タイトル画像は80年代に絶大な人気を誇った刑事ドラマ「西部警察」を見てた人にはわかる画像です
オープニングで石原裕次郎が「課長専用車」のガゼールに飛び乗るシーン
BSファミリー劇場で毎週月曜日に西部警察を見ていることもあり、ガゼールといえばこのシーンが思い浮かびました
シルビア自体が絶版になりましたが、かつてはS110、S12とシルビアの姉妹車としてガゼールがありました
サニー店のシルビアに対し、モーター店のガゼールという販売網でした
今回は初代ガゼールのカタログです
S110ガゼール
81.5月
少し横長のカタログで、他の日産車と並べて保管をすると背中が少し飛び出します
状態は41年経過し、相応のヤレ具合です
表紙の左上に少しシワがあります
またカタログの紙質は少し柔らかいので、痛みやすいです
ガゼールという車名はアフリカに生息するガゼルという動物の名前が由来
なので、ガゼルをモチーフにしたボンネットのデカールがオプションで用意されていました
81年のカタログで一部改良でターボが追加された後の型になります
姉妹車のシルビアとともに、スカイラインRSと同じFJ20エンジンが追加されたのは82年です
ハードトップとハッチバック(リフトバック)があり、結構好みが分かれたものです
自分はハードトップ派でした
ハードトップ
追加されたターボ車
1.8ℓのZ18E-Tエンジン
フロントバンパーの逆文字の「TURBO」ステッカーが誇らしげです
シルビアと区別がつきにくいですが、グリルが横スリットなのがガゼールです
(シルビアはブロック)
はめ殺しのリアウインドがかっこよく見えて、断然ハードトップ派でした
角張ったボディも強調されていましたし
ハッチバック
こちらはハッチバック
リフトバックですね
荷物が外から見えそうなのと、なんとなくの好みでハードトップのほうがいいなと思っていましたが、今見るとこちらもかっこいいです
この外国人の方がイメージキャラなんでしょうか?
このCMがなくても、西部警察の石原裕次郎への車両提供が一番いい宣伝になったかと思います
内装
ステアリングはあまり好きなデザインでは無いですが、当時の日産車の絶壁インパネよりは、ダッシュボードが低くて、いいですね
フェアレディZにも通じるものがあります
意外にリアは広く見えます
ルーフが低いですけど…
ターボ車の一部のグレードに装備されていたステアリングは他のグレードとパッドの形状が台形でこれもZのステアリングに似ています
スポーツグレードのターボXEのシート
黒のビニールレザーです、当時では珍しかったかも
デジパネ
かっこよかったですが、今見ると少し暗く見えます
透視図
Z18E-T
当時の日産のターボは6気筒はL型、4気筒はZ型でした
ガゼールのほかはシルビア、ブルーバードに搭載されました
グレード
ターボ、ノンターボ、1.8に2.0とあった事もあり、グレードが多いです
2世代あとのS13が売れたのはグレードの分かりやすさもあったのではないでしょうか?
諸元表
スカイラインRSと同じFJ20エンジンがガゼール/シルビアにも搭載されるのは翌年の82年4月のこと
スカイラインと違うのはRSとRSエクストラの2グレードが設定されていました
RSはスカイラインRSと同じで、AMラジオのみとかシンプルな仕様ですが、エクストラはパワーウインドやイルミネーションなど豪華装備のグレードがありました
Posted at 2022/07/06 08:09:57 | |
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