注)特定の車名が出て来ますが、その存在を否定する物ではないことを、
最初に断っておきます。
フィクションとして軽~く読んで下さい。
周りの状況を把握できなくなった人間が運転するのは、
とても恐ろしいことだと思います。
アクセルとブレーキの踏み間違え
左右後方の不確認
分離帯がある道路での逆走
そんな事故を見ていると、やけにプリウスの事故が多いと思うのは気のせい?
まあ、売れている車だから、必然的に事故の確率も多くなるんだけど、
果たしてそれだけか?
プリススのシフトレバー
(画像はネットから拝借)
一見すると、いかにも先進的なたたずまいで、これだけ見ると
「今時の車だね」
としか思いませんが・・・
実際に乗って操作してみると「ん?」と、思う事が。
元々オートマチックなんて、パドルシフトを例に挙げても分かるように、
ボタンだけでも変速できる物なのですが、
何故未だにシフトレバーの形状を残しているかというと、
人間、今シフトがどこに入っているか?直感的に分かることが必要だからなんですね。
奥に入れたらパーキング、手前に引いたらドライブ。
それさえ分かっていれば、身体が覚えちゃう。
しかしこのプリウスのシフトは、ほぼスイッチ。
ドライブレンジに入れても、リバースレンジに入れても、
シフトレバーの位置は中心に戻ってしまう。
そのうえ、パーキングはシフトレバー上のただのスイッチ。
自分の腕を動かして「入れた!」と言う感覚が薄いので、違和感バリバリ。
そして、ギヤの入っているのを確認するのはセンターメーター内の表示を確認しないと分からない。
こんなもん、それまでアナログな車に数十年乗ってきた老人が、
ちゃんと操作系を理解できるとは到底思えない。
それなのに、「燃費が良いから」「エコですから」「簡単なのですぐに慣れますよ」
と、車はトヨタ!と言う高齢者にバンバン売りつける。
ディーラーの考え方にも問題があると、僕は常々思っています。
そもそも、ディーラーの甘言に乗ってハイブリッドカーを選ぶ時点で認識能力が低下しているんだから、その辺りのことも考えてやれよ。
結論。
老人にプリウスを売るな!
70歳以上のドライバーにはMT車しか売らないようにしろ!
これだけでも、高齢者の事故は減ると思う・・・
と言うか、断言できるわ。
まずい!と思ったら、まずクラッチを踏めば慣性ぶんの力量しか無いんだから、
アクセル踏みっぱなしで人の山に突っこんでも被害は減るでしょ。
ブレーキとアクセルの踏み間違え
今の高齢者事故で数多く報道される事故ですね。
昔からある事故ですが、何故こんなことが起きるのでしょうね?
これは高齢者に限らず、何かあるとパニック状態になってしまう中高年の女性
俗に言う「おばちゃんドライバー」にも多いとか。
プリウス事故が多いのも、あのどこに入っているんだか直感的に分からないシフトレバーが事故の原因を作っているように思えてならない。
僕からしたら「あり得ない」間違いですが、自分も70歳を過ぎたら同じになるんだろうか?
ちなみに、うちの母親は74歳のときに免許証を返上しました。
70歳頃に
「ばあさんの車(R2)、娘にやるから」
と、言ったときは、ブチ切れして(笑)精神的に不安定になったので、
その後は触れないように共用させていたのですが、
一度、路上駐車したときにパーキングレンジに入れるのを忘れて、
Dレンジのまま車外に降り、スルスルと車が前に進んで(当然ですね)、
前に駐まっている車にキッスした事件があり、
自分から「免許返すわ」と、言い出しました。
そんな母親も、昔は僕が乗っていた初期型アルトワークスをお出かけ車に使っていました。
半クラが多すぎて、3万キロも走ったらクラッチ板交換になったのには驚いた(笑)
その後、三菱のミニカに入れ替えたのですが、最初はATに拒否反応を示していた母親も、慣れると軽トラのMTを運転することも嫌がるように(笑)
人間、一度楽を憶えると、後戻りは出来ないようになっているのかもですね。
現在の車は安全装備にお金を掛けていますが、
それが付いていないと売れないと言う風潮はどうよ?
で、その安全装備を勘違いして「自動ブレーキが効かなかった!」と、文句を言う。
自分で操作しているという感覚が希薄で、
「乗せられている」感が強い。
命を預ける物なんだから、乗り手も売り手も意識改革が必要だと思うんだけど・・・
こんな事を言っても、偏屈オヤジの戯言にしかならないのは、
流行って売れるなら何でも良いという風潮の社会が悪い。
僕は悪くない!・・・はず?(笑)