モトコンポのエンジンには変速機がないことは前述のとおりですが、リアホイールを大型化することで手軽に最高速をアップできます。
それでもせいぜい50キロ程度で加速も結構もたつきます。
純正エンジンの内部ギアをワンオフで作成し、70キロまで出るモトコンポも存在しますがたぶん加速はますます遅いのではないかと思いますね。
そこでモトコンポ界隈で流行っているのがエンジンスワップ。
ディオコンポにジョグコンポ、ライブコンポなど7psくらい出るスクーターのエンジンに積み替える・・・・というよりエンジンにモトコンポのフレームを乗っける個体がネットに散見され、私もやってみたくなり色々調べまくりました。
1番ポピュラーなのが、同一形式のAB12型で12Vでベルト変速機構を持つカレンのエンジンを移植すること。
補器類や電装系の総交換が必要ですが、エンジン自体はほぼポン付けで交換可能。
これだ!と思いオクなどをつぶさに探したものの、なかなか出物がありません。
あまりに(モトコンポに移植する前提とはいえ)人気で当時はカレンの中古がほぼ枯渇する有様でした。
やっとのことで、カレンエンジンおよび補器類一式の出物を落としたものの、エンジンはまあいいとして補器類があまりにもボロボロで(おそらく雨ざらしの不動車をバラして梱包したようなもの)さらに補器類を探す日々が続きました。
そんな折、補器類を含めた「完全移植瀬セット」と銘打ったカレンエンジンを見つけ、速攻で落としました。
エンジンそのものもキレイで、補器類もフラッシュというスクーターからの流用とはいえ配線なども含めて、ほんとにポン付けできるように加工してある出物だったので超ラッキーでした。
おかげでリアショックを買い足すだけで、あっという間にカレンエンジンにスワップできました。
カレンにはオートチョークがあり、エンジンヘッドの形状も違うためモトコンポ用のパーツを組み合わせて(ついでにボアアップキットも移植して)現在のモトコンポの原型が完成しました。
ここまで来るのに部品取りにモトコンポのエンジンをもう一台購入していたので、現在我が倉庫にはカレンエンジン1機とモトコンポのエンジン2機が眠ってますww
最近のユーチューブで結構無茶なことやるイジリ系動画がありますが、似たようなこと私もしてました。
現状のエンジンは
カレンベースでヘッドがモトコンポ。
オートチョークは撤去してキャブとはQR用。
インマニはカレン用でこれでも収納形態にできます。
キタコ製のボアアップキットを組み込んでます。
チャンバーもQR用ですが、モトコンポにはポン付けできますが、カレンエンジンだと若干配管を曲げないと装着できません。
Posted at 2020/06/24 12:27:53 | |
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モトコンポ | 日記