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2017年05月06日

祝C4ピカソ日本販売10周年! ~カタログから初代C4ピカソを振り返る~

祝C4ピカソ日本販売10周年! ~カタログから初代C4ピカソを振り返る~ 2006年にクサラピカソの実質的後継モデルとしてC4ピカソがヨーロッパでデビュー。

初代C4ピカソの美点は何と言っても、開放感ある広いグラスエリア、そして他の何にも似ない個性的デザイン。

シトロエン社の企業理念でもある「前衛」と「革新」に則った、実にシトロエンらしいMPVモデルとして、強く興味を惹く対象となりました。

さて、ヨーロッパのデビューから遅れること翌2007年5月に日本で販売を開始しました。早いものでこの5月でちょうど10年が経つわけです。

というわけで、初代C4ピカソ現オーナー・元オーナーの皆さん、おめでとうございます!(^^)!  皆さまとともに、C4ピカソ日本販売10周年を祝うことにしましょう(^^)/

初代C4ピカソについては、当ブログではこれまでに幾度となく記してきました。今回は少々趣きを変えて、個人的趣味でもある自動車カタログから振り返ってみたいと思います。

これまでに集めた初代C4ピカソカタログを並べてみました↓↓

特別限定モデルも含めれば、日本仕様は確認できるだけで6種類のカタログ。


2007年7月発行カタログと2008年7月発行カタログ。一見すると同じ表紙でも、中身は異なっています。

販売開始当時は“Exclusive(エクスクルーシブ)”のみのモノグレードで362万円。2008年2月には廉価版“2.0”が追加販売。

27万円安の335万円の売価。装備がかなり簡略化されるなどで買い求めやすくなりました。
(参照: C4ピカソ1の「エクスクルーシブ」と「2.0」は結局どちらが買いなのか

当時のボディカラーラインナップ。

 オーアノディゼ・ビュルラ・イカール・グリアルミニウム・グリフェール・ノチオラ・ノアールオニキス 
以上7色。


2008年7月には日本販売1周年を記念した“1st Anniversary Edition”の特別仕様モデルの販売。

アルカンターラシートに専用“Brun Show Rouge(日本名:ショールージュ)”のボディカラー。さらに40台の台数限定での販売で、エクスクルーシブよりも48万円高の410万円での販売!


2009年2月には、BMW製エンジン(テンロクターボ)への搭載エンジン変更。(2010年1月発行カタログ)


ダウンサイジングが当時の流行りで小排気量化の波がグループPSAにも押し寄せたわけです。

当時のボディカラーラインナップ。

「ビュルラ」と「グリアルミニウム」が廃色となり、変わって、「ルージュルシフェール」と「ブルーキャノス」が追加。


2010年4月には、価格改定実施。(2010年4月発行カタログ)。私が購入したのは、この価格改定後のタイプ。この頃シトロエン社は企業CIが変更となり、カタログは丸みを帯びたダブルシェブロンに変更。

当時のボディカラーラインナップ。

「イカール」、「オーアノディゼ」が廃色となり、「ブランヒッコリー」が追加設定。イエローストーン・フルレザーシートのオプション取扱い再開。
(参照: 意外に希少C4ピカソ1 Ph.1のブランヒッコリー


2011年2月にはフェイスリフト実施。(2011年2月発行カタログ)

フロントライトはウィンカーがクリアとなり、バンパーデザインが小変更。シート表皮はモケットからハーフレザーへ変更。ボディカラーラインナップは2010年4月価格改定時と変更なし。


2012年6月、“Limited Style”という特別限定モデルの販売。価格据え置き(349万円)ながら、17インチAW、カタログモデルとは異なるブラックカラーのハーフレザーが特別装備。ちなみに、C5にも同様の特別限定モデルが同じタイミングで販売。

日本仕様だけでは物足りない?ので、10周年を記念して海外仕様カタログもご紹介(^_^;)



コチラはイタリア仕様カタログ。中は写真を大きく多少し、少しの解説だけの簡易なもの。シトロエンイタリアが発行したおそらく2006年デビュー直前のプレカタログか。


コチラは2007年10月発行のフランス仕様5シーターカタログ。


日本には5シーターは導入されませんでした。“Blue Tivoli(ブルーチボリ)”のボディカラーはボディに映えますね。見馴れない分、却って新鮮です。

コチラはボディカラーラインナップ。

5シーターのみの“Blue Tivoli(ブルーチボリ)”と1stアニバーサリー専用色“Brun Show Rouge(日本名:ショールージュ)”以外はすべて日本にも導入していましたね。


コチラは2009年3月発行のフランス仕様カタログ。

同じカタログより・・・

イエローストーンレザーシート仕様ですが、このアングルは日本仕様カタログにはないもの。オプションでプラス63万円もしたので、載ることがなかったのでしょうね。


コチラはイギリス仕様SWB版“C4ピカソ”特別仕様モデル“LOUNGE”のカタログ。


通常は5名乗車ですが、後席がセパレートとなっていて4名乗車のフルレザーという豪華で贅沢な仕様! 

このような仕様がつくられたということは、それなりに需要が見込めたということなのでしょうね。イギリスだけなのかは不明ですが、かなりレアな存在ですね。

…と、ここまで駆け足でご紹介してきました。初代C4ピカソは個性が強いながらも、シトロエンらしさ溢れるモデル。

初代C4ピカソの魅力に強く惹かれ、5年に亘って8万キロ超を共にしました。初代C4ピカソの美点はひと言では言い尽くすことはできません。初代C4ピカソオーナーだったことに誇りを持っています。

今や2代目C4ピカソを所有していますが、コストカットは各所でかなり気に目につきます。初代は開発に惜しみなく投資したモデルではないかと強く感じます。10年が経ち、初代C4ピカソは名モデルと言って間違いはないでしょう(^^)v
ブログ一覧 | フランス車カタログ | 日記
Posted at 2017/05/06 16:41:33

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この記事へのコメント

2017年5月6日 17:26
こんにちは!
もう10年ですか。早いものですね~。
うちのピカソはまだ3年半、まだまだ元気です。
そう言えば前期顔のルージュルシフェールって有ったんですね。でも見たこと有りません。私としては前の赤の方が好きなのですが・・・。
ショールージュが普通に選べたら迷い無く選んでいたと思います、阪急電車色!(笑)
コメントへの返答
2017年5月6日 18:29
こんにちは(^^ゞ

初期型だとそろそろ10年目突入の車両が出てくるわけですよね。

我が家は早々と降りてしまいましたが、所有している間はとても充実したカーライフでした。

>前期顔のルージュルシフェール

ブランヒッコリーに次いでレア度高いはずです。探せば出てくると思いますよ^^;

>阪急電車色!(笑)

なるほど、そう来ましたか! さすがです(笑  ショールージュは日本国内に40台しか走っていないので希少性はかなり高いですね♪
2017年5月6日 18:20
こんにちは。

10年経っても色褪せないデザインだなぁと思います。
未だに駐車場でジ~って見られることが多いですし・・・(^_^;)

ボディーカラーを決める際に、
「イメージカラーのオーアノディゼ!」って言ったら
妻が「え~!」って言ったのを思い出します。(^^)







コメントへの返答
2017年5月6日 18:39
こんにちは^^;

おっしゃるとおりで、とても10年も前のデザインとは感じられません。まさに先を見据えたデザイン設計なのでしょうね。

私が購入する際に「オーアノディゼ」はすでにカタログ落ちしていて選ぶ余地がありませんでした。C4ピカソのイメージカラーとして存在感ありますよね^^;
2017年5月6日 21:23
運転手です。
どさくさに紛れてC4も祝っておきます(^^ゞ
コメントへの返答
2017年5月6日 21:58
こんにちは(^^)

C4ピカソはC4の派生モデルなのでほぼ同時期デビューですね。C4も祝10周年。おめでたいことです♪
2017年5月6日 22:50
思い起こせば東京モーターショーで一目惚れ、「ミニバンを買うならこれだ!」と思いつつ、ひょんなことから中古で見つけたビュルラな我が家のピカソ。新車登録から10年4カ月、我が家に来てから7年が経過しました。オドは137000kmを超えました。
未だにこのデザインはお気に入りですね。あっちこっちとくたびれていますが、もう少し元気に走りたいと考えてます。
コメントへの返答
2017年5月7日 6:11
こんにちは(^^)

初期の個体はすでに10年経つわけですよね。早いものです。

ビュルラは初期にあったボディカラーでルージュルシフェールほど明るくなく、ショールージュほど濃くはない絶妙な加減のきれいなカラーですよね。

前衛的なデザインはシトロエンならではですよね(^^)
2017年5月6日 22:52
すみません、製造から10年4カ月の間違いでしたm(__)m
コメントへの返答
2017年5月7日 6:13
ヴィーゴ工場ラインオフから10年以上経つわけですね。とても10年経つデザインとは思えませんよね(^^)♪
2017年5月7日 15:26
こんにちは。
一番初期のカタログを今も大事に持ってたりします w
エクステリア以上にインテリア、特に前席周りのデザインはアクの強いギミックを上手くまとめた傑作だと勝手に思ってます(^_^;
コメントへの返答
2017年5月7日 19:56
こんにちは^^;

オーナーですと、購入時のカタログは大切に持っている場合が多いですよね。

所有し始めたときはインパネ周りの個性の強さに驚かされましたが、慣れてしまえば使い勝手に優れていることに気付きます。先代では標準装備だった左右アッパーグローブボックスが現行では廃されたのが残念に思います(;_;)
2017年5月8日 6:44
おはようございます!
10周年、いい企画ですね(o^^o)
4シートの豪華仕様知りませんでした。
独立とはいえ、後席の3席はちょっと狭いので、
娘達が大きくなったら不満でるかな?

長女もピカソお気に入りで、長期保有の援軍になってくれそうです(^○^)
コメントへの返答
2017年5月8日 18:40
こんにちは^^;

カタログコレクションの紹介にかこつけて10周年記念企画としました(^_^;) 早いですよね。

“LOUNGE”は4シーターでフルレザーシートに18インチ“ATACAMA”、専用フロントグリルまで奢った特別仕様モデルです。

お嬢様がお気に入りであれば、永く乗れますね。ウチも子供がお気に入りなので、永く乗れそうです♪
2017年5月10日 0:46
このところ近所では2代目C4ピカソを目にすることも増えました。おっ!と目を惹きますね。一方で、まだまだ初代もかなり見かけます。たぶんご近所生息数は各所と比べても多いんじゃないかなと思うほどです。こちらは出会うと、お!同世代(^^)と妙な安心感を得ます(笑)
どちらも古びることの無いいいデザインだなと思います。2代目は5シーターも入れたのはチャレンジだと思いますが、いいなと思いますね。
コメントへの返答
2017年5月10日 20:01
現行2代目に替わって2年余り経ちますが、今でも初代を見かけると思わず見入ってしまいます。特に元オーナーなだけに余計に感じるのかもしれません(^_^;)

すべてにおいてブラッシュアップされた2代目は、乗り替えると進化のほどを感じます。特に新世代プラットフォームEMP2は剛性の高さを感じます。

2代目は日本初5シーターも導入しましたが、多人数を乗せる機会がなければ、こちらで十分です。…大家族でもないのに7シーターを選んだ私が言うのは説得力に欠けますが(^_^;)

プロフィール

「@svx-407-c5 さん、チベットスナギツネに似せたのかってくらいに似ていますね(笑 LMに至ってはレクサスで一番儲けていそうです。儲けていそうです。価格設定も正しいのか怪しいですよね(-_-;)」
何シテル?   04/23 22:17
クルマ大好きです。日本車、ドイツ車、イギリス車、イタリア車、フランス車、スウェーデン車などなど。ブログではいろいろなことを記していて、時には違った切り口で記して...
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