年の瀬が見え始めた週末の朝。深い眠りに包まれた都心を抜け、小田原・厚木道路を巡航速度で流していきます。箱根新道で標高を稼いでいき、県道20号線へ。晩翠の草原地帯を悠々と闊歩し、伊豆スカイライン入口へと舵を切りました。
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伊豆スカイライン
料金所を通過し、標高約700mまで登る起伏のあるワインディングロードに向けてアクセルを捻っていきます。清澄な空気に包まれた伊豆屈指の好走路は、交通量こそ多いものの、そのドラマチックなシークエンスを彩る風光明媚な景色は何度見ても飽きません。
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西伊豆スカイライン
落ち葉を蹴り上げながら亀石峠までの16kmを一気呵成に走り、格別の時間を過ごした後は県道19号線へと乗り換え。修善寺の市街地を抜け、県道18号線から県道411号線西伊豆スカイラインを目指します。冬場でもある程度走ることが出来るスカイラインは数少ないですが、伊豆半島にはそれが2つもあるのですから楽しくない訳がありません。
新調したBRIDGESTONEのBATTLAX TS100はツーリングタイヤらしからぬ心地良いグリップ感で路面を捉えてくれており、緩やかなリズムで現れる幾多ものコーナーをトレースしていきます。ライディングプレジャーを末端神経まで浸透させた後は、達磨山のトレッキングコースを軽く散歩。稜線上は風が強いですが、30分ほど歩くだけで汗ばむような過ごしやすい丘陵地でした。
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春和景明
路面のギャップに悶絶しながら県道410号線のダウンヒルを走破し、国道136号線を悠々と南下。麗らかに晴れ渡った西伊豆の海岸線は穏やかであり、荒涼としたリアス式海岸の上に敷かれた一本道を清々しい心持ちでなぞっていきました。
前走車に続きながら県道16号線まで進んでいき、伊豆半島最南端の石廊崎まで足を延ばすことに。さすがに島端部は冬将軍を思わせるほどの強風が吹き荒れており、記念碑の前で写真を撮ったらそそくさと退散です。
一陽来復の気候に誘われながら県道121号線をアクセス路に復路をスタート。鳥の囀りが織りなす静寂な佇まいの林野を抜け、黄金崎クリスタルパークでコーヒーブレイクしながらこの先のルートを独り模索します。
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Great Peninsula
白波が立つ海岸線は麗らかな群青色に染まっており、等高線をなぞるように県道17号線を登っていきます。クイックな切り返しが断続的に現れる走りがいのある道であり、食いつきの良いニュータイヤの感触を味わいながらスローイン・ファストアウトで疾走。交通量も少なく冬でも温暖なため、この時期にはうってつけの道程と言えるでしょう。
心躍る時間を過ごし御浜岬まで到着し、ここで本日の夕暮れが訪れます。陽が傾いてくると流石に体感温度は下がってきましたが、駿河湾へと隠れていく太陽を眺め、純粋な喜びに包まれるのでありました。
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師走の時
マジックアワーの中県道18号線・127号線で伊豆半島の根元へと進行し、今日一日のロードトリップを反芻しながら沼津岡宮ICよりハイウェイラン。鮎沢PAで夕飯を済ませ渋滞の解消された3車線をのんびりと流していくのでありました。
Posted at 2021/01/11 16:40:24 | |
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