んで、セダンのお話。
うん、この角ばったボデーが如何にも正統派のセダンらしいですよね!
ちなみに、同時期の30カローラはもうちょっとリヤピラーがなだらかに寝てました。
(画像はネットから拝借)
初代カローラが「80点プラスα」というコンセプトで登場した当時、このαの部分が“スポーティー性”だったというのは有名なお話でして、例えば4段フロアマニュアルトランスミッションやストラットFrサスペンション、ハイマウントカムシャフト採用のOHVエンジン等々、“他のクルマとは違う”性格を織り込んだんですが、そのスタイルもファーストバック風のなだらかなCピラーを採用してました。
その流れを汲んで、この30系でもカローラとスプリンターの性格付けは、このスタイルにも表れているんですよね。
「スプリンター」っていう名前とは“ちょっと違う”ような感じはしますけど!?
話を戻して…
当時から大好きだったのが…バンパーなんです(笑)
デカいですよね、このバンパー!
ページの注釈には「衝撃吸収バンパーはオプション」ってあります。
そう、これは高級グレードのGS/STにしか選べない装備。
んじゃ、コレを選ばない時はどうなるか…?
これです。
はいっ、なんら変わらないんです…見た目は(笑)
良く見りゃ、バンパーの前面に横一直線のゴムモールが付いてオーバーライダーが付くくらい。
微妙ですよね。
だからオヤジが注文したXLグレードでも、私には満足でしたっ。
あはは…しっかりバンパーフェチでしょ!!!!!
ちなみに、この時に選んだボデーカラーは…カッパーブラウンメタリック。
いわゆる茶色ですけど、まんまTOPの画像と同じたたずまいでしたから、これまた子供心にうれしかったのを覚えてます。
メッキバンパーと似合うんだな、これが!!!
あっ、そうそう。
もうひとつ贅沢してましたっけ、親父は。
それがこれ。
エクストラの内装仕様。
専用のニット地で作られたシートは、フロントはヘッドレスト分割、リヤシートはホイールハウスまで一体で覆われヘッドレストも追加。カーペット生地はドアトリムの下半分にまで拡大され、そのトリムもドア上部まですべてカバー・・・等々、ちょっと背伸びした装備だったんです。
しかもステアリングやシフトノブも木製とくりゃ…もう完全に“旦那仕様”ですね(笑)
コロナみたいな上級車には乗れない庶民が精いっぱい背伸びして選ぶ車…70年代の「一億総中流」と言われる時代に働き盛りを迎えてた親父世代の、ちょっとだけ贅沢したい時に選ぶ典型的なクルマだったのかも知れませんね。
当時40歳代になったばかりの親父の選んだ車…間違っては無かったはずです。でも友人のオヤジさんは当時出たばかりのスカイライン・ジャパンを選んだよなぁ(汗)ゴールドメタの。。。
当時のヒエラルキー…かな?!
私が40の頃に乗ってたのは…タウンエース・ノアかぁ。。。
似たようなモノかなぁ?!
カタログひとつで、いろんなことが思い起こされる…いい思い出です。
大切に保管しておこうっと。
Posted at 2017/04/10 12:48:53 | |
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