ここのところ登場回数の少なかったVFR。というのも、初の車検時期を迎え見積もりを出してもらったところ、見えない所で色々な消耗品がその寿命を全うしていたようで、結構大掛かりなリフレッシュとなってしまいました。
最初は1週間でサクッと終わらせる予定でしたが、結局車検以外を他の整備工場で対応してもらったりして約1ヶ月不在の状況でした。Z4に比べればその額は圧倒的にリーズナブルですが、4輪車と違い内燃機関がほぼ剥き出しのバイクはそれだけ消耗速度も早いというもの。車と同じような感覚でガンガン走行距離を稼いでしまうと、その分リペア費用も幾分高くつくのかもしれません。
今回は必要最低限の車検整備に加えて、
・だいぶたるんでいたチェーンを新品に交換
・エンジン点火の元となるスパークプラグ一新
・ブレーキのマスターシリンダーブーツの交換(なにこれ)
・マフラー固定部のゴム部品の交換
・チェーンガードの固定具交換
・エンジンオイル・エレメントの交換
となっており、こう並べてみると年式の古い型ゆえ経年劣化を伴うパーツが多数を占めており、今後の更なる消耗品の交換も懸念されます。昨年の夏に起こった冷却水漏れ事件で総取り替えしたクーラントホース周りは現状維持ということで問題なし。チェーンの値段が高かった位ですが、これは元々折り込み済なので総額はそれほど大きなものではありませんでした。
整備が完了した連絡を受け、金曜の夜に仕事を早めに切り上げて、VFRを受け取りました。1ヶ月振りの搭乗は非常に新鮮であり、慣れない前傾姿勢にもたつきつつも、都内を軽くポダリング。こんな前傾姿勢だったっけ?と違和感を覚えつつ、XRのオートシフトに慣れてしまった癖でシフトショックを盛大に炸裂させながら、無事に自宅へと帰還しました。
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避暑地ライド
お盆休みも終盤となった週末の朝、ガラガラの甲州街道を遠慮なく西へと進み、多摩川沿いを遡上しながら相模原方面へ。頭がおかしくなるような暑さも道志みちのような林間路に入ってしまえばだいぶ和らいできます。標高を稼いでいき県境を越えれば、眼前にエメラルドブルーに輝く山中湖がお目見え。こんな景色を存分に味わえるのも早起きの特権でしょう。
乾いたエキゾーストノートを放つ多くのバイクとともに市街地へと下り、山中湖の湖畔で一休み。流石に涼しいとは言えないですが、残暑厳しい都心と比べればその差は歴然です。自動販売機の冷えたお茶で喉を潤しながら、スイスイと湖面を進む白鳥を眺めているうちに、湖畔もだいぶ賑わってきました。
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レイクサイドロード満喫
県道729号線で山中湖を周遊した後は、国道138・139号線で市街地を抜け県道21号線で富士五湖を堪能することに。川口湖~西湖へと続くレイクサイドロードは実に走り応えのある道。シャープな切り返しを抜ければ霊峰が顔を覗かせ、キラキラと輝く湖面に目を細めながらライディング・ハイの世界に浸りました。
景色を嗜みながら駆け抜け、精進湖の傍でVFRを停めて暫し散策。湖面ではボートの練習が行われており、高積雲の中夏色に染まった富士の樹海の中を汗だくで歩き回りました。
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美味しいもの巡り
塩分・糖分が減ってきたので、国道139号線で朝霧高原の方へ向かい、ミルクランドで甘いジェラードに食らいつきます。日陰に座って休んでいると爽快感満載の風が頬をさすり、時間の経過を忘れさせる様相に小一時間足が止まってしまうのでありました。
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Winding Line
高原内の道をウロウロしながら富士の西麓をポダリング。若草色の草原の中、乳牛たちが自由気ままに過ごす様子はヒーリング効果があるものです。麗らかに晴れ渡った夏空のもと、等高線をなぞるように県道71号線を軸にワインディングを堪能。V4エンジンの拍動を臀部に感じながら、山光水色の時間を楽しむのでありました。
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道志みち(上り)
夕方には予定があるのでここでお開きとし、富士宮焼きそばでお腹を満たした後は、往路をそのまま復路へと転換。緩やかなリズムで道志みちをなぞっていき、宮ケ瀬でオギノパンをお土産に購入してから帰宅しました。
因みに、新品になったチェーンのおかげで走りが一変!なんて事は一切なく、まだチェーンの寿命は残っていたのでは?と思う程、その乗り味は1mmも変わっていませんでした(ガッカリ)。
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Posted at 2019/10/14 19:37:58 | |
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VFR800 | 日記