グランド・ツーリング2日目。フライシートの外はどんより曇り空に覆われていました。東京を離れる時は、ここから2日間が総崩れの天気予報となっていましたが、場所によっては幾分上方修正されており、雨雲レーダーの動きを睨みつつ、総菜パンを頬張ります。
食後のコーヒーは省略し、早々に撤収を済ませ、XRのイグニッションを捻りエンジンスタート。まずは、国道178号線で日本海側へと舵を切っていくことにしました。
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海の見える駅
早朝ゆえ交通量は少ないですが割と単調な道のりが続き、小一時間走ったところで県道166号線へとスイッチ。突き当りまで下っていくと、海の見える駅であるJR山陰本線鎧駅に到着しました。NHK連続テレビ小説の撮影舞台になっており、哀愁漂う最果て感満載の情景は確かにドラマ向きかもしれません。バックが曇り空でなければ爽やかな景色が見られると思いますので、興味があればお立ち寄りを。
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魅惑の但馬エリア
こんな辺鄙な(失礼)所に旅行に来ていた外国人観光客と談笑し、再び国道178号線へと復帰。但馬漁火ラインと名を打たれた道ですが、漁火を「いさびり」と読むらしく、中々格好良いネーミングです。山陰海岸の美しい自然景観を楽しみながら走行することが出来る道らしいですが、あいにくの天気を除けば絶巧の形状を誇るツアラーロードであり、山陰本線とクロスラインを描きながら白いセンターラインをひたすら追いかけていくのでありました。
県道128号線に入ると、七坂八峠展望台というこれまた独特の名称の峠道に突入。その名の通りしなやかな形状のヘアピンカーブが連続的に現れるアイコニックな道であり、見通しも抜群なテクニカルなワインディングを嬉々としてなぞっていきます。
荷重移動を楽しみながらトレースし、感慨多端に包まれながら展望スペースで小休止。前日の丹後半島に続き山陰エリアは中々どうして侮れません。
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内陸路へ
SCWを確認すると、雨雲の襲来が予定より早まっている模様でしたので、日本海サイドはここまでとし、内陸へとノーズを向けていきます。GSでハイオクガソリンを補充し、国道9号線、482号線、29号線と梯子。ザ・快走路とも言うべきローカルラインであり、開いた口が塞がらない程の車のいなさっぷりに、本当にゴールデンウィークなのか疑いたくなります。
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ギリギリセーフ
一宮温泉まほろばの湯で湯船にのんびり浸かり、外へ出ると僅かにポツポツと雨粒が落ちてきました。ここが潮時ということで本日は宿へ直行。国道29号線で山崎ICまでファストランを続け、滝野社ICまでハイウェイを間借りし、スーパーやベーカリーカフェナポレオンで夕飯を仕込んでいきました。
楽天トラベルで予約したやしろ鴨川の郷へ到着すると、丁度本降りの様子となってきたので、速攻で荷物をピックアップし大浴場へ飛び込みます。買い過ぎた夕飯をペロリと平らげ、明日の天気を窺っていると、窓を打つ雨音が激しくなっているのでありました。
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雨男返上
AM7時半起床。布団での睡眠は大変快適であり、しっかり二度寝をして身支度を済ませます。夜中に雨がしっかり降っていましたが、路面は半分程度乾いており、これ幸いとばかりに移動を開始することにしました。
もともとGT3日目は移動日と割り切っていたのですが、瀬戸内側は雨雲の手が及んでいないようなので、山陽自動車道で一気に中国地方を横断していくことにします。加古川線とクロスラインを描きながら加西市を抜け、山陽姫路東ICより合流車線へとライドオン。防府まで雨粒一つ落ちてこない環境に感謝しながら、クルーズコントロールで西へ西へと邁進していきました。
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岩国周遊
各SA/PAは流石に10連休ということもあり大混雑の状況であり、大竹ICあたりで渋滞も発生していたので、一度一般道へと下りて岩国を走り回ることに。国道188号線で山陽本線と並走を続けていると、海上自衛隊の岩国航空基地から戦闘機が発進しているのか、とてつもない轟音がひっきりなしに響き渡ります。調子に乗って国道188号線でシーサイドランを楽しんでいると、雨雲のスイートスポットに入ってしまったようで、ゲリラ的な強襲を受け一時退避することになりました。
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九州一歩手前
雨の勢いが弱まったところで徳山東ICより再び高速道路に乗り込み、美祢ICまで一気にトラバース。西ノ市温泉蛍の湯は道の駅に併設された温泉であり、兵庫~岡山~広島~山口と470kmにわたり県境を越えてきた疲れを洗い流します。スーパーで買い出しを済ませ幕営地に向かおうとすると、暗闇の中に行灯が連なる様子が見えて寄り道。長正司の大藤棚という所のようで、満開の藤棚が柔らかな光でライトアップされていました。
幕を張りビールで喉を潤し、みんカラで皆さんのツーリング模様を眺めながらこの日は早々に就寝。九州上陸に向けて準備万端で明日を迎えるのでありました。
Posted at 2019/06/02 14:17:15 | |
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S1000XR | 日記