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イイね!
2020年05月07日

ホンダとBLの共同開発車両

COVID-19で外出ができないため、この連休中はずっと自宅の片付けに追われていました。

古新聞もいくつか出てくるのですが、今から37年前の1983年(昭和58年)4月7日の地元紙から。中の記事に目が釘付けになりました。それがこちら↓
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英国BL(ブリティッシュ レイランド)社とホンダ社とが新型車開発に向けて正式に契約したとの報道です。

記事中にもあるとおり、1979年(昭和54年)にはすでに業務提携が進められており、両者は良好な関係にありました。

「1985年中には両社で新型車の相互生産・販売を開始する」という記載があります。関係が緊密にあることを窺わせる内容ですね。

これはいつも思うことなのですが・・・
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  ≪画像は拝借しました。≫
アコードエアロデッキやワンダーシビックといった1980年代半ばのホンダ車が、イギリスを起源とするシューティングブレークのデザインなのは、少なからずBL社との業務提携に影響があるのではないかと思っています。

正直申し上げて、BL社のことや旧いイギリス車のことは不勉強なことが多くて、詳しくは知り得ておりません。その辺りのことは皆さまの方がよほどお詳しいかと思いますので、お任せします(苦笑

記事は最後に次のとおり締めくくっています。

>生産車種は明らかにされていないが、排気量二〇〇〇ccクラスの乗用車となりそう。
(引用終了)

これはおそらくこのクルマのことですよね。
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  ≪画像は拝借しました。≫
ローバー スターリング827

一方、当時のホンダの最高級車。
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  ≪画像は拝借しました。≫
ホンダ レジェンド(初代)


ホンダにとってクラウンやセドリックのような高級車は欲しかったけど、高級車づくりにノウハウがないので、BL社の高級車づくりのノウハウは喉から手が出るほど欲しかったはずです。


一方、BL社にとっては経営難で新車開発費はないため、少しでも費用を安く済ませて新車開発はしたかったはずです。


そこで、両者(社)の思惑が見事に一致し、兄弟の関係のクルマが生まれたのでしょうね。


今やローバー社はすっかり消滅してしまいました。この記事を見るにつけ、自動車メーカーを取り巻く環境は厳しいものだということを改めて知らされた思いです。

※ローバースターリングのTVCMを見つけたのでどうぞご覧ください。

ブログ一覧 | イギリス車 | 日記
Posted at 2020/05/07 23:08:59

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この記事へのコメント

2020年5月8日 1:17
上の画像にある3世代目のワンダーシビック・5ドアシャトルに、2台乗り継ぎました。最後のCVCCエンジン搭載車です。このシビックのセダンベースかどうかは定かではありませんが、1.5L と 1.6L エンジンを積んだコンチェルトというセダンモデルがありました。コンチェルトの上位モデルには本革シート仕様もあり、小さな高級車でした。恐らくホンダ版バンデンプラなのではないかと思っています。
コメントへの返答
2020年5月8日 21:09
こんにちは。
80年代のホンダは特に良いクルマを作っていたように思います。英国車の影響は大きく受けたのでしょうね。

コンチェルト、ありましたね! 仰せのとおりレザーシート仕様もあり高級車然としていました。やはり英国車の影響は受けていますよね。

あと、アスコットというモデルもありました。英国の地名に由来していますし、ホンダにとっては英国は切っても切れない関係だったことがよくわかりますね。
2020年5月8日 20:13
高根沢産の827があると風の噂で聞いたことがあるのですが、果たして…

コンチェルトはMA1から3まで、友人のクルマ探し(すべて別人)を手伝ったことがあります。
コメントへの返答
2020年5月8日 21:11
こんにちは。
高根沢産の827が存在するのですか! wikiによると、初期モデルは狭山産だったとの記載がありますが、また別に存在するのでしょうかね。

黄金獅子さんにとってコンチェルトは縁があるのですね(^^♪
2020年5月10日 7:01
おはようございます。
ホンダとの直接の提携関係がないモデルですが、ローバーのコンパクトカーである114にちょうど昨日出会いました。しかも初期型で、まだ日本で走っていることに驚きました。

80年代から90年代初期くらいの大衆モデルって案外維持が難しく、しかもミニでもない(ただの)ローバーなら、国内で乗り続けることがたやすくないことは想像に難くありません。よほど愛着があるオーナーさんなのでしょう。

とにかくコンパクトで、ちょっとクラシカルな雰囲気が実にいいものでしたね。同時代のAXなどとも違った魅力があります。
コメントへの返答
2020年5月10日 11:03
こんにちは。
114と言いますとメトロの時代でしょうか。懐かしいです。ほとんど見かけなくなりましたが、未だ現役で走っている個体もあるのですね。

ミニの方がメジャーでコアなファンも多いので、114を維持所有し続けるオーナーさんは愛着をもっていらっしゃるのでしょうね。

上級の200シリーズも好きでした。AXや205、フィアット ティーポ、アウトビアンキY10など国によってもブランドによっても考え方が如実に反映されていて興味深くも面白かったですね。

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