90年代前半
バブル後期というか、崩壊直前の90年から崩壊した96年まで販売された当時のマツダのフラッグシップ車コスモのカタログです
タイトルに「唯一無二」という言葉を使いましたが、車好きな方は知ってのとおり、当時のマツダには13Bという2ロータリーエンジンがありましたが、コスモには13Bとともに、V12ばりの滑らかな乗り味をめざして開発された3ローターツインターボの20Bエンジンが搭載されました
勿論、世界初、唯一のエンジンです
90.8月
ユーノス・コスモ
多チャンネル時代のマツダではユーノス店がコスモの取扱い店でした
ユーノス店で売ってた車のカタログはどれもシンプルなもので、単色に車名のみというのが定番でした
このカタログも同様
扉ページはル・マン24時間耐久の787B
別に買うつもりも買う資金もありませんでしたが、ざっくりした商談の痕跡があります
シンプルなリアビュー
真横からの画像
ホイール、高級感ありますね
ライバルはソアラ、レパード、SVXとかでしょうか?
牛に呪われそうなくらい、ふんだんに牛革を使った内装
ベージュの内装が大人っぽかった
知り合いにコスモを運転させてもらった時の革シートの質の良さやダッシュボードとか手に触れる箇所のソフトパッドの柔らかさにはびっくりしました
20Bエンジンの透視図
🍙🍙🍙はこういう風に鎮座していました
V12エンジンのような滑らかさと言われた世界唯一の3ローターエンジン
燃費はかなり…
3ローターに乗ってた知り合いが言うには踏めば3kmくらいとのこと、「でもこの車だと踏むよねー」と言ってました
足回りはフロントはダブルウィッシュボーン、リアはツインダンパー付きマルチリンク
ツインダンパーというシステムが市販車にあるというのを、カタログで初めて知りました
剛性面
クーペなので、剛性も金かかっていたと思います
30年経って、現存するコスモはどうでしょうか?
このコスモのもう一つの特徴はCCSと呼ばれた世界初のGPSカーナビ
これがビルトインされ、カーナビ、オーディオ、エアコンの操作をタッチパネルで行うシステムのグレードがありました
このシステム、ベース車の60万円高でした
装備
現代の車と比べても見劣りしない高級感ある装備ですが、GPSアンテナのデカさとタイヤのサイズは時代を感じます
諸元表
装備一覧
廉価版では無いですが、タイプSというスポーツグレードもありました
背表紙もシンプル
以上でございます
Posted at 2023/08/15 19:25:43 | |
トラックバック(0)