かつての日産の高級サルーンだったセドリックとグロリア
最後の型式Y34が消滅したのが、2004年なので、もう20年近く経ちます
今もあったら、どんな感じになってたんでしょうか?
セドリックとグロリアは元々は違うメーカーですし、同じ日産になっても全くの別物でした
72年登場の230型から共通モデルになりました
今回はそのゼドグロのうち、グロです
Y31グロリア
89.1月
グロリアは元々プリンス自動車の流れを汲んでいますので、当時スカイラインに乗ってた私はプリンス店によく行ってた事もあり、グロリアのカタログは沢山もっています
黒地の模様にグロリアのエンブレムが入ったデザインです
状態は良好です
最上級グレードのツインカムターボ・プロアムVIPです
マイナーチェンジ前なのでインタークーラー無しです
扉ページ
内装
ステアリングが2本スポークなので、プロアム系と思われます
オーディオのスイッチが日本語表記です
「早送」「巻戻」など
前席パワーシート
スイッチはベンツ風にシート型です
その他クルコン、光通信リモコンのステアリング
自動車電話にカードキー
日産お得意のピュアトロン、加湿器もありました
自分が乗ってた初代エルグランドの頃にもピュアトロンはありましたので、結構長く採用された装備です
来客用のソファのような色合いのシート
当時は今ほど革張りシートって少なかったような気がします
次もY31グロリアですが、こちらはY31発売直後のグランツーリスモ専用カタログです
87.7月
Y31グロリア
横長で少し本カタログよりは柔らかめの紙を使っていて、保管には気を使います
幸い折れジワは無く、スレ傷も少な目です
イメージカラーは黒
サイズ的には5ナンバーでしたが、押し出しのあるデザインでした
エンジンはVG20DET
185ps、22.0kgmでした
後期ではインタークーラー搭載で200psオーバーとなります
またオートマも前期型は4ATでしたが、後期には5ATが初めて搭載され、オートマ多段化のさきがけでした
個人的か好みもありますが、ホイールだけはかっこいいとは思えませんでした
ボルクレーシングや、スピードスターのメッシュが似合うと思っていました
前席シートはプロアム系とは違いますね
こちらの方がスポーティーに見えます
ハンドルのデザインも3本スポークで、好きなデザインでした
31スカイラインと同じようなデザインでした
2冊のカタログ、諸元表等は撮り忘れてしまいました
なお、Y31まではグロリアにもセダンはありましたが、セドリックセダンに一本化され、それ以降はセダンはY31の型式をずっと使っていました
Y32以降はボディは3ナンバー専用となり、セダンも開発されず(実際はピラードハードトップでした)、タクシーなどで見るセドリックは年式は新しくても型式はY31でした
いまでもたまにY31タクシーに乗ると、当時の内装で懐かしく思えます
Posted at 2023/04/28 04:50:06 | |
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