今回自分が手術する事になった肩痛は中年のおじさん達に起きやすい症状らしいです
いわゆる五十肩との区別がつきにくいので、自分の症状や治療方法などを記載してみました
50代以上の方の早期の診察・治療だけじゃなく、30代40代の方の予防や油断に役に立てたらと思い、私の失敗、症状、治療などをブログに書いてみました
人それぞれ違いはあるので、気になった方は医療機関を受診してみる参考にして下さい
思い当たるような方はマジで病院で診断を受けてみてください
私が病院でもらった傷病名は「左肩腱板断裂」「左肩鎖関節炎」でした
肩に違和感を感じたのは、昨年の1月
今年ほどではなかったのですが、実家の除雪に頻繁に行ってた頃からです
症状として
①腕が上がらないほど痛い
(前後真横各10センチくらいしか上げられない)
②箸とか飲み物を飲むような、「引く動き」は大丈夫
③歩いてても足から来る振動で電流が走ったような激痛、腕を振るのも無理でした
④寝返りで痛くて夜中に目が覚める
⑤仕事で5センチ幅程度のファイルも持てない
⑥MT車の変速、右左折のように大きくハンドルを切ると激痛でハンドルを離すことも
痛みの度合いとしては、どちらも経験は少ないのですが、感電したような痛み、刃物で刺され、えぐられた様な痛みでした
とはいえ、通勤は勿論、除雪や力仕事はしていたし、ただの五十肩だろうと湿布、サポーター程度で、通院はしませんでした
ところが春になっても治らず、比較的痛みも少なかった箸でも痛かったり、あと仕事で使うマウスも痛くて、右手に持ち替えてやらざるを得なくなりました
病院には昨年4月〜今年1月まで通い、一旦様子見で治療は終了しました
痛みはあるものの、今年の冬の大雪は空き家にしている実家の屋根が壊れるほどでしたので、はっきり言って無理して除雪に通いました
往復300km越えのジムニーの運転も帰路は、かなりキツくて下道を諦めて高速で帰ったりしてました
そこで、ようやくまた再診した訳です
私の肩痛の原因は実はよくわかりません
格闘技や激しいスポーツをして腱板を痛める若い人はいるけど、おじさんの場合は長年の力仕事などが原因で、主に利き手の肩が痛むそうです
それに加えて、スコップの柄が折れるほど重い雪を放り投げるという、肩にとって最悪な仕事を子供の頃からした事もダメだったんでしょうね
あと思い当たるのが、過度の筋トレです
数年前に、筋トレをやりまくり、確かにアウターマッスルは結果が出てムキムキ、ボコボコになりましたので、視覚的にやる気がでたものの、インナーマッスルの筋トレはハッキリ言って地味で成果が目で見えないのでやりませんでした
その積み重ねでアウターの筋肉の発達にインナーマッスルが付いて来られず、関節周りの筋肉や腱を痛めてしまった可能性があります
五十肩と腱板断裂の症状はとても似ています
が、微妙に症状が違います
自分の場合、笑っちゃうくらい腱板断裂の症状がヒットしました
上げ下ろしこ引っかかりで不気味に「コキュ」「ギュリ」って音がするのが、隣でご飯を食べる嫁も「聞こえる」と言っていました
五十肩だからと片付けず、病院で検査をすれば症状が軽ければブロック注射で治ったかも知れないし、職場によっては負担が軽くなる仕事に移れるかもしれません
私が受けた手術は
❶関節鏡下腱板断裂手術
❷鎖骨遠位端切断手術
です
❶肩の数箇所を部分麻酔で切開し穴を何箇所か開け、内視鏡で見ながら、骨にアンカーを打ち、アンカーに糸を掛けて、その糸で切れた腱板を骨に固着させる手術でした、腱板の切れ具合によってはガッチリ縫い合わせることもあるそうです
❷読んで字の如く、鎖骨の端っこの骨の可動域を広げるため骨を削りました
私は部分麻酔で手術を受けたので、メスで切られる感覚、ルーターの振動、アンカーを打つ振動、骨をルーターの削る音と焦げ臭い匂い
を感じて辛かったです
全身麻酔はそういう思いはしなくて済むけど、覚めた時のキツさはそれ以上です
手術が済めば何でもできる訳ではなく、筋肉を刻むということは、想像以上に後々まで痛みが残ります
術後あまりの痛さに手術した事を後悔していました
これから完治はしても、再発や最悪再手術の可能性もあります
冬場の痛みや湿度で痺れもあるのかもしれません
どうか疑いのある方々は早め早めに対策して下さいね
長文失礼しました
Posted at 2022/08/28 22:23:26 | |
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