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2020年05月16日

DS 9を研究

DS 9を研究

DS 9に触れる前に、DSブランドの成り立ちからおさらいしておきましょう。

C3(第二世代)やC4(第二世代)が登場した時に、それぞれの兄弟モデルとして、DS3やDS4をラインナップに加えましたが、その際に、DSラインとして明確に分けたことがそもそもの始まりでした。あくまでシトロエンブランドでした。

その後、DS5がデビューし、DS3やDS4がフェイスリフトを実施しました。その際に、DSウィングと呼ばれる6角形のフロントグリルを象徴として取り入れ、ブランド化に向けて動き始めました。

この頃、DS3やDS4の表記がそれぞれ "DS 3"、 "DS 4"となっているのですが、なかなか気付きにくいんですね(苦笑

DSはシトロエンから独立して、PSAグループの中では高級ブランドの位置付けとなり、シトロエンとの関係性は完全に薄れつつあります。

少しずつ戦略的にブランド化に向けて時間を掛けながら着実に歩んできたことでしょうし、ブランド化は成功したと言えるでしょうね。

と前置きはこのくらいにして。DS 9です。

ことし2月24日にDSオートモビルズからDS 9の発表がありました。
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  ≪画像は拝借しました。≫
DSブランドとしては最高級のフラッグシップたる堂々としたフォルム。流れるような美しいデザインはまさにクーペそのもの。


なので、一見すると、昨今流行りのファストバックなのかと思うフォルムなのですが、実は独立したトランクを持つ3ボックスセダン。


こういうところに、デザイナーの巧みなセンスが生きてくるのでしょうね。まるでメルセデスのCLSかと思うほどのきれいなデザインですね。

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  ≪画像は拝借しました。(メルセデス ベンツCLS450 4MATIC)≫

セグメントがたぶん異なるので、DS 9は制約があるのでしょうけど、それでも見分けがつかないほどのデザインだと思います。


エクステリアではCピラーの一部(リアウィンドウ横)にはこのような装備が。

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  ≪画像は拝借しました。≫

ウィンカーレンズが備わっているようです! 


これを眺めてすぐ思い出されることは、何はなくともコレですよね↓

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  ≪画像は拝借しました。≫

往年の名モデルDS。形は違っても特徴あるリアウィンカーはDSに倣っているのでしょう。名モデルに対するオマージュを意図しているのでしょうね。

こちらはインテリア。
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  ≪画像は拝借しました。≫
最早フランス車とは到底思えないつくりの超豪華なフロントダッシュボード周り。高級ブランドの名に恥じないものに仕上がっていますね。

こちらはシート。
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  ≪画像は拝借しました。≫
DS3やDS4、DS5にあったクラブレザーシートを思い起こさせるデザインのナッパーレザーシート。ボルドーカラーが美しいですね。

仔細に眺めていくと、ダッシュボード、ステアリング、ドアトリムに至るまで、シートのカラーと統一を持たせているんですね。アルカンターラを使っている箇所もあるとか。相当コストが掛かっていることでしょう。

さて、パワートレインは、DSブランドで "E-TENSE" と呼ばれるPHVが2機、ピュアテックが1機というラインナップ。

PHVの "E-TENSE" は最高出力250HPのFFと、360HPのAWD。
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  ≪画像は拝借しました。≫
11.9kWhの容量を持つバッテリーを採用し、40km程度であれば航続可能だとか。また、時速135kmまでの加速も可能ということらしいので、面白そうです。

上記画像で気付くのですが、充電ポートの外したキャップがボディに触れているのはいただけないなぁ。。。  

DS 9はDSブランドのフラッグシップですが、シトロエンブランドのフラッグシップは何はなくともC6は外せません。

ナンセンスかもしれないのですが、比較してみることに。

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  ≪画像は拝借しました。≫
全長:4,930mm × 全幅:1,850mm × 全高:??mm ×ホイールベース:2,900mm

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  ≪画像は拝借しました。≫
全長:4,910mm × 全幅:1,860mm × 全高:1,465mm ×ホイールベース:2,900mm

調べてみて初めてわかったのですが、ディメンションはほぼ同サイズなんですね。ロングホイールベースですから、後席はゆったりとしていることでしょう。

DS 9はやはりC6の後継という位置付けなのかとも想像できるのですが、やはり気になるのがあのモデルの存在。
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  ≪画像は拝借しました。≫
CXperience。言うまでもなく、かつてのシトロエンフラッグシップCXを彷彿とさせるコンセプトモデル。

C6生産終了以降、シトロエンからフラッグシップモデルが途絶えて久しいですが、期待したいところですね。

最後にまとめとして。
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  ≪画像は拝借しました。≫
DS 9はDSブランドのフラッグシップモデルであって、位置付けとしてはPSAグループの最上級なのでしょう。世界戦略モデルでもあることでしょうから、高額モデルが歓迎される市場にとっては必要とされるモデルのはずです。大いに期待したいですね。

※DS 9のプロモーション動画を見つけたのでどうぞご覧ください。

ブログ一覧 | シトロエン | 日記
Posted at 2020/05/16 11:07:26

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この記事へのコメント

2020年5月16日 11:33
DS9 魅力的です。出ても高くて買えないけど。
C6の後継はCX、カクタスの後継はGSという情報もありますが今後の展開が楽しみです。
コメントへの返答
2020年5月16日 20:10
こんにちは。
DS9はフラッグシップということを考えると、C6と同等以上の販売価格となりそうです。日本で果たして商業的に成り立つほどの実績が挙がるのか興味深いところです。

シトロエンは過去に囚われないようでいて、実は過去に対する敬意を忘れません。そうしたことからも、展開に期待できそうですし、楽しみですよね。
2020年5月16日 12:16
ボンネットセンターのデザインがちょっと気に成ります

あと、落ち着きすぎているイメージです

個人的にはC6が好きです!

失礼いたしました
コメントへの返答
2020年5月16日 20:19
こんにちは。
このデザインの加飾はDS5のサーベルナイフを彷彿とさせるもので、ボンネットを縦に貫いているのが最大の特徴ですよね。

C6の後継モデルではないはずですが、シトロエンが3ボックスセダンのフラッグシップモデルをつくるとこのようなイメージになるのかなぁと感じさせますね。
2020年5月16日 22:29
DS9のプロモーションビデオ面白かったです。この車かなりスタイリッシュでアバンギャルドなところを狙ってるんですね。カッコ良すぎですね。
DS9着こなしたらメテャいいです、
コメントへの返答
2020年5月17日 0:52
こんにちは。
このビデオですが、DS 9のイメージを短く巧くまとめてあってわかりやすい仕上げになっていると感心させられました。

DS 9は乗り手を選ぶ車だと思います。上手く着こなしたいですね。

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「C5エアクロスで初の上京。走行途中、富士山🗻を拝むことができました。富士山ってやっぱり偉大よね😊」
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