カタログを必死になって集めてた20年ほど前は、並行輸入車のディーラーさんに頼むと無料もしくは送料自己負担でカタログを送ってくれてました
車が並行物なので当然カタログも並行
今回は雑誌のTipoで見て、カタログを依頼した初代のランチアY(イプシロン)です
あまり日本では馴染みない車ですが、雑誌で見て結構気になってました
98年頃のカタログです
ランチアY10の後継として、プレミアムコンパクトのハシリみたいな車でしょうか
デザインはキャビンからフロントにかけて絞ったような、変わったデザイン
グリルはしっかりランチアです
横から見ると、リアに向かって高くなっています
アルファ145みたいな角張ったデザインに見えます
テールランプの位置も独特で、味があります
日本車だと多分テールランプの位置はリアガラス直下だと思います
この位置からだと、おちょぼ口というか、不思議なデザインです
センターメーター
内装は色使いといい、落ち着いた雰囲気です
翻訳アプリでこのページをスキャンすると、ドイツ語とかチェコ語だとしっくりくるのでイタリアからドイツ語圏に輸出されていたもののカタログなんでしょうか?
次は少し新しめ99〜01年頃
こちらはシルバーのYが表紙です
やはり翻訳アプリを使うとオランダ語が一番しっくりきました
内装の説明が書かれています
この車の売りとしては、車体の色がほぼオーダーで選ぶことができ、内装の色、材質と合わせてオーダーメードのような車になるという事
日本からのオーダーがどの程度通ったのかはわかりません
エンジンについては翻訳アプリではよくわかりません
wikiによると、1.2と1.4のエンジンのようです
最後は二代目イプシロン
06.1月
カタログは「ガレージ伊太利屋」さんから取り寄せました
言語はイタリア語だと思います
二代目は02〜11年まで売られていますので、06年製というと中期以降かと思います
初代より角がとれたデザインになったと思います
丸みを帯びたことでキャンバストップが似合います
サイドやリアの画像が多く正面の画像が無いので、借り物画像を使います
グリルのデザインはまさにランチアです
小型ですが、幅は意外にあり、1700mm超えです
初期はエアコンが左右独立ではなかったのですが、このカタログのモデルは左右独立してます
トランスミッションは5速MTと2ペダルMTのD.F.N.(Dolce Far Niente :ドルチェ ファール ニエンテ = 何もしなくても良い甘美さ)
ステッカーが付録みたいに付いています
U.A.U
= united against ugliness
=醜いものに対して団結せよ!
要約すると「美しいクルマだけを認めよう」
だそうですが、まったく意味がわかりません
新車価格250万前後
三代目のカタログは持っていません
ランチアの親会社のフィアットとクライスラーの統合により、三代目はクライスラー・イプシロンとして、一時期クライスラーディーラーで正規輸入車として取り扱われていました
日本仕様
※借物画像です
日本では12〜14年の短期間の販売だったようです
Posted at 2021/12/28 17:22:01 | |
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