去年の11月末のとある日。会社の人とお昼ご飯に行った際に、旅先で使うカメラの話になったのですが、50代の御仁はどうやらドローン愛好家で、 何台も持っているという変わり者(失礼)。海外旅行で主に使われているようで、スマートフォンで色んな動画を見させて頂きました。
その後、試しに使ってみれば?ということで、ドローンを1か月ほどお借りすることに。正直全く興味がなかったので、操作方法や起動ステップを覚えるのに随分と苦労しました。
01 posted by
(C)per
New Face
今回使わせてもらったのはDJI Mavic miniとDJI SPARKという2種類で、ドローンメーカーの第一線を行くメーカーの初心者モデルのようです。こういった業界は日進月歩の勢いでどんどん新しい技術が生まれていくので、来年にはどうなっているかわかりませんが、Youtubeを見る限り多くの方が使っているようなので、チュートリアルを見つけるのには苦労しませんでした。
しかし今回初めてドローンを手にしましたが、イメージと違い非常に軽量・コンパクト。しかも、スマートフォンで撮影画面を見ながら操作出来るのですから、びっくり仰天です。
02 posted by
(C)per
03 posted by
(C)per
箱根越え
モノは試しということで、週末を使ってツーリングのお供に持参。バッグやホムセン箱に入るコンパクトさは旅行向きと言えるでしょう。CRFのタンクにガソリンを補充し、東名高速道路を西へ西へと進行。厚木JCTで小田原・厚木道路へと乗り換え、箱根新道で一気に標高を稼いでいきました。
復旧した県道20号線は心地よいワインディングであり、リズム感あふれるスラロームロードを嬉々として駆け抜けていきます。道中寄ろうとしていたベーカリーショップマリー伊豆は閉鎖されており、新しいお店に生まれ変わるよう。朝から営業しているお気に入りのパン屋でしたが、別のお店を探す必要がありそうです。
04 posted by
(C)per
05 posted by
(C)per
06 posted by
(C)per
Emotional form
県道135号線で市街地へ下り、県道17号線・127号線真城峠越えで伊豆半島の中心部へ。県道127号線西伊豆スカイラインへと入り込むことに。前半戦はシャープな切り返しが続く中低速のワインディングであり、軽い車体を活かして山肌に敷かれた曲線をなぞっていきます。等高線をなぞるように進んでいくと、達磨山の稜線上に象徴的なハイランドロードがお目見え。風もそれほど強くなかったので、ここでドローンを初飛行してみました。
いつもは白いセンターラインをなぞって軌道の妙を味わっていましたが、頭上から見るその造形美もまた印象的であり、ジオグラフィックな風景を空から切り取りながら小一時間遊んでしまいました。
07 posted by
(C)per
08 posted by
(C)per
09 posted by
(C)per
海沿いロード
県道411号線は高速域のツアラーロードであり、非力なCRFの心臓に鞭を入れてヒルクライムに興じます。仁科峠で休憩を挟んだ後は、県道410号線で宇久須方面へのダウンヒル。稼いだ標高を払い戻すかのように、路肩に溜まった落ち葉に気を付けつつ1.5~2車線幅の林間路を一気呵成に下っていきました。
幸福感を噛み締めながら国道136号線で海岸線沿いを南下。清風明月な気候は春を感じさせる装いであり、ウィンドスクリーンのないCRFでもさほど苦にならない位の小春日和となりました。
県道121号線にスイッチし、荒れた狭隘路を辿りながら蛇石峠を越え、県道119号線で下田まで迂回していきます。道の駅開国下田みなとの金目亭で遅めのお昼ご飯を頂き、国道135号線から逸れて外浦海水浴場へと寄り道。冬枯れの哀愁漂う情景でしたが、空気が冷えている分海も景色も澄み渡っており、青々とした海原の上を空中散歩で眺めるのでありました。
10 posted by
(C)per
11 posted by
(C)per
稲取細野高原
国道135号線に戻り河津を抜け、ガソリンスタンドでバイクのエネルギーを補給した後は、稲取細野高原へと向かうことに。まだ日の入り前ですが薄暗い森の中を慎重に進んでいくと、荒涼とした野原が現れます。既にススキの穂もなくなり、冬木立の三筋山の麓をぐるぐるとポダリング。標高はさほど高くないのですが、陽が進むにつれて急激に寒くなってきたので、長居はせず来た道を戻っていきました。
一段と暗闇が濃くなった国道135号線を回頭性を維持しながら進んでいき、伊東園ホテル別館に到着。熱々の湯舟に飛び込み凝り固まった身体の節々をほぐし、旅館に置いてあった漫画を読みながら夜が更けていくのでありました。
12 posted by
(C)per
13 posted by
(C)per
レビュー
翌日7時過ぎに起床。のんびりと朝食を頂きチェックアウトを済ませ、曇天に覆われた海岸線へと復帰します。時折丸みを帯びた柔らかな光が差し込みつつ、単調な国道135号線~国道1号へと接続。相模川沿いを遡上し南多摩尾根幹線道路で帰路へとつくのでありました。
今回2機種をお借りし、年末年始のグランド・ツーリングのお供にもさせて頂きました。最初は面白がって使っていましたが、幾分セッティングに時間を要するので、後半は面倒で使うこともなくなりました。時間に余裕があって撮りたい!という場所であれば今後利用する機会が出るかもしれません。
14 posted by
(C)per
ウィンタージャケット新調
年末の財布の紐が緩んだせいで、冬ウェアも新調。Hyodのウィンタージャケット ST-W Lite を購入し、年末年始のGTでも使いこみましたが、値段は張るものの買って正解でした。これ1枚でものすごく暖かいという訳ではないですが、この軽さと薄さで生み出す保温性は尋常ではなく、インナーは長袖シャツ1枚で十分な程。今冬はこの1枚で問題なく過ごすことが出来ました。ジャケットとしては割高ですが、高いには高いなりの理由があるようです。
Posted at 2020/03/17 18:07:44 | |
トラックバック(0) |
CRF250L | 日記