306の日なので306カブリオレについて考えてみる

本日は3月6日ということで306の日。私には記念日♪　毎年のことながら、3月6日は306について考えブログに記しています(^_^;)

2012年から始めた306ブログは今回で数えること５回目。なぜこんなにも飽きもせず続けているのか。それはフランス車に興味を持ち始めたきっかけを作ってくれたクルマだから。

1999年秋にプジョー306を所有しました。306で初めてフランス車の世界に触れ、そして奥深さを知り、興味を持ちました。以来16年余りに亘ってフランス車を乗り継ぎ、現在に至っています。

さて、306シリーズ第５回の今回は、306の中でもデザインが美しいとされるカブリオレについて取り上げたいと思います。

306カブリオレカタログからご紹介します。発行年の記載が見当たらないのですが、1995年頃のものと推察されます。

表紙にはクルマの写真がないモノ。専用カタログの割にはイメージが湧きづらいですね。

中を開くと・・・

ソフトトップを上げて、オープンの姿が流麗でやはり美しいですね。

こちらは同じカタログにあるコピー。

『長年デザイン面でプジョーと深い関わりを持つピニンファリーナですが、特にカブリオレに関しては、1962年に発表された404カブリオレ以来、ほとんどのモデルが、彼らの手によって生みだされたものです。スタイリングには定評のある306。そのカブリオレを作るにあたって、彼らはあえて専用のボディを用意し、まったく新しい「美」を生みだしています。』

一部のみ抜粋しましたが、結構興味深いキャッチコピーですよね。

プジョーと言えばピニンファリーナというくらいに、プジョーはかつてピニンファリーナとは縁を切っても切れない関係にありました。

このカタログにはこんな写真とキャプションがあります。

『カブリオレだけにつけられるピニンファリーナのエンブレム。彼のファクトリーでつくられた証だ。』


404カブリオレ（1962年発売）。


205カブリオレ（205CTI）（1983年発売）。

ピニンファリーナのプジョーカブリオレを一部ご紹介しましたが、それにしても、いずれもデザインが美しく、ピニンファリーナの手掛ける仕事の良さが際立っていると感じさせます。

306は1997年にマイナーチェンジが実施され、外観では主にフロントマスクの意匠が変更を受けました。当然カブリオレも同様に変更。特にハッチバックやブレークは307へ引き継がれる直前の最終型はカラードバンパーやカラードサイドモールが標準採用となりました。

しかし、カブリオレだけは最終型となってもカラードバンパーやカラードサイドモール変わらずブラックのモールを採用していました。

推測ですが、こんなところにピニンファリーナのこだわりがあったのではないかと、つい考えてしまいます。

最後に306カタログからとても素敵な一枚。

306カブリオレから颯爽と降りる女性の姿はカッコよくて画になりますが、街中で屋根をオープンにして走る姿もまたカッコよさを感じますね。

結論。306、やはり名車だと思います(^^)

（※画像は一部を除いて拝借しました。）

※306カブリオレのTVCMを２本見つけたのでどうぞご覧ください。N３（前期型）はレイ・チャールズ氏出演。