AM7時起床。ぬくぬくの暖かいベッドから何とか抜け出し、ホットコーヒーで目を覚まします。窓の外は冷蔵庫のようにキンキンに冷えており、バイクには霜がびっしり張り付いている程でしたが、荷造りを終え暖機を済ませる頃には体感温度はやや穏やかに。九州最後の宿となったペンションを離れ、国道265号線へと合流するのでありました。
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グランド・ツアラー
路肩や車道の端っこはやや凍結気味であり、慎重に国道265号線を登っていくと箱石峠が見えてきました。黄金色の絨毯となった丘陵地の合間を縫っていくワインディングロードを見下ろしながら、我々も快走路へと突撃。アグレッシブなターンアングルは臨場感たっぷりであり、XRにおあつらえ向きなGTロードと言えるでしょう。
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お洒落スポット
充足感を覚えながら大きな弧を描き下っていくと、昨日足を運べなかったヒバリカフェが見えてきます。本場ドイツの食肉コンテストで金賞を受賞したことがあるという立派なお店で、こじんまりとした店内もお洒落感にあふれていました。
カフェの他にソーセージ等を実際につくる工房やBBQゾーン、ガレージもあり、地元ライダーが多く集まるスポットのようです。店内で激旨のホットドッグとサイダーを頂き、日向ぼっこをしながら噴煙を上げる阿蘇をのんびりと眺めるのでありました。
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大観峰
お腹も満たされた後は、国道212号線を軸に等高線をなぞるように駆け上がります。日本晴れの空をバックに意気揚々と山肌をなぞっていき、阿蘇のアイコンである大観峰へ。標高936mのカルデラの外輪からの景色は唯一無二であり、その高低差が生み出す迫力ある情景に目を奪われるのでありました。
もちろん金色の草原の中を貫く道もひと際秀逸であり、1月とは思えぬ日和にライダーも多く、季節感あふれるツアラーラインを悠々と流していきます。
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湯布院の雄
県道45号線ミルクロードから県道11号線やまなみハイウェイへとスイッチし、瀬の本レストハウスで
tododesuさん・
chobidesuさんと別れ、九重連山を目指していきます。牧ノ戸峠からの下りは路面が濡れていてヒヤッとしましたが、長者原まで出ると柔らかく降り注ぐ陽光に満たされ、ミドルクルージングで進行。 道の駅ふゆいんでトイレ休憩を挟み、多くの観光車両とともに県道11号線を下っていきました。
湯布院町を抜け狭霧台へと標高を上げていくと、象徴的なシルエットが登場。標高1,583mの豊後富士は独特の山容を呈しており、その麓に敷かれた登坂車線付きのロードラインは絶巧の形状を成しています。GWに訪れた時はみずみずしい新緑に覆われていましたが、斜陽に照らされ檸檬色に輝く由布岳はフォトジェニックであり、一度は目にしておくべきでしょう。
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地獄巡り
回頭性を維持しながら県道11号線を進み稼いだ標高を払い戻すと、別府市内の血の池地獄へ立ち寄ることに。”酸化鉄、酸化マグネシウム、などを含んだ赤い熱泥が地層から噴出、堆積するため池一面が赤く染まります”とのことで、その色合いはかなり不気味です。海地獄、鬼石坊主地獄、かまど地獄を巡りながら、地獄巡り通りを満喫。1日滞在しても飽きない感じであり、次は別府に泊まることになるでしょう。
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大分離岸
昨日朝ご飯で頂いたお弁当のひらいで買い出しを済ませ、高速道路かと見間違うほど流れが早い国道10号線で大分港へと向かいます。神戸行きのフェリーは既に乗船が開始されており、定刻通り19:15にさんふらわあ・ぱーるは離岸。お風呂で汗を流しお弁当を平らげ、10時過ぎには寝床に落ち着くのでありました。
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一路東京へ
グランド・ツーリング最終日。早朝に着岸したさんふらわあから抜け出し、阪神高速~名神高速を辿っていきます。混雑を避けるため、米原経由で新東名高速道路へと合流し、その後は一心不乱にスロットルを開けるだけ。ひたすら単調な走りを続けて、夕刻には自宅のパーキングスペースへ到着し、13日間/3,394kmに及ぶGTを無事終えるのでありました。
Posted at 2020/03/04 10:54:31 | |
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S1000XR | 日記