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最近、車の横転する事故を良く目にします。

大抵はトレッドの狭い軽自動車や、背の高いワンボックス車なので、
「やっぱり軽だからか」とか、「背の高い車だから」とか捉えられているのかも知れません。
エブリイとかの軽ワゴンなんて、いかにも横転しそうな姿ですよね。

けど、本当にそうなのか？

横転事故のほとんどは、ドライバーの運転スキル......
と言うより、車の荷重移動を理解していれば回避できたような気がするのです。

ちょっと適当に描いたので、下手クソなのは気にしないでもらって（笑）

良くある、直進している車の後部に、横から来た車が衝突した状況。


当然、リヤを左からぶつけられた車は、お尻が右に押されます。


以前見た事故動画では、ぶつけられた車が乗用車で（たしかフォレスター）、
いくらSUVで重心が高いと言っても、軽自動車なんかより横転の可能性は低いはず。
けど、その車は見事に横転。

何故か？（SIRAKOBATO860さんも、何シテル？で言及されていました）

左後方にぶつけられた瞬間、そのフォレスターはブレーキランプが点灯。
と、同時にステアリングを左に切っていました。

自転車やバイクに乗っている（いた）人なら分かると思うのですが、
ブレーキを掛けながら左にハンドルを切ると、自転車は右に倒れますよね？
それと同じです。

車がブレーキを掛けると重心が前に行き、後ろ側の荷重が抜けて不安定になります。
当然、左からの衝突の力に踏ん張ることが出来ず、押されるがまま。
そんな風に車体の後ろ側が右に押されているときにハンドルを左に切ったら、
内側が浮いてしまうのは当たり前でしょう。

じゃあ、どうすれば横転を回避できたか？

ドリフトやっている人や、雪国で滑るのが当たり前の人なら分かると思います。
そう、リヤが右に押されたら、逆ハンドルを切って押された力を前に逃がせば良いのです。

そうすることで、横転の可能性はかなり低くする事が出来ると思います。
まあ、横転せずに前進することで前の車に追突したり、今度は違う危険が生じる可能性はあるんですけどね。
そこら辺は、制御が出来る状況を作れたのだから、それを活かすしか無いのです。

雪国を走っていたら、直進しているときに轍にタイヤをとられて、
いきなりお尻がどちらかに滑るなんて日常茶飯事。
そんなとき、車の頭がどちらかを向いても、慌てずお尻の向いた方向にハンドルを切って車輪を元々の進行方向に向けて上げれば、スピンする確率は減ってくれます。
これは、僕ら世代のようにFRで雪道を走っていた人間には、テクニックと言うのもおこがましい、ごく自然な反応なのですが、
運転し始めた車がFFや4WDのドライバーは、北海道の人でさえ逆ハンドル（カウンター）を当てるという概念が無い人も多いです。
とにかく、車の挙動が乱れて驚いたら、即パニックブレーキって人が多いんじゃ無いかな？

北海道人でさえそうなのだから、今までリヤが滑って車の頭が想定と違う方向を向くなんて経験をしたことの無いドライバーに、
「逆ハン当てろ」なんて言うのは無理なんでしょうねぇ。

まずは、ビックリしてパニックブレーキを踏むって事を抑えられれば良いのだけれど。
それから、μの低い凍結路でも走る機会を作って各自練習できたら、
「なんでそこで横転する？」
なんて事故は減るような気がします。

まあ、それ以前に、ボーッとしてたり、飲酒運転だったり、ながらスマホだったり、
わざわざ車にぶつかって行く事が無くなれば良いんですけどね。

おかしな事故が多すぎる。

福岡での車の火災がニュースになっていました。

4歳と2歳と0歳の子供を車に残し、6歳の子供と共に買い物をしていたら、
4歳の子供が車載の発炎筒を弄くり発火。
幸い、その子供が親を呼びに行き、痛ましい事故にはならなかったとか。



この動画のコメ欄を見ても、色々な考えがありますね。

と言うか、「発煙筒」と書いている人が多すぎ。
狼煙じゃないんだから、煙を上げてどうするよ？
夜間に事故って煙を上げても意味ないだろ。

あと、自信たっぷりに
「俺のプリウスついてないもん」
って書いているヤツがいたな。
車検通らんだろ(-_-;)

発炎筒は無くても「停止表示機材」（三角板、停止表示灯（紫色回転灯））があれば車検に通るって書いているヤツもいたけど･･･
それは「義務」なので点数は取られないけど、車検に通るかは別なんだよなぁ。


この事故については色々な意見が出そうですね。

そもそも子供を車に置いて買い物をするな！とか、
そんな危険な物を車に積んでいるのが間違いだ！とか。

○子供には「これは絶対に触っちゃダメ！」と、教えておくのが最善？

これ、運転手自身が発炎筒の存在や使い方を知らないってのが多そうだしなぁ～。
さっき書いたプリウス乗りの例もあるし。

○危険だからLED信号灯にする。

これは僕もアルトに積んでいますが、年に一度は点灯を確認しないと、
いざという時に使えないなんて事もありそう。
最初から付いている発炎筒も使用期限があるので、
そのために車検で確認しているんですけどね。

ただ、危険だから･･･って言うのは、昔、子供が車の中でライターを弄くり火災が起きたときと同じように、
「危ないから注意する」という基本をすっ飛ばして、
使いにくくても安全を優先！なんて意見に変わりそうなんだよなぁ～･･････

自分で使っている車への無関心さや、危険の認識。
子供の教育方法や車内放置の危険性を横に置いて騒ぐ人が増えそうだ。

これって、先進安全装備の充実と何か被りません？

事故が怖いからと、機能で事故らせないようにする。
怪我が怖いから外で遊ばないようにする。

う～ん、ただただ過保護で危機感の無い人間が育つだけのように感じるのは、
僕だけなんでしょうかね～？

天気予報通り、朝起きたら雪が積もっていました。

時期が時期なので北海道と言えど気温が高く、
水分を含んだ重たい雪。

いわゆるベチャ雪って言うやつですね。



玄関を開けて外を確認しますが、除雪をしなければならないほどでは無い......

と、思ったら、自宅から出る所に除雪された雪が40cmほど山にされていて、
今年初めての除雪作業をすることに。



周りの家が手で雪はねしているのに、贅沢でゴメンね？


今日は朝から母親の通院。
ちょうどみんなが出勤する時間。

走り始めてすぐ、大型のトレーラーがスタックしているところを通ります。
あんなホイールローダーで引っ張れるんだろうか？


そこを過ぎてすぐ、道路縁にに落ちているハイエース？


一緒に停まっている白いの、ハザードくらい点けろや。
まあ、あのLEDウインカーランプって普段でも見えにくいから同じか。


街中を走っても、まだ除雪の準備が間に合っていないのか、
道路の中心や車の走っていないところはコンモリと山になっています。


こうやって雪が積もっても、気温が上げればすぐに融けるのですが、
雪の降り始めは、いくら降雪に慣れた北海道人でも、
雪道の感覚を取り戻すまでは無理できませんな。

今の時代、皆さん色んな事をツイッターなどで発信して、
それを読んだ人が共感したり文句を言ったりして盛り上がっている訳ですが･･･

発信する人も、それを読んで感想を返す人も、
ちゃんと保険会社のシステムを理解してから書き込んでいるのかな？
なんて思ってしまいました。

例えば、相手方が一方的に悪い、100:0の事故でのこんなツイート（一部抜粋）

「～～相手方保険会社の損保○ャパンから連絡があり、修理費も全額払わないが、買い替えにかかる費用も払わないと連絡がありました～～」

これだけ読むと、なんて酷い会社だ！なんて思ってしまいますよね？
実際、リツィートしている人も、当然被害者への同情や励ましばかり。
あと、保険会社への文句と。

被害者さんは色んなパーツも付けているので、同じ物を付けるとなると膨大な金額になるとも言っていますし、ぶつけられる前の状態に戻して欲しいのは人情ってもの。

ただ、ちょっと待って！
ツイッターに上げられている写真を見ると、ぶつけられたのはかなり前の軽自動車。
それも会社名義の営業車だと。
損害に対する評価額も、多分良くて20～30万円ってところか。
下手したらもっと低いかも。

多分、車の評価額では修理代にも満たず、
全損扱いで支払われる金額では納得いかん！
って事なんだと、僕は理解しました。

それを元の状態に戻してくれ！と言うのは無理と言う事は、
保険を使ったことのある人なら分かると思います。

リツイートする人も、保険会社には失望した！とか書くばかりでなく、
ちゃんと保険のシステムを教えてあげれば良いのに。
それが分からない人ばかりだったのかな？
確かに保険屋の担当者によっては誠意の感じられない奴、いますからね。

これが、保険屋を一切介入させないで相手とやり取りするのなら、
もしかすると何とかなる可能性もあるかもしれませんがね。
保険屋が介入した時点で、車の評価額で話が進むのは当然です。
相手が任意保険に入っていなかったら、その請求すらも出来ないかも知れない。

もし出た金額で納得がいかず、保険屋では話にならないからと言って、
一度印鑑を押して話が終わった後に、加害者に足りない金額を請求したら恐喝罪ですからね。

実際、僕も相手が100％悪い事故で廃車になりましたが、
中古相場で120万円で売られている車であっても、
車の評価金額は70万円。
修理代は90万円。
追い金20万円払ってまでフレーム修正する気もなかったので、
その時は安い中古車を買いましたが。

僕も当然文句を言いましたよ？
「同じ車を探してこい！」とか、
「同じ年式の中古車を買える金額を出せないのか？」とか。
まあ、保険屋が間に入っている段階で無理だと言うことを思い知らされましたが。
それで満足出来ずに加害者に追加分を請求したら捕まるよ？って事を教えられたのもその時。
相手方の保険会社では無く、僕の加入している保険の担当者にですが。
僕がぷりぷり怒っていたので、何かやらかすんじゃ無いかと心配だったらしい（笑）

まあ、保険屋が少しでも余計な金額を出したくないのは当たり前。
いくら怪我が無くても、事故で得することは絶対に無いのです。

夕方に買い物を頼まれて、どうせだからラーメンでも食べてこようと車へ。
「さむっ！」
アルト君のキーを持っていきましたが、急遽変更してエクリプスクロスに。
と言うのも、やはり軽自動車。
気温が超低いときは寒くて(^_^;)

風が当たっていると、車外温度は-13°。
サイドミラーも白く凍っているので、
今期初めてのサイドミラーヒーター使用。

で、10数キロ先の街まで車を走らせていたら、前方の車に追いつく。
シルバーのトヨタ・アリオン。ジジイか？
速度制限無しの道路なんだけど（60kmってことです）50km/hくらいで走っているので、躊躇せず追い越ししたのですが･･･
あ、車間距離は全く詰めていませんよ？念のため。

速度差が20km/hはあったはずなのに、その車はまだ真横。
そう。
僕が追い越しに掛かったタイミングで、一緒にアクセル踏んで速度を上げたんですね。

対向車もいなかったので、僕もアクセルを踏み足して追い越しました。
当然、路面は一面圧雪が凍って結構滑る状態なので、
一般的な速度域は超えています。
その後もそのスピードをキープして走って行くと、
付いてくると思ったその車は、また先程くらいの速度へ。

いやいや。
これ、昔なら車止めて文句を言いに行く状況ですよ？
僕も歳なので、そんなことはもうしませんが。
それに、追いつかせてやろうと減速しても、
全然近付いて来ませんでしたしね。

これ、幾ら相手が不条理な事をしたのが原因で文句を言いに行っても、
相手のドラレコに記録されるのは、僕が文句を付けたという状況だけ。
僕のドラレコには、一緒になって加速している横の車なんて写りませんしね。

いつも思うけど、煽り運転のドラレコ動画とかがネットに上がっていますが、
あれって自称被害者が、煽られる前にどんな運転をしていたかなんて分からない訳で。

確かに「煽る」という行為は、何があってもダメだと思います。
けど、今回のような感じで、煽られた車が原因を作ったって事は、
少なからずあると思うんですよねぇ。

あ～、むかっ腹立った。

で、ラーメン屋に向かうとすでに車を駐める場所は無し。
まだ短気が治まらなかった事もあって、
頼まれた物を買って、すぐに帰って来てしまいました(^_^;)

しかたがないので、例のレンジでチンするラーメンを食べて溜飲を下げたとさ（笑）

マルちゃん「正麺」味噌味
冷凍してあった長ネギを少しだけ細く切り、
ロースハムのみじん切りを載せて加熱。


更にハムを載せて、美味しく頂きました(^^)



お腹がいっぱいになったら、

「何でさっきはあんなに腹が立ったんだろう？」

と、賢者モード（笑）

みなさん、短気はいけませんよ～(^_-)