MAZDA3にSKYACTIV-Xエンジン搭載車が追加になりました。
発売は12月5日。
10月に発売開始予定でしたが延期になっていました。
ハイオクガソリン仕様への変更ということでした。
SKYACTIV-XエンジンはSPCCI(Spark Controlled Compression Ignition)によって「圧出着火」を実現したガソリンエンジン。
ディーゼルエンジンは低速トルクが豊富で燃費が優れていますが、高回転は無理で静粛性もがガソリンエンジンより劣ります。
ガソリンエンジンは高回転への追従性は素晴らしく静粛性も高いのですが、低速トルクと燃費はディーゼルにかないません。
圧縮着火エンジンは両方の良いとこ取り。
ガソリンエンジンの理想的な空燃費は「14.7:1」。
SKYACTIV-Xエンジンは希薄燃焼で「36.8:1(最大値)」。
なお、希薄燃焼するために空気が必要ですのでエアサプライが付いています。
エアサプライはルーツ型スーパーチャージャー。
ガソリンを追加で吹いてパワーアップを狙っているのではなくて、空気だけを送り込むためのスーパーチャージャーなんですね。
HF-VPH型 SKYACTIV-X
最高出力 180PS/6000rpm
最大トルク 22.8kgf・m/3000rpm
ちなみに、通常の直噴ガソリンエンジンのスペック
PE-VPS型
最高出力 156ps/6000rpm
最大トルク 20.3gf・m/4000rpm
価格
ファストバック 319万8148円~368万8463円
セダン 319万8148円~361万6963円
この価格、2000㏄ガソリンエンジンのグレードより68万円高い。
うーん、画期的なエンジンであることは確か。
でもねぇ、高すぎるような気がします。
複雑な構造の新型エンジンなので、量産効果で一気にコストが下がるとは思えず。
マツダの技術力はアッパレなんですが…
Posted at 2019/11/26 21:20:02 | |
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