7月の3連休。テレビ画面に流れるウェザーニュースからは天候不順の情報が流れていましたが、週末が近づくにつれて日本海側は好転してきました。XRの方はディーラーでサービス点検を受け、2りんかんでエンジンオイル交換を済ませ準備万端。薄暗い都心を抜け出し、関越自動車道へと勢いよく飛び込んでいきました。因みに、エンジンオイルは夏仕様でカストロールの
Power1 Racing 4T 10W-50を充填。XRはとにかくエンジンからの発熱が尋常じゃないので、少しでも熱に強いタイプにしておきます。
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駆け込み乗車
トラフィックの多い3車線を進行し、藤岡JCTから捌けてきた車線を駆使し北上を続けます。湯沢で少し雨に降られたものの快調そのものであり、新潟に着く頃には群青色の青空が見え始めました。当初は能登へ行く予定でしたが、
tododesuさんから佐渡島への渡島のお誘いを受け、新潟中央ICのETCゲートをくぐりました。
8時半に電話すると当日受付は現地で受け付けるとのことで、ひとまずチケットを買って長岡ラーメンでも食べようとプランニング。12時の便はまだ3割程度空いているとのことでしたので、一旦新潟港に向かいます。チケットカウンターを探してウロウロしていると、誘導係からあと10分で出航する便が乗れるとのこと。マッハで受付を済ませ、搭乗レーンで高笑いをしている
tododesuさん・
chobidesuさんと合流となりました。
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アイランドクルーズ
何時の便に乗るのか知らされていなかったので、ここでの合流は想定外でしたが、カモメの大群に見送られながら5,380tの鉄の塊は定刻よりやや遅れて離岸。2時間の航海ののち佐渡島に足を踏み入れました。両津港にある観光案内所で地元マップを手に入れて、国道350号線からツアラーロードへと乗り換えます。真野方面へと抜ける約20kmの道はドーパミン溢れる快走路であり、緩やかな曲線に刻まれた白いセンターラインを無我夢中で追いかけていくのでありました。
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佐渡の山奥
県道81号線に入ると、狭隘・急勾配・ヘアピンと三拍子揃ったエグい道へと変貌。先行するセローを一瞬で見失い、荒れた路面に注意を注ぎながら慎重に下っていきます。開けた場所まで何とかこぎつけ外山ダムで小休止。湖面に映る色鮮やかな景色は夏色を放っており、響き渡る蝉の鳴き声を振り払いながら、ミネラルウォーターで喉を潤すのでした。しかし、ここまで前を遮る車はほぼ皆無であり、離島とは言えそれなりの人口密度なのですが、走り放題の環境に笑いが止まりません。
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ジャーマン・フィロソフィー
引き続き地図上の白い道を辿りながらライディングプレジャーをひとしきり炸裂させ、県道65号線沿いにある「へんじんもっこ」というお店に立ち寄ることに。佐渡の言葉で頑固者を意味する店名のようで、ドイツで「ツビーベルメットブルスト」と呼ばれる柔らかなサラミが自慢の一品と記されていました。ここでサラミやソーセージをしこたま買い込みます。
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淡い黄昏
今夜の食材を仕入れ、スーパーでの買い出しも済ませた後は、2台は県道45号線で海岸線を北上します。目の覚めるような快走であっという間に佐渡島北端部に到達し、二ツ亀キャンプ場にチェックインしました。テント設営を済ませ併設の旅館のお湯で汗を流し、外へ出ると丁度夕刻の時。先ほどまでエストリルブルーの色だった海と空はすっかり夕暮れ色に染まり、キャンパーやダイバーも皆海岸線にぞろぞろと集まり始めます。
二ツ亀島と水平線の間に落ちていく夕日を見送り日没後のマジックアワーを味わった後は、地元食材をひたすら焼いていくことに。先ほど購入したサラミは一級品であり、美味の品々に酒も進むのでありました。
Posted at 2019/08/16 07:11:33 | |
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S1000XR | 日記