先日予定を前倒ししてハリアーが2020年5月にフルモデルチェンジになるという情報が流れました。それ以降は特にこれといった情報は出てきませんでしたが、昨日、予想CG画像がSpyder7から出されました。フロントのみの画像ですが、ヘッドライトはレクサス系統のデザインで、フロントグリルはクラウンやエスクァイアを彷彿とさせるトヨタの高級志向系グリル、ロアグリルからフォグランプにかけてはCH-Rのような雰囲気に仕立てられた予想がなされていました。ネット上では早速否定的な書き込みが多数寄せられているようです。個人的には予想CGのような黒系のボディカラーならまぁ見られないデザインではないとは思いますが、これがホワイトのボディだとどうなのかなと思いました。TNGAを用いたシャシーとダイナミックフォースエンジンの搭載はほぼ確実で、性能的には全面的に刷新されるわけですから、今回はデザインもキープコンセプトにする必要もないのかなと思います。RAV4も昔のイメージなど全く無いものになってしまったので、ハリアーも販売チャンネルの象徴を謳うくらいなら思い切ったことをやったらいいと思います。思い切ったことをやれば当然最初は市場からのアレルギー反応は出るとは思いますが、何をやっても一定数は批判が出るのは仕方ないことですので、どんなデザインになるのか期待してみようと思います。ただあくまで個人的なことを言わせてもらうなら、3列シートのために大型化するなら3列シートなんていらないなと。マツダと違っていくらでもミニバンのあるトヨタがそれをやる必要は無いと思います。荷物車としてアテにされても嫌なので・・・だからやっぱりマツダやホンダに何とか手の届くくらいの価格帯でスポーツタイプの車を期待してしまうんですよね。出展されるかどうかはわかりませんが、ひとまず来月からの東京モーターショーでは次期ハリアー、次期Mazda6、そして可能性は低いですがマツダの新型クーペやホンダのZSXに期待することにします。
今回はSpyder7が元ネタということで、クモをモチーフにした怪獣が登場する回を紹介しようと思います。しかしクモがモチーフとなっている怪獣はそう多くはなく、ウルトラセブンの18話「空間X脱出」に登場するグモンガとULTRASEVEN Xの12話「NEW WORLD」に登場するグラキエスくらいです。そのどちらのストーリーも以前に紹介しているので、今回はクモとゴキブリを掛け合わせたデザインの宇宙怪獣ゴキグモンが登場する回を紹介します。ゴキグモンが登場するのは1999年4月3日に放送されたウルトラマンガイア第30話「悪魔のマユ」です。この回では準レギュラーのような扱いであるチームシーガルや彩香隊員、そして敦子隊員の姉律子がメインを張る回です。個人的には今までの防衛チームでは設定されなかったレスキューチームのチームシーガルはもう少し出番があっても良かったのではと思いますが、脚本などを考えるとなかなか使いどころの難しいチームだったのかもしれません。彩香隊員も裏方だけではもったいないくらいのキャラクターでしたし、一度くらいは彩香隊員のメインの回があっても良かったのではと思います。それでは普段はあまり目立たない彼らが全面に描かれた「悪魔のマユ」のストーリーを紹介していきます。
突然宇宙から未確認飛行物体が飛来、XIGのレーダーがそれを捉えた。石室コマンダーはチームファルコンを出撃させる。カメラがその未確認飛行物体を映し出すと、それを見た千葉参謀はゴキブリと毒グモが合わさったような怪獣だとつぶやく。その怪獣は我夢によって宇宙怪獣ゴキグモンと名付けられた。チームファルコンは海洋上でゴキグモンと遭遇するが、ゴキグモンのソニックブームを受けゴキグモンの逃走を許してしまう。
その後ゴキグモンは東京へと飛来し、口から糸を吐き出すと高層ビルを繭で包み込んでしまう。近くにいた敦子隊員の姉律子と、少女ユキはゴキグモンの吐き出す糸に巻き込まれ、高層ビル内に繭の一部として取り込まれてしまう。
そこにチームシーガルが駆け付け、ゴキグモンに麻酔弾を撃ち込み眠らせる。松尾隊員がセンサーで高層ビル内に律子とユキ、さらに保守点検の作業員3名が取り残されていることを確認すると、神山リーダーと松尾隊員がシーガルフローターからビルに降下、2階に取り残された保守点検の作業員3人を救助する。松尾隊員は救助した3人を避難させ、神山リーダーは律子とユキのいる7階を目指した。神山リーダーは7階へと突入し、中で律子とユキを発見するが、予想より早くゴキグモンの麻酔が切れ、ゴキグモンが目覚めてしまう。律子は自分よりもまずはユキを先に助けてあげてほしいと神山リーダーに告げる。
ゴキグモンが迫る中、神山リーダーは苦渋の決断でユキだけを抱えシーガルフローターへと戻る。
その直後、ゴキグモンは繭で覆った高層ビル内に産卵をはじめた。
我夢の分析により、卵は約1時間後に孵化することが判明、さらにジョジー隊員が繭の分子構造を解析すると、繭は非常に可燃性の高いものであることがわかった。石室コマンダーは、肉親がミッションエリア内にいる場合は当該担当者を任務から外すというXIGの規程から敦子隊員に席を外すよう告げ、代わりに非常勤オペレーターである彩香隊員を敦子に代役に任命した。
しかしその後、律子の生命反応をキャッチすることができず、解決策もでないまま時間が過ぎていく。そして孵化まで残り30分となり、千葉参謀から決断を促された石室コマンダーはファイター機にファイヤーボムを搭載すること決めた。そのことは堤チーフからチームシーガルと我夢にも伝えられた。松尾隊員とシモンズ隊員はレスキュー隊である自分たちは人質を無視することはできないと言って、それに賛同した我夢とともに繭の中に突入しようとするが、神山リーダーは自分たちまで取り残されら元も子もないと命令に従うよう3人を制止した。
そしてエリアルベースからファイヤーボムを搭載したファイター機でチームライトニングが出撃する。チームライトニングの梶尾リーダーは律子に好意を寄せていたが、自分自身の手で高層ビルにファイヤーボムを撃ち込むことを決め、照準をロックする。我夢はそんなことをさせてはいけないとウルトラマンガイアに変身、高層ビルの前に立ちはだかり、梶尾リーダーのファイター機を制止した。
しかしその直後、ウルトラマンガイアはゴキグモンの糸を浴び繭にされてしまう。
卵の一斉孵化まであと3分となり、梶尾リーダーはファイヤーボムを発射するが、卵を守ろうとするゴキグモンによってファイヤーボムは弾かれてしまう。ゴキグモンが弾き落としたファイヤーボムによって高層ビルの近くでは火災が発生してしまう。
神山リーダーとシモンズ隊員はシーガルファントップで火災現場に消火弾を撃ち込むと火災は無事鎮火する。
ウルトラマンガイアもスプリームヴァージョンにヴァージョンアップすると同時に繭を破壊、脱出に成功する。ウルトラマンガイアは梶尾リーダーに高層ビルに突入し律子を救い出すようジェスチャーで伝えると、梶尾リーダーはファイター機から高層ビルへと飛び移る。そして中にいた律子を救出し高層ビルから脱出する。
ゴキグモンもウルトラマンガイアの猛攻に遭い、最後はフォトンストリームで粉々に爆破された。
ゴキグモンの卵も北田隊員と大河原隊員が撃ち込んだファイヤーボムによって繭ごと焼却された。その後、梶尾リーダーは律子の病室に見舞いに訪れる。律子は以前コッヴとの戦闘で防衛隊のパイロットだった自分の夫が殉職したと梶尾リーダーに話した。梶尾リーダーは自分は律子の取り残された高層ビルを焼き払おうとしたと告げ、病室を去ろうとするが、律子は自分の夫が生きていたらきっと同じことをしていただろうと告げた。梶尾リーダーはその言葉を聞いた後、無言で病室から去って行った。
ちなみにこの回で敦子隊員の代役を担った彩香隊員ですが、基本はXIGの非常勤オペレーターで、クローズアップされることは殆どありませんでした。ほんわかした風貌とは反対に、ゴキブリと毒グモの掛け合わせたようなゴキグモンを見ても平然としていて、目立たない役回りではありましたがキャラクターはかなり個性的で異彩を放つ存在でした。当時は田中彩佳という名前で活動していて、ウルトラマンガイアでも田中彩佳の名でクレジットされていますが、現在は星さいかという名義で歌手、女優活動をおこなっているようです。
Posted at 2019/09/20 20:56:36 | |
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