Rivaの内装(特に手の振れるハンドル)が梅雨から夏の間の手汗で黒ずんでたので清掃。
写真ではそこそこ綺麗に見えますが接写は禁止です(笑
外装では欧州車定番のブレーキパッドの汚れに辟易しています。
今までの他の車もサーキット向けパッドにしたりするタイミングまで我慢していましたが、
Rivaの汚れは特にひどいようです。
(さらにホイールも洗いにくいデザイン。。。)
よく分からないのが、国内向け正規のツインエア(85ps)ではリアはドラムですが、
うちの6M/T・105ps版ではリアもディスク。
多分アバルトとサイズは同じなんでしょうが、
パッドの型番が分からないのでマニュアルを開いてみます。
後から購入した日本語版(左)と最初付いていたイタリア語版(右)、
サソリロゴは個人売買で譲ってもらった
Apple CarPlay対応U-Connectのものです。
『ふむふむ、(イタリア語が)サッパリ分からん!』
なんとなく言葉の雰囲気は伝わりますが。
本国マニュアルをじっくり読んだこともなかったのですが、
ツインエアは国内正規と同じ85ps、うちの105ps、他に65ps版があるんですね。
オットーサイクルという表記もあるようで、これって欧州的には必要なの?
ん??
65ps版は排気量が875ccでなく
964cc、
ボアもストロークも違うので全く違うエンジン??
馬力・トルクとも低めですが最大馬力は@6250rpmと少し高回転型?
これはこれで軽快で楽しそうです。
(ネットでも国内導入時は最初から875cc、ブレーキのDIXELやスロコンの適合一覧には、
2007年~の年式で964cc 65psという表記も見かけます。日本導入前の初期はコレだったのか?)
875ccのツインエアは圧縮比に10.0±0.2公差があります。
油圧動作のマルチエアエンジンなので吸排気バルブを閉じるタイミングが機械的にピタリでなく、
若干ばらつきもあるためか?
そうなら、オットーサイクルでなくミラーサイクルにならないのか??
圧縮比と膨張比を狙って変えていないので大小関係が逆になるかもしれないが。
(ということは公差のない964ccはマルチエアでないのかも?)
ちなみに日本語のFIATジャパンHPで諸元を見るとジャスト10.0、
運輸省への型式認定届出値なのか公差はありませんでした。
プラグの型式も載っていたのでメモしておきます。
たしか独特なプラグなので他社品に選択肢なく、個人的に好みなDENSOの適合表でも「ー」となってます。
85psと105psは同じエンジンのディメンジョンでチューニングの違いのみのようですが、
指定プラグが違うんですね。型番としては105psはイリジウムか。
日本のNGKサイトでFIAT500適合のプラグを調べると、
105psに記載されたイリジウムの型番でした。
(いずれにしても2本で済むって経済的!
ヴェイロンやアヴェンタドールを所有してなくてよかった。。。)
1.2Lはチューニングの違いだけでエンジン自体はどれも同じようです。
日本語版の章だても参考にしながらざっと最後までめくりましたが、
油脂類のグレード一覧はあってもブレーキパッドについては不明。
結局、イタリア語版のみ最後頁近くに、
『エアコンフィルター、ショック、ブレーキパッドは実物の刻印を見チャり~ナ!』
的な記載がありました。
あぁ、
伊太利屋品質。。。
【追加情報】
純正型番が不明なので社外品DIXCELの適合情報で比較してみました。
①0.9Lツインエア、1.2Lは国内正規のR:ドラムしか記載なし
②初期の1.4LはRディスクだったようです。
アバルトのRも同じ型番
③その後アバルトは2010年頃にセンサ無しからセンサ有に変わったようです。
外形図見る限り形状は同一でセンサ有無の違いのみ
④アバルトは素の595から695トリブート・フェラーリまで同じ型番
ということで、
センサの有無だけ確認して適合する方を手配すれば問題ないようです。
もし、どれとも違う型式が付いていたら。。。
ネタにします~(をぃ
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Posted at
2021/10/01 21:36:08