ペリのブログ一覧

頭がもげそうな暑さに見舞われた列島各地の８月。それでも例に漏れず走り回った様子をムービーにまとめてみました。
９月末になりようやく秋の装いに移り変わってきましたが、忘れかけた夏を思い出すために是非ご覧頂ければ幸いです（伏）。

| Touring report 2019/08 | BMW S1000XR | insta360 |

7月の猛暑真っ只中、佐渡島に2泊3日で渡りました。tododesuさん・chobidesuさんのツーリングに猪突猛進の勢いで押しかけた形になりましたが、例に漏れず非日常の世界にどっぷり浸りライディング・プレジャーを炸裂させました。
そんなツーリングの模様を動画にまとめましたので、今日は暇だ！という時にちらりと見ていただければ幸いです（伏）

| Touring report 2019/07 | BMW S1000XR | insta360 |

離島滞在2日目の朝。前日はだいぶ疲れが残っていたのかシュラフの中で熟睡であり、目が覚めたのは７時過ぎとなっておりました。
もそもそとフライシートを開けてテントから脱出すると、既に豪華なモーニングプレートがセッティングされており、インスタントコーヒーと共に優雅な朝食を頂きました。本日は佐渡島を周遊しもう1泊する予定なので、テントはそのままで出かける支度を進めます。撤収が不要なのはだいぶ気楽なものですね。



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グレート・ジャーニー


曇天だった空模様も出発する頃には若干改善の気配がみられ、3人／2台は県道45号線で西海岸沿いをゆるりとなぞっていきます。昨日走った東海岸とは様相が異なり、アップダウンに富んだ風光明媚な道がメイン。無骨なシルエットを放つ標高167mの大野亀をバイザー越しに眺めつつ、緑に覆われた白いセンターラインをなぞっていきます。



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佐渡島ワインディング


フォトジェニックな景観美を纏いながら1往復半楽しんだ後は、跳坂へと繋がるヒルクライムへと挑戦。断崖絶壁を這うように引かれた道は中々アグレッシブであり、和気香風の空気を切り裂きながら突き進んでいきます。前方を走るラリーバイクが放つエキゾーストノートとアンサンブルを描きながらヒルトップを越えると、島全体を見下ろすようなパノラマビューがお出迎え。出発から2時間近く経っていますが、キャンプ地から30kmも進んでいない事に唖然としつつも、恐竜が出てきそうなワイルドな雰囲気を醸し出す佐渡島はこれ位のんびり回る方が良いのでしょう。



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大佐渡スカイライン


バックミラーに映る長閑な風景に別れを告げ 、ミドルクルージングで海岸線を南下します。鮮やかな身のこなしでコーナーを抜けていくセローに遅れないようケツを追っかけ、尖閣湾揚島遊園で小休止。網焼きの香りに引き寄せられるように、イカとサザエを注文しアツアツの海鮮を頬張ります。
風にたなびく羽のように現れる緩やかなカーブを抜けた後は、県道463号線大佐渡スカイラインへとノーズを転換。佐渡金山跡を抜けると、序盤は切れ味鋭い屈曲路が現れます。並列4気筒エンジンのパワーを元にぐいぐいと前へと押し上げ、落ち葉を蹴り上げながらヒルクライムを敢行。最高地点の標高は約900mとそれ程高くはありませんが、そこは島特有のワイドビューが広がっており、ミネラルウォーター片手にライディングプレジャーで満たされた心地良さの余韻に浸るのでありました。



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海鮮尽くし


山光水色のシークエンスを謳歌した後は、ゴツゴツの路面に細心の注意を払いながら、等高線をなぞるように下山。県道181号線沿いにあるJAのお店でソフトクリームを舐め倒します。昨日立ち寄った肉屋「へんじんもっこ」に再訪しお土産を配送してもらった後は、エストリルブルーの空をバックに国道350号線を南下。半島の南端部まで足を運んでみたい所でしたが、視線の先の天気が曇天で雨粒も落ちてきたことからUターンし、早めの夕ご飯を頂くことにします。グルメライダーに導かれるまま、回転寿司「弁慶」へと到着。先ほどソフトクリームを食べたばかりだと言うのに見境なく握り寿司を頬張り、大満足でお店を出るのでありました。



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ミラージュタイム


だいぶ陽が傾いてきたので、県道45号線で西海岸へと接続し、長手岬でサンセットタイムと洒落込みます。吸い込まれそうな無限の広がりを見せる日本海に沈む夕日は壮観であり、年甲斐もなくはしゃぎながら夕刻を過ごすのでありました。
夕暮れから夜へと変わるマジックアワーの中、緩やかなターンアングルで構成された県道31号線で市街地へと戻り、金井温泉金北の里で1日の汗を流します。晩酌の素材を買い足し、県道45号線で東海岸を北上。放たれた矢のように疾走する250ccバイクに後れを取りつつ、慣れないナイトランで幕営地へと無事に戻りました。
昨日は我らが貸し切り状態でしたが、今夜は何組か幕を張っており、そこそこの晩酌ののちに就寝。佐渡島滞在2日目の夜の帳が落ちていくのでありました。



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帰り道


3日目、AM6時過ぎに起床。今日は朝イチの便で帰還するので、私だけ先にチェックアウトします。お二人に別れを告げ、もはや走り慣れた県道45号線で両津港へとアプローチ。お隣のあいぽーと佐渡でトイレ＆お土産購入をして船に乗り込み、定刻通り佐渡汽船の船が離岸しました。
お昼前に新潟港に降り立ち、そこからは関越自動車道で一気に家路へ。16時過ぎに帰宅し、ビール片手に仕事の残処理に追われるのでありました。


突発的に始まったアドベンチャー・アイランドツーリングでしたが、想定以上に自然豊かなダイナミックな島巡りとなりました。当初は1日あれば十分回れるだろうと思っていましたが、もう1日追加した方が良い位の広大さには驚きました。今回訪れる事が出来なかったジオグラフィックなスポットはまだまだあるようなので、改めて足を運んでみたいと思います。