自分が小学生のころに、流行りまくった「トラック野郎シリーズ」
オープニングの文太さんと欽也さんの歌もいい、映像とキャストのクレジットを見て、次のマドンナは誰だ、敵役は誰だと親父が言ってた
はっきり言ってストーリーは鉄板のワンパターン
桃次郎の一目惚れ、敵役とのドライブインでのギャグみたいな喧嘩と輪っぱ勝負、ジョナサンと母ちゃんのなかよし夫婦ぶりと子供の数
思わせぶりなマドンナ
でも必ずマドンナは桃さんがプロポーズをする日に、マドンナが好きな男を追いかけるために送り届けたり、荷物を届ける時間がほぼ無理なのに、桃さんが「半分の時間で行くよ」といい、ぶっ飛ばし、パトカーを振り切り、更に時間短縮の大型トラックでは過酷な道を、大事なトラックのアンドンを割りながら突き進み、ギリギリ間に合わせるというもの
毎回変わるのはマドンナと主なロケ先
個人的にはストーリー途中で亡くなる設定の片平なぎさと、桃次郎と結婚したかった最終話の石川さゆりが可愛いく、シリーズとしては故郷の東北シリーズと闘犬の高知が好き
ライバルではアメリカかぶれの黒沢年男、犬連れて家出中の原田大二郎、現代版子連れ狼みたいな若山富三郎がお気に入り
今思うとすごいキャスティング
桃さんの東京の家はなく、定宿とかとして吉原のトルコ(ソープ)で必ずお姉ちゃんのオッパイが見られた
そんな映画なので、母は連れてってくれないから親父と行くんだけど「お前には早い」もマンネリだった(笑)
はっきり言ってトラックシーンばかりとは言えない、喧嘩と心情ドラマ
小五の時に作文では「将来なりたい仕事」というのを書いて、何かの発表会で読むという事になった
俺はうろ覚えだけど、「ボクはトラック野郎になります。イスズかフソーの大型トラックを買って
ドライブインで喧嘩になっても絶対負けたくないから、負けないよう体を鍛えます」と頭の悪そうな発表をした
家の後ろの道路も狭く、父親のダンプがギリギリ通れるくらいの道だったんだが、トラックの寸法を測り、将来家の敷地に止められるとわかったことがうれしかった
今の仕事は何と事務職で大型免許をとる必要がなくなってしまった
なので、ほかにも「コンボイ」やナイトライダー」「キヤノンボール」もすきだったし、邦画でも乗用車ベースの車の映画も好きだった
でも、トラック野郎にはかなわんな
画像は昨年近所で行われた「哥麿会」主催のイベント
スクリーンで見てた一番星号が目の前に見えて、後ろにジョナサン号までいた
真夏の日曜日朝から晩まで会場にいた
息子に至っては、ゲスト出演の垣内竜次役の原田大二郎さんにサイン入り似顔絵描いてもらい、2ショット写真とってもらってた
羨ましかった。
サインには「原田大二郎」名だけでなく、役名の「垣内竜次」名との連名のサインくれたんだが、原田さん自身が肝心の名前忘れちゃって「垣・・なんだっけ?」ってスタッフに聞いてたのには笑えた
Posted at 2020/05/21 00:29:24 | |
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