます。羽田ICより首都高に乗り込み、ハンドルに備え付けられた無数のスイッチを闇雲に弄りながら動作チェック。人気のない南本牧ふ頭に停車し、改めてS1000XRの細部を眺めてみます。
BMW Motorradのホームページでは、
”スポーツモーターサイクルのダイナミックなパフォーマンス、アドベンチャーバイクの多用途性、そしてツーリングバイクの快適性。BMW Motorrad初のアドベンチャースポーツバイクがS 1000 XRです。”
と紹介されており、スポーツとアドベンチャー、ツーリングの中間領域を狙ったタイプです。乗車姿勢はVFRと比べ直立傾向であり、バーハンドルなので回転半径も取りやすいモデル。これは長旅をメインとする私にとってポジティブな面であり、ロングライドでの疲労を軽減してくれることでしょう。
シート高は820mmとやや高めですが、オプション品のHPスポーツシートが装着されており、跨った時の股内部分に張り出しが少なく、175cm標準体型の私でも足つきはほとんど問題ありません。フロントタイヤは120/70 ZR 17、リアタイヤは190/55 ZR 17となっており、VFRに比べてリアタイヤの存在感がやや大きい印象を受けます。前後輪ともにバイク用品店でよく見かけるサイズである事から、タイヤ選びに苦慮する心配はないでしょう。


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Absolute Genius


磯子から県道22号線で国道1号へと合流。西湘バイパスで海岸線をなぞっていき、国道135号線へとスイッチします。要所で前後が開けたところで、スロットルの開度を大きめにしてコーナーへと進入すると、 "スポーツ" の側面が顔を現し始めました。トラクションの最適化やブレーキ制御を電子的に行うASC(オートマチック・スタビリティ・コントロール)・DTC( ダイナミック・トラクション・コントロール )、そしてサスペンションまでが電子制御式のシステム(ダイナミックESA)となっており、これらの訳の分からない英文字の羅列システムのおかげで、コーナーリング中に驚異的な安定感をもたらしてくれます。一定確度以上に車体を傾けると旋回中のブレが殆どなくなり、自分で曲げているというよりは一度旋回角度が決まったら後はお任せ状態といった印象を受けました。私のようなド素人ライダーでもちょっと上手くなったんじゃないかと勘違いしてしまう程であり、最新鋭の制御機構に只々驚きを禁じ得ない状況です。


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伊豆スカイライン

寄り道しながら伊東までのんびりとライディングを続けているうちにようやく身体が馴染んできたようなので、県道19号線に舵を切り亀石峠を目指すことに。登坂車線付きの豪快なヒルクライムであり、スロットル開度に応じた強烈な加速とともに車体は前へ前へと押し出されていきます。加えて前輪にはbremboのブレーキが搭載されており、その効き目たるや度肝を抜かれるような非凡な性能。単に効きが強いのではなく、車体のバランスを崩さない制動性を有しており、初めて一流ブレーキメーカーの力量を身をもって体感するのでありました。
亀石峠から伊豆スカイラインへと乗り込むと、夕暮れを迎えた伊豆半島の稜線上はドラマチックなシークエンスに包まれており、緩やかな曲線を描く白いセンターラインを無我夢中で追いかけていきます。滝知山付近に着く頃にはだいぶ陽も傾きさすがに冷え込みが厳しくなってきましたが、S1000XRのバージンライドとしてはうってつけのコースであり、得も言われぬ充足感に浸りながら熱海峠へと下っていくのでありました。


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次の冒険へ


かくして、ドイツ製のリッターバイクが私の元へやってきた訳ですが、まだ300kmも走っていないのでインプレッションを語るには至っておらず、ひとまず乗り手の慣らしを行っているレベルの状態です。BMWのバイクは色々乗り継いで最後に行き着くようなブランドイメージを勝手に抱いていましたが、冷やかしで試乗してその抜群の乗り味とエンジンサウンドにヤラレてしまいました。年明けから1ヶ月程で10車種以上のオートバイを試乗しましたが、結局その時のインパクトが最後まで残っており、遂に外車に手を出すに至ったわけであります。

なお、お恥ずかしい限りですが、今回試乗したディーラーに教えてもらうまでフラッグシップモデルであるS1000RRの存在を知らず、"このバイクのエンジン、あのS1000RRと同じ型式なんですよっ!"とドヤ顔で言われたのに鈍い反応しか出来なかったのは今思えば申し訳なかったというものです。とは言え、そんなスーパースポーツには乗った事がないのでよく分かりませんが、点火時の爆音は私のようなド素人でも十分察知出来る程の危険さを持ち合わせており、電子制御スロットルの驚異的な吹け上がりは免許が幾つあっても足りないような気がしますね(汗)。
グランド・ツーリングのような長期間の旅やキャンプツーリングへの適性については、これからトライしてみる所ですが、今まで通りだたらなツーリング報告記が続くことになりますので、VFR800とのレッドカラー・ペアを今後とも宜しくお願い致します(伏)。


<おまけ>


4輪・2輪問わず長年使ってきたGopro Hero3ですが、いよいよガタがきたのか録画が不安定になりました。そんな矢先に家電量販店で冷やかしがてらブラブラ物色していた時に見つけたのが、insta360°という代物。名前の通り全天空カメラなのですが、一昔前だとまだまだ海のものとも山のものとも言えないレベルでしたが、これが物凄くハンドリングの良いギアで驚きました。Bluetoothでスマートフォンに転送出来るとともに、専用アプリで直感的にアングル設定や映像の接続が可能であり、私のような機械音痴でも楽々操作出来ます。

S1000XRのデビューに合わせて、簡単な動画を作成してみましたので、お目汚しになりますが恥を忍んで剔抉させて頂きます。こんな動画がスマートフォン1つで作る事が出来る世の中になったとは、いやはや時代の流れは早いものですね。




Posted at 2019/03/21 12:19:47 | コメント(4) | トラックバック(0) | S1000XR | 日記
2019年03月03日 イイね!

グランド・ツーリング in 近畿 Day4&5 Delight the eye

グランド・ツーリング in 近畿 Day4&5 Delight the eye
グランド・ツーリング4日目の朝。夜中に強制的に暖房が切れていたようで、布団から出るのが憚られる程冷え切っていた部屋を何とか脱出し、キンキンに冷えた水道水で寝ぼけ眼を覚醒させて宿を抜け出します。小豆島にはエンジェルロードという観光スポットがあり、潮の干満によって姿を現す砂洲なのですが、そこから昇る太陽がフォトジェニックだとのこと。外気温計は5℃を指しており、温暖で穏やかな瀬戸内海と言えど、さすがに早朝日の出前はガッツリ冷えています。


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御来光


ドラッグストアの駐車場の裏手に回り、自動販売機で購入したアツアツの缶コーヒーをすすりながら、明るくなり始めた水平線を窺います。言い出しっぺのキャンパーはまだ寝袋の中の夢の中のようですが、エンジェルロードの間から浮かび上がる来光は秀麗であり、思わずため息が出る程の情景。陽が昇るにつれて消えゆく天使の散歩道を暫し眺めた後は宿にUターンし、羽毛布団に包まり至福の二度寝へ陥るのでありました。


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お醤油フレーバー


チェックアウトを済ませ、宿主にもらった小豆島観光マップを頼りに国道436号線を東に進行。牛のようなフォルムの小豆島の「後ろ脚」に位置するマルキン醤油記念館に立ち寄りました。昨日はオリーブ関連のお土産を購入しましたが、小豆島と言えば醤油も名産。香ばしいフレーバーが広がる醤油工場を眺めつつ、開店したてのお店でお醤油グッズを買い込みます。因みにこの建物は国の有形文化財にも指定されており、大正初期に建てられた工場のひとつを記念館として改装しているよう。合掌造りとしては国内最大規模を誇るものだそうで、趣のある建物は一見の価値ありです。
来た道を戻り、"前脚"となる半島のアウトラインを形成する県道251号線へとスイッチ。ライト・ターン&ショート・ストレートで構成される断崖絶壁上のワインディングであり、天気も良好となればライディング・プレジャーが炸裂しない訳がありません。


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吉野~神浦~谷尻


心地良いV4サウンドとともに一心不乱に駆け抜け、県道250号線で半島の西側へと回り込むことに。東海岸は比較的穏やかな模様でしたが西側はやや風が強く、枯れ葉に足を取られないよう慎重に進んでいきます。突端に位置する釈迦ヶ鼻園地でtododesuさん・chobidesuさんと合流。小豆島最南端の地蔵崎の袂に位置するのですが、こんな秘境にも関わらずウォシュレットトイレが完備されているわ、Wi-Fiは飛んでいるわの高規格スポットなのには驚きました。
ヘアピンカーブを抜け、3人/2台は来た道を戻る形でランデブー・ランに勤しみます。道中、瀬戸内らしいアート作品が見受けられるので、ただだたらに走っても飽きる事はありません。


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小豆島ランチ


大盛況の道の駅小豆島オリーブ公園で休憩を挟み、県道252号線でお昼ご飯のこまめ食堂を目指します。さすがグルメライダー面目躍如といった所であり、我々が到着した時には既に何組か店の外で待っている状態でした。

整理券を配布しており13時入店可とのことで、BanditはGSへ補給、私は県道27号線小豆島スカイラインへ軽く散歩することに。日本三大渓谷美と称される寒霞渓へと繋がる道ですが、標高700mクラスの高さまで急激に駆け上がるザ・山岳路。ややハードな路面部分も見受けられますが、それをも凌ぐ崇高なワインディングに思わずタコメーターの針を無駄に回してしまいます。圧倒的な高低差ゆえ視界が開ける稜線上に出れば、遠くは四国まで望む事が出来る一望千里の景色がお出迎え。海もあり山もありと、離島ならではのツーリングの楽しみ方の王道と言えるでしょう。

銚子渓でUターンし、転げ落ちるようにダウンヒルを駆け抜け、GS補給を済ませたBanditと合流。13時の案内とともにこまめ食堂の暖簾をくぐります。ケの日を象徴する日常の小豆島の香りを届ける事がコンセプトとなっているお店であり、古民家を改修した内装は天井も高く開放的な空間となっていました。名物のオリーブ牛のハンバーガーにかぶりつき、食後のデザートのマフィンまでペロリと完食。我々の後もひっきりなしにお客さんがやってくるので、人気の高いお店なのでしょう。


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牛の背ライド


食後のコーヒーを頂いた後は、県道26号線で牛の形状を成した島の北側へ回り込むことに。等高線をなぞるように描かれたツアラーロードは、緩やかな曲線が主体の中高速タイプ。頭上は雲が多いですが、アップダウンに富んだ海岸線を眺めながらの走行は飽きのこない体験です。スロットルを開けブレーキングで速度を維持し、遠心力を全身で受け止めながらコーナーを駆け抜ける。馬鹿の一つ覚えのようにこれを繰り返すだけなのですが、それだけで歓天喜地の境地へと誘ってくれます。ヘッドライトを怒らせながらピッタリ張り付いてくるタンデムバイクに慄きつつ、島のハイライトとも言えるツーリング・エッセンス満載の道を謳歌。20kmに及ぶハンマータイムにどっぷり浸りつつ、トイレ休憩のために福田港へピットインするのでありました。


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寒霞渓


陽もだいぶ傾き始めましたが、針路を内陸側に向け、県道29号線寒霞渓道路へと入線。道中の内海ダムでダムカードをもらい、荒れ気味の路面にタイヤを食いつかせながら、林野を縫うように配置されたヒルクライムロードを駆けていきます。小豆島には多くの霊場が存在しており、こんな山岳路の道中でも目に飛び込んでくるので、第20番の佛ケ滝に少し立ち寄り。鐘楼の鐘を勝手につかせて頂き、島中に響き渡る荘厳の音色に暫し耳を傾けるのでありました。

寒霞渓へのアグレッシブな道を走り抜けると、象徴的な奇岩群がようやく現れ始めました。さすがに頂上は寒く長居は出来ませんでしたが、小豆島全体を俯瞰出来る抜群のロケーションは島随一と言えるでしょう。ここは紅葉の名所として有名だそうで、季節により全く異なる顔を見せてくれるのだと思います。


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Leave shore


夕暮れのひと時を堪能した後は、往路を戻る形でピストン帰還し、稼いだ標高を一気に払い戻します。2台のツアラーバイクは坂手港に到着しましたが、乗る予定のフェリーの入港が遅れているようで、おみやげを買い込みつつ待ちぼうけ。tododesuさん・chobidesuさんとはフェリー乗り場で解散し、予定より30分ほど遅れてジャンボフェリーは小豆島を離岸するのでありました。
船内で販売していたカレーうどんを頂き、約3時間の航海で神戸港に着岸。降りてすぐ傍にあるホテルを楽天トラベルで予約しましたが、思いのほか豪華なシティホテルで、GT最後の夜を過ごすのでありました。


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GT帰還


グランド・ツーリング最終日の朝。6時前に目を覚まし歯を磨きながら窓の外を窺うと、天気はまずまずの模様です。正月のUターンラッシュを避けるため、朝ご飯も食べずに早々にチェックアウトを済ませ、ガソリンスタンドでVFRにエネルギーを補給。京橋ICより阪神高速へと乗り込みました。名神高速道路・新名神高速道路と乗り継いでいき、鈴鹿山脈を越える辺りで頬をえぐられるような寒さに見舞われましたが、名古屋を通過した後の東海エリアは実に穏やか。SA/PAで休憩を挟みつつ、西高東低の気圧配置 により冴え渡る冬晴れの空のもと快調に進み、14時頃に無事に帰宅し、1,552kmのグランド・ツーリングは終了するのでありました。
Posted at 2019/03/03 22:04:20 | コメント(2) | トラックバック(0) | VFR800 | 日記

プロフィール

「チーズ工房でアツアツピザを頂きました。弟子屈ではヒョウが降ったそうです。」
何シテル?   05/03 20:17
ペリです。よろしくお願いします。
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いよいよもって羽田潜入 
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2019/07/21 23:28:48

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BMW S1000XR BMW S1000XR
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BMW Z4に乗ることになりました。 屋根が開く、それだけで幸せになれる車です。
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